二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戯言な世界の人間感情—REBORN×戯言—
- 日時: 2010/05/16 12:59
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
戯言とリボーンの混合を書きたいと思います!
頑張ります!
・目次
登場人物設定
第零話
第一話 戯言連鎖
第二話
Page:1
- Re: 戯言な世界の人間感情—REBORN×戯言— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/16 12:37
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
登場人物設定
語り部
・沢田 刹那(さわだ せつな)
いーちゃんと同様に戯言を使う主人公ポジション。
《欠落製品》と名乗っている。
戦う事に対してはほぼ零。(関わりたくない為)
容姿:ツナ似。黒い眼をしている。ハイパー時は黒ずんだオレンジの瞳。
武器:戯言・???
属性:???
所属:ボンゴレ(?)
通り名:戯言遣い・欠落製品・傍観者
参考:ツナ達とはあまり仲がいいとは言えない。が、悪いとも言えない。
リボーンには毛嫌いされている。
戯言使い、いーちゃんとは知り合いで友達。
感情が欠落した欠落製品。
・サンプルボイス
『弱いは強い。強いは弱いんですよ、雲雀さん』
『本当、戯言まみれな世界だよ』
『戯言遣いの沢田刹那だよ』
- Re: 戯言な世界の人間感情—REBORN×戯言— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/16 12:41
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
僕は生まれたときから感情を失っていた。
いや、もっていなかった。
元から無いものは戻せない。
僕には——死に対しての感動、拒絶が欠落している。
違う。
興味が、無いんだ。
何時死んだって、何時殺されたって構わない。
僕は生きろとも、死ねとも言われて無いのだから。
僕は何時も通り、普通に生きていく時の流れの中で。
感情の欠落した表情で生きていく——。
こんな、戯言まみれな世界で。
- Re: 戯言な世界の人間感情—REBORN×戯言— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/16 12:59
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 戯言連鎖
「——・・・起きます」
眼を覚まして、自分に言い聞かせるようにそうはいてから僕は立ち上がる。
鏡を見て——僕は吐き気がした。
自己険悪。
戯言すぎる言葉を並べてもそれは収まらない。
仕方なく洗顔する為に下に下りる。
「・・・刹那、おはようだゾ」
「おはよう、アルコバレーノ」
僕は赤ん坊のリボーンにそう言って、洗面所へ入っていった。
「・・・」
戯言すぎる世界を映し出す鏡と水面。
僕はその水面に顔をつけて洗顔した。
水を止め、洗面所を出た。
「あ、おはよう刹那兄!」
「おはよう、綱吉」
無表情で僕は言う。
沢田綱吉。
僕とはまるで正反対な弟。
感情など欠落してなく、涙を持って、全ての感情を持ちえる人間だ。
《欠落製品》ではなく、《完璧な人間》。
僕は羨ましいとも思わないし、勿論、苦しくなるなんて思わない。
「・・・」
鞄に教科書を詰めて、僕は思い体で着替えを開始させた。
◆
「オッス、刹那、おはよう」
「おはよう、山本武」
「フルネームはいい加減に止めろよ・・・」
呆れたように言う山本武は、僕を見た。
「僕は物忘れが激しいんだ。こうでもしないと——君の名前を忘れる」
それは——キミに興味が無いと言うこと。
「そうか、ならいいけどな・・・」
すると後ろから異様な殺気・・・殺意を感じた。
後ろを振り向く。
「なんだい?獄寺隼人」
無愛想な表情をした獄寺はやとが立っていた。
「俺は認めネエからな・・・」
「何が?」
「お前が10代目の兄貴だって事をだよ!」
「・・・別に認めてくれなくたって良い。僕は別にキミに認めてもらうために存在してるんじゃないから」
「何・・・!」
更にさっきが増えた。
僕は短く溜息を漏らす。
あぁ、本当にこういう人種は困る。
イヤではなく、困る。
僕は考察をめぐらしながら、机に突っ伏した。
「席に座れお前らー」
担任が教卓の前に立ち、僕達を見た。
「実は今日、転校生がこの教室に居る事になった」
一気に教室が騒ぎ出す。
「せんせー。女子ですか男子ですかー?」
「二人だが・・・男子だ」
女子が黄色い声を上げた。
僕は何故か、嫌な、感じた事のある感情を持った。
「じゃあ、二人とも入って来なさい」
扉が、開いた。
「じゃあ、自己紹介をしてくれ」
二人は口を開く。
「—零崎人識だ——まぁ、適当に呼んでくれや」
「・・・いーちゃんいー君いの字・・・まぁ、好きに呼んでください」
感情の欠落した欠落製品と、人間失格の殺人鬼だった。
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