二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戯言使いと鮮血の居候
- 日時: 2010/05/17 22:58
- 名前: 鬼姫 ◆GG1SfzBGbU (ID: rzQvcE0M)
こんばんは、それともおはようございますでしょうか?
こんにちは、おそようございますという人もいるでしょうか?
閲覧感謝いたします
この小説の作者の『鬼姫/Kiki』です
ここでは戯言シリーズ・人間シリーズにまたがったお話を書いていきたいと思います
原作は完全無視状態の鬼姫なりのオリジナルとなっております
主人公は『僕』こと『いーちゃん』
準主人公はオリキャラの女の子、因みに一般人ではありません
生粋の殺し名少女です
オリジナルと言いましても、要は普通にのんびりダラダラとした日常生活です
怠惰な日常の中に割り込んでくるドタバタ喜劇
鬼姫の趣味全開の登場人物となるでしょう
人外の戦闘もあるかもしれませんし、恋愛も……あるんでしょうか、ね?
まぁ、そこの所は成り行き任せということで
それでは、これから末長く宜しくお願い致します
†お客様†
†目次†
>>1【序章】
>>2【準主人公PF】
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- Re: 戯言使いと鮮血の居候 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/17 22:34
- 名前: 鬼姫 ◆GG1SfzBGbU (ID: rzQvcE0M)
【序章】
『よぉ、欠陥製品……こいつ預けるわ』
それは忘れもしない土砂降りの雨の日の夜中
いきなり尋ねてきたのは鏡の向こうの自分
久しぶりに顔を合わせたはずなのに、ずぶ濡れのアイツはまるでそう感じさせなかった
昨日も会ったかのような錯覚を覚えさせる
長めの脱色された色素の薄い髪から大粒の雫を垂らしながらもいつもの笑みは変わらない
人を見下しているかのような、世界を甘く見ているかのような余裕の笑み
嫌な笑みだと、初めて会った時から思う
ちょっとお使いを頼むような
何かを持ってくるのを頼むような軽い口調で頼まれたのは預かり者
物ではなく、それは確かに者だった
『え…何?コレ』
『何コレって……人間だよ、人間…ちょっと訳ありでな』
まさか殺人鬼が人を助けるとは思ってもいなかった
人間失格の傍らに佇む小柄な少女
ずぶ濡れの漆黒の髪は無理矢理斬られたかのように肩口でバラバラで
大きな二重の瞳は闇を切り取ったかのように何処までも深い
雪のように色白な肌に堅く結ばれた紅い唇が映えていた
身につけているのは浅黄色の薄い浴衣
袖や裾がボロボロだ
そして、その少女の全身が深紅に染まっていた
土砂降りの雨に流されることなく染みついた濃い赤色は鮮やかに少女を彩る
訳ありなんて言葉で済まされないような状況の少女を見て驚愕している僕と
何でもない日常の中にいるような人間失格
結局最後までへらへらと笑い続けていた人間失格は少女を僕の部屋の玄関に勝手に入れて、勝手に去っていった
別れの言葉もありゃしない
そもそも最初からアイツからのそんな言葉は望んでいないけど
仕方なく、所在なさげにというか自分がどこにいるのかも分かっていないような
全ての機能が停止してしまっているかのような少女に問いかけた
目線を合わせるようにしゃがんで、闇色の瞳を見つめる
その瞳を綺麗だと感じる僕は相当歪んでいるのだろう
『キミ…名前は?』
我ながら呆れるほどどうでもいい質問
意外なことに少女はその問いに答えてくれた
堅く結ばれた唇を薄く開いてか細く息を吸い込む
『ボクの名前は、匂宮…匂宮 崩歌や』
匂宮、か…どうやらこの鮮血の居候は出夢くんの親戚らしい
零崎の奴も面倒なことに巻き込んでくれた
とりあえず、みいこさんに相談しよう
- Re: 戯言使いと鮮血の居候 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/17 22:57
- 名前: 鬼姫 ◆GG1SfzBGbU (ID: rzQvcE0M)
【準主人公PF】
名前:匂宮 崩歌(Niounomiya Houka)
年齢:16歳前後、外見的には更に下
性別:女
容姿:漆黒の髪はストレートで、全く弄った後はみられないほど綺麗に手入れされている。初期は斬切りだったが、現在は綺麗に切り揃えてうなじが隠れる程度のショートカットになっている。前髪は瞳に届くほどの長さで、ピンなどは使わずに適当に分けている。瞳の色は青みがかった黒色で、闇色と形容する方が正しいほど暗い光を帯びることがある。二重で大きく、かなりの猫目で目尻が上がっている。肌は日焼けしたことがないように色白で、体つきはかなり華奢、身長は150cmほど。服装は主にいーちゃんのお下がりで女物は意地でも着ない。YシャツやTシャツ一枚など上着をワンピース風に着るのはお気に入りらしい。足は基本的に最初から履いていた下駄か裸足。部屋着は最初に着ていたものとなるべく同じ浅黄色の浴衣をいーちゃんに買ってもらった。いつでも最初から持っていた狐面を頭に被せていて、知らない人と会うとそれで顔を隠そうとする。装飾品には興味がまだない様子
性格:極度の他人恐怖症で、怖がり、恥ずかしがり屋。他人と会うと一言も喋ることができずうろたえるだけ。一度懐くと素直に笑みを見せ、我儘なども言うようになる。しかしそれは表の顔で、殺し名・呪い名・人類最強などの前ではかなり冷静で大胆、短気になる。だが零崎一賊だけは苦手らしい。一応理性的で正義感は強く、無駄な殺しはしないと決めている。懐くのではなく一度相手を見下すと、いつまでも下に見て言いたい放題やりたい放題の我儘娘になる。子供よりも大人の方を怖がる傾向があり、同年代に対しては通常よりも人見知りの度合いが低い。少女となると余計にそうなる。匂宮本家の人間の前では極端に大人しく、無口によそよそしくなる。基本男勝りでさばさばしており、決断力は早いが一歩間違えばただの猪突猛進の考えなし。当たって砕けろがモットー
備考:一人称は「ボク」二人称は基本「名前+さん付け」、殺し名・呪い名は「名字+殿」、その中でも知り合いは「名前+さん付け」になる。口調は関西弁で、なかなか荒い。出身は匂宮本家で、現在勝手に訳ありで家出中。立場としては出夢達双子の妹にあたる。狐さん改め西東天のこととなると何故か異常なまでの執着心を示す。零崎人識・双識・軋識とは知り合いらしい。当たり前のように学校へは通っていない
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