二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 妄想シンドローム・R12 【夢短編】
日時: 2010/05/25 16:10
名前: 柏木その ◆NrQDiBQfmg (ID: ZYR2ZLjZ)

初めまして、はたまたお久しぶりです!
柏木そのと申します。
この度はクリックありがとうございました*


ただ折角クリックして頂いてアレなんですが、こちらの小説、少々毛色が変わっております。
確っっ実にどう考えても需要ない俺得妄想詰め込み夢(?)短編集です。今のところ銀魂オンリーです。

では注意書きをば

◆銀魂キャラ×ヒロインが許せない
◇ヒロインが好きになれそうもない。もしくはヒロインと自分を重ねて見るのが無理
◆てか作者が好きになれそうもない。何か見てるとイライラしてくる
◇てかうちの嫁に破廉恥な事言わせないでくれる?
◆えっちぃのは良くないと思います!
◇精神的にまだ純真無垢なんでR指定とかまじ無理です

以上、当てはまってしまった方は申し訳ないですが速やかに戻るをお願いします…!
や、あと本当純真無垢なお嬢様もお戻りを…最初R‐15くらいにしとこうかと迷ったんd(ry


大丈夫!という方はどうぞ生ぬるい目で暇つぶし程度に読んで頂けると幸いです!



>>1  【思春期的勉強会】 Z組設定/沖田/微エロ

>>4  【晴太君は大変な疑問を残して行きました Ⅰ】 真撰組/ギャグ

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Re: 【銀魂】 妄想シンドローム 【夢短編】 ( No.1 )
日時: 2010/05/15 18:11
名前: 柏木その ◆NrQDiBQfmg (ID: ZYR2ZLjZ)

【思春期的勉強会】  Z組設定/沖田/甘甘


「で、当時の皇帝神宗の命令のもと王安石さんが作った富国強兵の主な方法が、この6つなのね」


傍らで何やら一生懸命に説明をしているそいつの顔を、ただじっと見ていた。

ふいに、教科書の扉を押さえていた彼の指に、その少女の指先が偶然触れた、
それだけで、彼女は説明を止め、電流が流れたかのようにぱっと身を引く。

一拍見つめあい、はっとした後、焦ったように元の位置に戻ったそいつ、雨宮 天花(アマミヤ テンカ)。

目の縁やら耳やらを真っ赤に染めて
たじろいだように問題集に向かいなおすそいつを見てるだけで、このごろ簡単にムラつく。


「……なんでィ、その反応」

「な、なななな何でもない。ほら、集中集中」


明らかにうわずった様子の綺麗なソプラノの声。より一層先ほどより赤みがかった頬。
それだけでまた、鳩尾辺りがじわりと熱を持つ。

別にいつも<そんな事>を考えている訳では断じてないし、
むしろ日頃はどうやってあの忌々しい副委員長を地獄に落としてやるかで頭は一杯、
なのに、そのはずなのに、視界に彼女が映っただけで、身体は馬鹿正直に反応を示すのだ。

ほら、今もコイツの世界史授業なんてまるで聞かず、ずっと横顔ばかりに目が向かう。


「世界史は、ようは流れだよ。ストーリー仕立てで覚えちゃえば楽なんだってば。
 ほらほら、見てこの人なんてめちゃくちゃ面白い名前っ。完顔阿骨打ワンヤンアグダ

乗ってきたように説明を続ける天花。


「なんだそれ、顔面破壊されたイケメンの話ですかィ?」

「や、字面はそうだけど…何その解釈?ていうか、今アンタ私の話聞いてましたか?」

「聞いてまさァ。で、縄で亀甲縛りにされたキャシーは次にどうしたんですかィ?」

「ほらやっぱり聞いてなかったよこの人!」


むくれて口をとがらせるそいつ。
その小生意気な表情は、存外気にいっていた。
癪に障るから死んでも言ってやるつもりはないけど。


「本っ当、今日集中力ないよね。あ、分かったあの日?」

「ぶっ殺されてぇんですかィ?」

顔を引き攣らせて軽口を叩きあう。


「第一、世界史の勉強教えてほしいって言ったのそっちでしょ!」

「身に入らねぇんでさァ。昔の奴らがどうしたこうしたなんて話。俺は前だけを見て生きるんでィ」

「オイだったら何で教えてとか言った!?こう、なんか、もっと情緒とかないの!?
 たまには過去を振り返ることも大事!歴史は繰り返されるんだか…はひ!」

「ばっ……!」

どこのリボーンに出てくる天然少女だというような奇妙な悲鳴をあげて、
立ち上がったそいつが盛大にコケた。

かろうじて受け止め、一緒に倒れこむ。


「ってぇ……何しやがん…」

「はわっ、ごごごごごごめ……!」


0距離。
彼女が彼を押し倒すような形で、ありえないくらい密着した、盛りのついた思春期男女。

いくらなんでもマズい。これはマズい。教育上的な意味で。

引きはがそうとしたものの、総悟の足の間に天花の足が割り込む形となり、また角度的にも力が入りにくい。


これは、やばい。



「…めちゃくちゃ重ぇ。早くのけ」

「ちょ…!デリカシーないっ。どきますよどけばいいんでしょ!」


立ち上がろうともがく彼女からは、ふわりと石鹸のような甘い匂いがした。
それだけでまた、ムラつく。



ああ、ちきしょう。
健康な体なんか大嫌いだ。

自分の意志とは関係なく勝手に反応を示す。

気がつけば、どけと言っておきながら、自分から引きよせていた。
腕の中にすっぽり収まった小さな体。


「は…!?な、なななな何もうどけって行ったり急にそんな…何ですかもう…!」

心底うろたえた必死な声が困ったことにまた彼を煽った。
熱を持った身体がやまない。

密着した身体に、かかる吐息に、さっきからチラチラと視界の端に映る彼女の太もも。


もう、付き合って1カ月半たった。
なんだかもう自分にはこのプリーツスカートの中を知る権利があるような気がしてきた。
雨宮天花、お前はどう思う。

そっと彼女の脚に手を伸ばす。
「……っ…」と少しだけ甘さを含んだその声が鼓膜に響いた時、もう完全に無理だった。
決意した。

手を出さないとか、もうそれ何て拷問?



「……ん…っ…」

軽く添える程度に唇を合わせて、上下交代。
今度は総悟が押し倒す形になった。


「や、待っ……今日私は勉強会しに来ただけで……ちょ、やだ、総悟!」


口をパクパクさせながら、真っ赤になった彼女の耳元に唇を持っていき、総悟は意地悪に囁いた。


「だから、お礼に次は俺が勉強見てやりまさァ。…保健体育だけどな」


「〜〜〜〜〜〜っ!!」



ぷちぷちとボタンを外される音を聞きながら、彼女は決意する。


もう二度と、彼と勉強会なんてするものか。



*fin*



ごめんなさい…!
しょっぱなからごめんなさい…!
もうちょっと私身を投げてきますね、川かどこかに^p^

Re: 【銀魂】 妄想シンドローム 【夢短編】 ( No.2 )
日時: 2010/05/12 21:40
名前: 牙暁 ◆NIJKkC7BnA (ID: 3r6DhwLS)

こんばんわvv

新しい小説立てたんですねvv
ぅちも銀魂の短編書いてます^^
因みに、3z。

【思春期的勉強会】良かったです!!
更新頑張って下さいbb

Re: 【銀魂】 妄想シンドローム・R12 【夢短編】 ( No.3 )
日時: 2010/05/15 18:08
名前: 柏木その ◆NrQDiBQfmg (ID: ZYR2ZLjZ)

>>2 ———牙暁様〆
こんばんはっ。こちらまで閲覧ありがとうございます…!*´v`)

銀魂書いてらっしゃるんですねっ。しかも3Z…!
後ほど是非見に行かせて頂きたいと思います!わくわく!←

あああ見て下さってありがとうございますっていうかていうかしょっぱなから破廉恥な物をすみませ…!
自重しなくてすみませ…!母親の腹の中に【純真】を置いてきてすみませ…!!

こんなんですが応援して頂けてすごく嬉しいです(´;ω;`) ブワッ
ありがとうございます!

Re: 【銀魂】 妄想シンドローム・R12 【夢短編】 ( No.4 )
日時: 2010/05/25 16:14
名前: 柏木その ◆NrQDiBQfmg (ID: ZYR2ZLjZ)


ぽかぽかとした、この昼下がりが好きだ。

縁側で、彼女、月白ひよのはうとうととまどろみながら思う。


(あとは…そう、視界の端にちらちらと汗臭い男共が映らなければ最高です)


仕方がない事なのかもしれない。
なんてったって此処は天下のチンピラ警———もとい真撰組屯所で。
そしてそこが、私の仕事場でホームグラウンドなのだから。不本意ながら。


「とりあえず、土方さんは服着て素ぶりしてくれないですかね」

「あぁ゛?あっちーだろ。やなら見んなよ」


素知らぬ顔で上半身裸で素ぶりをする土方。そして更に。


「…じゃあ近藤さんはせめてパンツはきませんか」

「おいおい馬鹿言っちゃいけねぇぜひよのちゃん。むれるだろ」

「むれねぇよ。てかさっきから必死で目をそらしてる私に気を使えゴリラ!」


渋々と向こうで近藤が服を着ている気配を感じ、ほっと息をついたのもつかの間。


「あれ、何ひよの仕事サボって……って何でかたくなにこっち見ないんでさァ」

「ちょ…もういきなり現れたかと思ったら何でパンツ一丁!?見れませんよそんなの!」

「アララ、意外にうぶじゃねぇか」

「いいから近づかないで下さい。水ポタポタ垂れてますよ。っていうか」

———っていうか

「もう皆いい加減にして下さいよぉぉぉぉ!!」


何、ここはセクハラの巣窟なんですか?


涙目になったところで、


「ひよ姉ーー!!」


いたいけな少年の声がした。ああ、天の助け!






【晴太君は大変な疑問を残して行きました Ⅰ】 真撰組/ギャグ







ある事件をきっかけに、その少年、晴太がひよのになつき、出入りするようになったのは最近の事。


ひよの曰く、花魁の町の子という事で最初はすごい距離を置いてたらしいが、
本人はいたって純粋無垢ないい子であって、今じゃすっかり溶け込んでいる。



「晴太君こんにちは。今日はどうしたんですかっ?」

「あ、うん、ひよ姉に聞きたい事あって!」

「いいですよー。何でも聞いてくださいな!」


「えっとさー、 でぃーぷきす って何?」


そう彼は純粋無垢でいい子——————え?


「———ごめんなさい。よく聞こえませんでした。何ですか?」



「でぃーぷきすって何?」

無邪気な視線で少年は、もう一度全然無邪気じゃない事を言った。

 ディ ー プ キ ス ? WHY?


「………………」

その場にいた全員、もとい土方、沖田、近藤、ひよのが目を見合わせる。
今までざわついていた空気が、水を打ったように、一気に静まりかえった。何この気まずい空間?


とりあえず5秒前まで談笑してた皆の突然の能面のような顔がすごく怖いです。

ああ、そうこうしてるうちにも、晴太君はワクワクと私の答を待ってる訳で。


「オレ市内見回りいってきまーす」
真っ先に口を開いたのは沖田。

ちょ、ズルイ!それはズルイです沖田さん!いつも好んで見回り何かいかないくせに!!

「待っ……」


「俺ちょっとお妙さんとこいってくる」
次に立ち上がったのは近藤。

ねぇ、何でこのタイミングですか?どうせ向こうも待ってませんて近藤さん!行かないで!

「やっ……」


「あー…、なんだ、まあ、そういうことだ」
気まり悪く土方も退室。

全っ然意味分かんないんですけど……土方さん!
やっ、ちょ、私を一人にしないで!この空気の中!


「〜〜〜〜〜っ」


前にはキラキラした瞳で答えを待つ晴太。
月白ひよの、現在進行形のピンチです。



*to be continued*


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