二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ココロ・キセキ
日時: 2010/06/19 01:30
名前: 六条大麦使用の麦茶 (ID: uzwOA3TN)


初めまして六条大以下省略です
ここはトラボルタP様の
【ココロ・キセキ】と【ココロ】を恐れ多くも
勝手に解釈し
小説化するという本当に恐れ多すぎる所です

聞いたことの無い方はニコでなりユーチューブでなり
で検索して聞いてみてくださいね!!

原作の良さを知りそれでもなお読んでくれると言う
猛者たちのみこの先へ!!

それでは始まります




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Re: ココロ・キセキ ( No.1 )
日時: 2010/06/19 01:45
名前: 六条大麦使用の麦茶 (ID: uzwOA3TN)



【ココロ・キセキ】

プロローグ
〜キセキ〜


突然今まで聞こえていた歌声が途切れた。

キセキはほんの一瞬の出来事だった
だがしかし、【1億年に一人の天才】と呼ばれていた彼にはその一瞬で十分だったのだ。

彼は、孤独な科学者は子供のように無邪気に笑いそして言った。

『キセキは起こすものさ』

カタンッ

Enterキーを一度勢いよく押してからいった。

キセキなんて起こせるはずはないと周りはいう

わめきたてる彼らを見て彼はいうのだ

『僕を誰だと思っているの?
僕は本物の天才だ。
君たちとは頭の出来がちがう』

そして彼はまた一人になってゆく。



その様子を人形はただ静かに見ていた。



Re: ココロ・キセキ ( No.2 )
日時: 2010/07/30 02:39
名前: 六条大麦使用の麦茶 (ID: 5BElX0Bd)




【完成】



「でーきたっと」

のんびりと言うその声はどこか寂しそうに、
誰もいない真っ白な部屋の中で響いた。

窓も無く、床も壁も天井も真っ白で統一されたその部屋には5.6台のパソコンと1つの机それから
ごちゃごちゃした機械達で半分ほど埋まっていた。


そしてそのごちゃごちゃした機械の中に
一人の女の子が何本かのチューブにつながれていた。

床にじかにおいてあったパソコンの一つに
25桁のパスワードをいれて待つこと数分。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

起動した音はしているものの全く動かない。

「あれー? もしかして失敗?」

声はおもちゃの壊れた子供のような声音で呟いた。

「おっかしいなあ?」

声は呟く、

その声の持ち主はまだ青年と呼べる年頃の男だった
よれよれの白衣に
金色の少し長いくせ毛、
青い目は秋の空のように深くすんだ瞳
肌は白く染み一つない

いわゆる美人。

青年は科学者で天才、
それも一億年に一人の なんていうお決まりの称号付きの。



続く


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