二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- キノの旅—the Beautiful World—【短編集】
- 日時: 2010/05/06 19:27
- 名前: 雲丹 ◆HCrIwjIY4M (ID: Coc0ZMxQ)
- 参照:
世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい
——The world is not beautiful.Therefore,it is.——
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このサイトで「日和学園」を書いています
よかったらそっちも見に来てみて下さい♪
このキノの旅の内容は私が考えたオリジナル短編集です
本当の作者の話しも参考にする場合もあります
そのため更新が遅れる場合がありますが温かい目で見て貰えると嬉しいです^^
†読む前の注意†
・コメント当は大歓迎ですので良かったら下さい
・荒らし&チェンメは固くお断りしています
・一部表現で少しグロが入る場合があります。駄目な人は戻るようにして下さい
注意をよく読みましたか?
それではキノとエルメスの二人の旅をお楽しみ下さい
キャラ一覧>>1
*本編*
プロローグ「旅の理由」>>2
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- Re: キノの旅—the Beautiful World—【短編集】 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/06 18:58
- 名前: 雲丹 ◆HCrIwjIY4M (ID: Coc0ZMxQ)
*主な登場人物*
*キノ
本作の主人公。エルメスと世界中を旅している
基本的に1つの国に3日間しか滞在しない。旅の目的は特に無い
白いシャツの上に黒のジャケット、更にその上に初代キノの茶色いコートを羽織っている。黒い短髪に大きな瞳の整った精悍(もしくは端整)な顔つきをしており、凛々しい少年とも思われやすいが、実は少女
一人称も「ボク」である為、よく間違われる
武器の扱い、戦闘術に優れている
特にパースエイダーの才能に優れ、あらゆる銃器を使いこなし、射撃技術も卓越している
パースエイダーの扱いには段位があるが、キノは4段の黒帯。又、ナイフを使った体術などもできる
冷静沈着で鋭い洞察力を備え、口数が少なく、また淡々とした口調で冷たい印象を与えることも多い
*エルメス
キノの相棒。言葉を話すモトラドで、空を飛ぶことも自力で走ることもできない
軽快な性格のようで、キノが生死に直面しても冗談を言う
化学・物理学などの科学知識が豊富。間違った諺を使ってキノを茶化すことがある
自身の不調を治してもらったりするととても喜び、逆に倒されたりテーブルにされたり粗雑に扱われたりすると不満を愚痴る
*シズ
刀を武器としてバギーに乗って旅をしている青年。緑色のハイネックセーターを着用し、長身でスリムな容姿
キノと同じ黒い髪をしている。かつては一国の王子だったが、諸事情により旅人となる
性格は温厚篤実で慈悲深い性格だが旅人としての心得として、いざという時は自分達の身を護ることを優先する冷徹さも併せ持っている
「恐ろしくよく切れる刀」を持ち、剣の腕は超一流で刀身で弾丸を防ぐ
*陸
「シズ様の忠実なる下僕」と名乗る白い犬。いつも楽しく笑っているような顔をしているが、単なる生まれつき
エルメス同様、人間の言語を話し、言葉遣いはとても丁寧である。シズに何らかの恩義があるようで、シズの命に関わるような事柄に直面すると、彼に物申すこともある
*ティー
本名はティファナ。シズ・陸の旅の連れになる。雪のように白い髪を持つ
服装は肘当ての縫い付けられた長袖シャツと半ズボン
とても無口で滅多に喋らず、表情も乏しいが、主張したいことは短いがはっきりと言いシビアな台詞もある
。手榴弾や飛び出しナイフ(バネ仕掛けで刃が飛び出すナイフ)使い
- Re: キノの旅—the Beautiful World—【短編集】 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/06 19:25
- 名前: 雲丹 ◆HCrIwjIY4M (ID: Coc0ZMxQ)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
プロローグ「旅の理由」
綺麗な星空の夜の森
緩やかな風で森がざわめく音と共にパチパチと焚火をしている一人の人間がいた
黒い短髪に大きな瞳の整った精悍な顔つきをしており傍には一台のモトラドが止まっていた
「ボクが旅を続ける理由……?」
不意に人間の話す声が聞こえた。少年のような、そして少し高い声だ
「うん。そう」
今度は別の声がした。さらに若い感じのする、男の子ような声だった
最初に聞こえた声が静かに語りだした
「ボクは世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なもののように感じるんだ。ボクはそれらをもっと知りたくてそのために旅をしているような気がする」
「ふーん」
少し間を置いてまた話し始める
「だからといって、旅を止めようとは思わない。それをしているのは楽しいし、たとえば人を殺める必要があっても、それを続けたいと思えるしね。それに」
「それに?」
「止めるのはいつだってできる。だから、続けようと思う」
「正直言って分からないや」
別の声が感想を述べる
「さてと。ボクは寝るよ。明日もだいぶ走らなくちゃいけないし…。おやすみエルメス」
「おやすみ、キノ」
暗闇に厚い布がガサゴソ擦れ合う音がしたが、しばらくすると止んだ
プロローグ終わり
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