二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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大空に響く時空音—REBORN—
日時: 2010/05/02 14:10
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—ボンゴレⅩ世—

—お前に唯一の夜空を見せよう—

—俺の、夜空を—


今回は初代時代〜ツナの時代まで書こうと思います!
原作ムシですので、御願いします!


登場人物設定

・神崎 夜
初代夜空の守護者。
ジョットとは親友だったり。
容姿:黒髪に黒目。結構中世的な顔立ちでカッコいい系。
武器:銀色の銃剣
属性:夜空の炎《支配》


・頑張ります!

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Re: 大空に響く時空音—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/02 14:14
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

プロローグ


ある春の日だった。

彼女は桜の木下で、黒い服を着て同様の色のマフラーを首に巻いていた。
銀色に輝く銃剣は、日光によって光り輝いている。
村人が言う。

「あの・・・彼方は?」

綺麗すぎる顔立ちを、その村人へ向けた。

「私は、只の旅人です」

そう言って、顔を桜へと戻した。

Re: 大空に響く時空音—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/02 14:24
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 夜叉桜


夜のことだった。

俺は何時もどおり、Gと話しこんでいると、一人の少女が銀色に輝く銃剣を携えながら、村を歩いていた。

「・・・G・・・アイツは?」
「ああ、何でも、旅人だそうだ」

少女は月へ視線を移し、しばらく月を見ていた。

「居たぞ!」

そこに。

一人のスーツを着た男が少女にナイフを持ちながら突進してきた。
「「!」」
間に合わない——。

—ガキィィンッ

金属の音が鳴り響いた。
ナイフは地面に突き刺さっていた。

—ガチャンッ

「殺されたくなかったらこれ以上渡しに関わるな」

少女は銃剣を男の喉下に付きたて、そういった。
まるで氷のような冷たい声だった。
「クソッ」
男は去って行った。
彼女は銃剣を携え、去ろうとした。
「オイ!」
Gが少女を呼び止めた。
彼女は立ち止り、振り向く。

整いすぎている顔立ちに、黒い瞳黒い眼。
闇のように深く、夜空のようにきらめいていた。

「お前何者だ」
「——恨まれてる旅人だ」
そう言って、悲しそうな瞳を向けた。
「G、止めろ」
「何でだ、プリーモ」
「・・・」
俺は黙る。
彼女は黒い手袋を嵌めた。
「・・・——私は、あるマフィアに狙われてる——それくらいしか言えない」
そう言って、彼女は笑った。
凄く綺麗な笑みだった。
「じゃあね」
そう言って笑った。

「お前の名は・・・?」
「神崎、夜」

夜の桜が、風で舞い上がった。


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