二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- とある暗部の非公式部隊
- 日時： 2010/05/22 21:49
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: k4vqBspf）
初めまして、蒼亜です
このラノベがすごいで9位を取った、とある魔術の禁書目録の暗部サイドです
原作時列は無視しております
超電磁砲から入ったクチやアニメしか見ていない人はある程度ググっておいた方が良いかもしれない
ではどうぞゆっくりしていってね
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.8 )
- 日時： 2010/05/23 14:34
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: kix7MxaA）
「フレンダはその情報を持っていないみたいだし、浜面。全員のケータイに事件の詳細を転送」
へいへい、と浜面はあの時と同じように答える。
浜面は携帯を取り出しながら思う。このままいくとあの時と同じようにエ.ロ動画を送信してしまうだろう。それだけは勘弁なのできちんと保存されたデータを確認して麦野を含め４人に送信する。
すると、画面に出てきたのはネットで落としたエ.ロ動画ではなくエ.ロ画像だった。
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.9 )
- 日時： 2010/05/23 14:49
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: kix7MxaA）
その瞬間、『アイテム』の四人はバチンと携帯を折り畳み軽蔑の眼差しと共に心の核シェルターへの退避を完了させた。
「違っ、待て！やり直させろ！ これは何かの間違いなんだッッッ！」
あの時と同じセリフを腹に力を込めて大声で弁解する。
しかし『アイテム』の四人は、あの時と同じセリフを吐く。
「浜面……」
「結局、浜面ってキモい訳よ」
「浜面的にはバニーが超ヒットだったんですか」
「大丈夫だよ、はまづら。私はそんなきもい浜面を応援してる」
言葉こそ微妙に違うものの、温かい言葉を受けた浜面は今度こそ親船最中殺害未遂事件の情報を全員に転送する。
絹旗が呆れたような声を出した。
「ああ、『スクール』が超計画していたあれですね。確か所属していた暗殺用のスナイパーは三日ほど前にこちらで超始末したはずですけど」
「新しく雇ったんだろうね。つまりこっちの『警告』は無視されたのかな」
「結局、あの時も『なんで親船最中なのか』って議論してなかった？」
フレンダはツナマヨの缶詰の中身をフォークで刺しながら言った。
「親船って統括理事会の一人だけど結局、役立たずな訳よ。影響力ほとんどないし、殺.すだけの価値がない。なのに……」
「『スクール』は失ったスナイパーをわざわざ補充、私達の『警告』を無視してまでおやふねの暗殺に取り掛かった」
滝壺がやはりぼんやりとした声でフレンダの言葉に続いた。
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.10 )
- 日時： 2010/05/23 16:21
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: kix7MxaA）
麦野は軽い調子で頷き、
「そ。親船は殺されるだけの価値はない。そして目をつけられるリスクを負ってでも、『スクール』は無理に予定を合わせて決行した。それは何故でしょ。
——ハイ、浜面君！」
言われた浜面はビクゥ！ と肩を震わせなかった。それもそのはず、正解を知っているからだ。
浜面は自信満々に言う。
「親船は殺.す価値がないからこそ選ばれたから、だろ？」
麦野は軽く目を見開いて言った。
「正解。浜面にしては上出来ね」
「浜面の言う事が超意味分かりませんが」
「だからあれよ。『スクール』は誰でも良かったのよ。騒ぎを起こせればいいからできるだけ『死んでも影響が少なそーなVIP』。
つまり『最も警備が手薄そうなVIP』が選ばれたの」
麦野は楽しそうな声で、
「他のVIPなんかはここ数日内に野外で公演するような人間は他にいないし。
潮岸なんて四六時中駆動鎧着込んでる相手に狙撃が成功するはずないから『もっと狙いやすい相手』が選択されたんだろうね」
「結局、親船は手薄だし可哀想な訳よ」
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.11 )
- 日時： 2010/05/27 22:39
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: WE9HHIFs）
麦野はワンピースの上からでも分かる胸を張って言った。
「十二人の統括理事会を始めとして、学園都市にはVIPに認定された人・組織が存在する。
こいつらは普通とは違う警備で守られてるし、命の危機には様々な部署から召集がかけられる。
救急車の移動で道路が封鎖されたり、手術のために各業界の大物が集められたりね」
つまり、と麦野の言葉に続く絹旗。
「VIPが暗殺されたらその超混乱に乗じて『スクール』は何かしでかそうっということですか」
つまんない手な訳よ、とフレンダが横から言う。
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.12 )
- 日時： 2010/05/27 22:45
- 名前： 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI （ID: WE9HHIFs）
修正
>>11
「VIPが暗殺されかけたらその超混乱に乗じて『スクール』は何かしでかそうっということですか」
この掲示板は過去ログ化されています。