二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 敵対組織のキミに—REBORN—
- 日時: 2010/06/22 19:05
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
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—敵対組織・・・なんだよな・・・。
大空は頭を悩ませた。
—ボンゴレファミリー・・・か・・・。
向こう側の大空は顔をゆがめる。
ツナの切ない恋。
十年後設定で、主人公設定が敵対組織同盟の十代目。
シリアス多々だったりギャグ多々だったり。
頑張って書きます。
・目次
第零話 恋煩い
第一話 恋愛事情
第二話
第三話
第四話
第五話
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- Re: 敵対組織のキミに—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/06/22 18:54
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第零話 恋煩い
「・・・」
「どうしましたか、十代目?」
俺は頭を悩ませる。
机に突っ伏した姿勢で俺は獄寺君の顔を見た。
「・・・ハァ〜」
「どうしたんスか十代目!?」
病気ですか!?
と、心配してくれるのは嬉しいんだけど。
「・・・ある意味、病気かもな・・・」
「え・・・」
「・・・恋煩いって言うのかなぁ・・・」
「(十代目が恋わずらい!?あの冷酷冷淡な十代目が!)」
そうである。
ボンゴレ十代目こと沢田綱吉は。
彼女に出会うまで冷酷冷淡に血に染まった仕事をこなしてきた。
性格も随分と変貌を遂げていたのだ。
その彼が今《恋煩い》を起こしているのだから獄寺が驚くのはむりは無い。
「・・・獄寺君、俺、死にそう・・・」
「十代目!?(恋煩いで死にますか!?)あ、相手は誰なんです?」
「・・・ソレが問題なんだよ・・・」
「ハイ?」
沢田綱吉はイキナリ机から飛び起きて、顔を紅くしながら言った。
「敵対組織の、十代目なんだよ・・・」
- Re: 敵対組織のキミに—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/06/22 19:05
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 恋愛事情
「・・・というわけで緊急会議を開く」
「にしてもツナが恋煩いとはなー今まで何人も【ピー】してたくせに」
何気に18禁止用語を使った山本を獄寺は睨んだ。
山本は爽やかに笑うだけである。
「にしても驚きですね・・・」
「・・・まさか、ボンゴレが・・・」
「綱吉が・・・恋煩い・・・ブッ」
「雲雀さん、マジで咬み殺しますよ?」
ツナは雲雀を睨んだ。
雲雀は口を閉ざす。
「・・・で、相手は敵対組織の・・・」
「あの、十代目とは・・・」
あの。
あのといえばこの前ボンゴレに襲撃を行ったファミリーの十代目である。
「確か容姿はツナ、お前に似てたよなー」
「まぁね」
そう、容姿は至極ソックリだった。
只彼女の眼は冷酷で冷淡で凄く冷静な物だったが。
「そこが、燃えたんだよ!」
「何変態染みた言葉出してるの君」
ツナは顔を真っ赤にしながら言う。
最早暴走モードと言うべき感じだ。
「ですが・・・十代目。問題も生じますよ・・・」
「まぁ、敵対組織だからなー」
「・・・そこが問題なんだよ・・・」
ずーんっと一気にテンションが下がったツナ。
獄寺も、何とか手を尽くしてやりたいが、自らのボスを敵対組織と会わせるのも危険と察知した。
「・・・十代目、諦めたらどうですか?」
「・・・無理だよ・・・」
そう言ってフラフラと頼りなさげに歩いていったツナをファミリー全員が見て、溜息を吐いた。
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