二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボーカロイドの日常。
日時: 2010/06/17 18:10
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

なんかふっと思ったので書いてみる事にしました!
元*璃央*の*莉緒*です!

一応、ボカロが学生をテーマにしてます。
ボカロらしき活動は少ないです。
歌がうまい、とか、楽器できるとか、そう言う感じで元ネタをいれる予定です。
まぁ、いろいろ考えたりする時代だと思うし、うまく表現していきたいですねー。

ちなみにスレ主のプロフィール

名前*莉緒
学年*中2
好きなボカロ*初音ミク、鏡音リン、KAITO
好きなボカロP*ジミーサムP、164from203soundworks、ラマーズP…等
最近好きなもの*ボーカロイド、けいおん!、涼宮ハルヒの憂鬱、図書館戦争

作中の曲は、スレ主の趣味&有名ソングです。あんま知られてないアニソンとか、ボカロソングはスルーしてくださいw
興味のある方はYouTubeやニコ動へ。
164やsupercell、ラマーズPとかが多いかな?
気まぐれに更新するので、全然進んでないかもしれませんが、気ままに見てください!!

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Re: ボーカロイドの日常。 ( No.19 )
日時: 2010/06/09 17:21
名前: うっち〜 (ID: naBKxD7x)

はい!
次回も期待してまっています♪

Re: ボーカロイドの日常。 ( No.20 )
日時: 2010/06/15 18:04
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

>>続き
 未来が落ち着くと、凛がすぐにまた未来をからかう。
「あ、そうだ。未来、数学何点だった?」
笑顔で聞いてくる凛に一回怯む未来だが、慌てて平然を保っている姿は、長年の友人達には全てお見通しだ。
「聞くなーっっ!凛ちゃんの意地悪っ!」
怒った口調で怒鳴った未来は、手をはたいて自分の食事に戻る。
 しかし、こんなことで負ける凛でもない。
「え、未来って教えてもらった家庭教師にも点数教えないのかぁー。残念だなぁ。方針考えなくっちゃって思ったんだけど…」
楷斗、どう思う?と凛は楷斗に話をふった。さすがの未来も楷斗だと弱い。

Re: ボーカロイドの日常。 ( No.21 )
日時: 2010/06/17 17:32
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

>>続き
 未来は食べ終わって、腕時計を見た。針が指しているのは、1時。授業は1時15分からだ。
「ねぇ、そろそろ行こうよ」
「そうだね!怜、楷斗早く!置いてっちゃうぞー!」
凛が怜の耳元で叫ぶ。楷斗の肩を叩くのは、未来。
「るっせーっ!解ってますよ、お姉ちゃん」
「うんうん。その調子よ、怜!」
満足げな笑みで怜の背中を凛がバシバシ叩く。怜はむせ返った。

Re: ボーカロイドの日常。 ( No.22 )
日時: 2010/06/17 17:51
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

 教室に入ると、まだ教室には半分くらいの生徒しかいなかった。学級委員の芽衣子でさえいない。まだ昼休みモードな教室に未来はほっとした。もし教科担任とかが来ていたらまずい、と心配になっていたのだ。杞憂ってヤツね、未来は自分の席に着いた。
 
 
 未来達の通う高校は、一時間45分の、一日7時間だ。普通科しか無いどこにでもある高校である。倍率も普通で、普通の学力なら、高確率で受かるような学校。
 また、未来達の担任の氷山清輝先生は数学の先生で、昔は数学者になりたかったんだとか。好きな人は好き、苦手な人は苦手という、優しいけど時には厳しい良い先生だ。噂だが、バンド活動もしているらしい。

 帰りのHRが終わり、その氷山先生が言う。
「それじゃあ、日直、挨拶よろしく」
「ふぁーいっ」
気の抜けた返事をした生徒を目で軽く注意して、先生はまた前を向いた。
「気を着けーっ、礼っ!」
 生徒達の「さよーならぁー」の声と同時に教室の扉がものすごい音を立てて開いた。

Re: ボーカロイドの日常。 ( No.23 )
日時: 2010/06/18 16:36
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

 帰り道、凛は未来のところに音楽雑誌を持ってきた。
「ねぇ!見て見て!これ!」
「ん?あ、あのバンドね!良かったよね!」
「あたしあのバンド好きだなー」
 凛が嬉しそうに笑って言う。未来は他に好きな歌手がいる。結構いろんなジャンルが歌える、万能な歌手だ。有名じゃ無くても、未来はいろんな歌を歌えるようになりたい。いずれは、動画サイトに投稿でもしようかと思っている。
「未来、そろそろ歌えば良いのに。あたし好きなのにな、未来の歌」
「そ、そう?でも、私歌うの好きだし、これで誰かに何かをあげれたらいいな、とは思うよ」
少し照れて言う未来に凛は調子に乗って余計かもしれない一言を付け足した。
「その気持ちは、忘れちゃダメだぞ!未来さん!」
「え?あ、うん」
 凛はしばらく考え込んで未来に提案した。
「今から家にくるか!」
「良いけど…」
「カラオケ機で歌うぞーっ!」
着いていけない未来は困った顔で頷いた。
 未来がいつも歌うのは、意外とアニメのオープニングとかがある。一番好きなのは、アニメじゃないが、「メルト」。あの娘に共感せずにはいられないんだとか。他にも「Shining ray」とか、「ブラック★ロックシューター」とか、「歌に形は無いけれど」、「炉心融解」など等、力強い歌から可愛い歌まで難なく歌いこなす。しかし「炉心融解」は凛の方がうまい。「希望の端と自由の魔法」とか、「ジーニー」とか、ロック曲は凛の得意分野だ。


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