二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 化物語〜しのぶドック〜
- 日時： 2010/07/03 18:49
- 名前： しのぶ （ID: 5kDSbOyc）
西尾維新さんの「化物語」の二次小説です。
興味ある方は覗いてってください。
荒らし以外でしたら、コメント待ってます。
- Re: 化物語〜しのぶドック〜 ( No.3 )
- 日時： 2010/07/03 19:43
- 名前： しのぶ （ID: 5kDSbOyc）
「暦くん！」
以前の彼女であれば、絶対に見せることのなかったであろう花の咲いたような笑みを浮かべ、僕の名前をよぶ彼女。
「ガハラさん！」
「もぉ〜！だからそのガハラさんっていうの、やめてってば！」
高校卒業から約１年間ずっとガハラさんと交際してきたおれでさえ、まだ少し違和感を感じるあまりの豹変ぶりに、(キャラ崩壊じゃぬるいくらいだ。)朝から若干ビビってしまう。
「だってさ、変えらんねーよ。ずっとこれで通してきたんだし。」
「でもそれじゃあ、あたしがおよめさんになったときおかしいじゃん！」
うっ！か、可愛い・・・。なんなんだ！この可愛さは！！素直な戦場ヶ原ひたぎほど危ない。(いろんな意味で)
「で、何の用があったんだ？」
「今日のレポート、暦くん家で最後のまとめのとこ、書きたくなっちゃって。」
何かにつけ、僕の家に上がってくる戦場ヶ原はもうすっかり、家族公認だ。(暦くん呼びも家族が半ば無理やり戦場ヶ原に呼ばせ出したのが始まりである。)
- Re: 化物語〜しのぶドック〜 ( No.4 )
- 日時： 2010/07/04 13:10
- 名前： しのぶ （ID: 5kDSbOyc）
「OK。OK。わかったから。じゃあ、いつも通り、おれの部屋でいいか？」
「うん！」
まったく・・・。今の戦場ヶ原はそれこそ天使のようだ。だが、少し前の戦場ヶ原が恋しくなる時もある。
「暦くん！早く早く！」
「わかった。すぐ行く！」
すると僕の影から、一人の少女が首だけを出し、話しかけてきた。
「ふぁーあ・・・。ねむいのう・・・。ご主人様、また、あの小娘か？」
「あぁ。忍。起きてたのか。」
「うむ。少しネトゲ対戦をしていたら、いつの間にか朝じゃった。」
「またパソコンかよ・・・。どうやって、回線引いてるんだ・・・？」
「いや、どうやらあのアロハの小童が外国に行ったっぽいのぉ・・・。名前による縛りが弱まったんじゃよ。」
「で、定番の物質創造能力とやらでつないだと。」
「かかかっ！そうじゃ！ご主人様は物分かりがよくて助かるのぉ。」
- Re: 化物語〜しのぶドック〜 ( No.5 )
- 日時： 2010/07/04 13:18
- 名前： クレイア ◆PT5MXLpFOU （ID: CkThpPJM）
- 参照： http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?378594
化物語と見えてテンションあがりました(笑
私も好きです化物語！
忍ちゃんがメインっぽいですねー楽しみです！
頑張ってください！
- Re: 化物語〜しのぶドック〜 ( No.6 )
- 日時： 2010/07/10 15:32
- 名前： しのぶ （ID: Hv9tLdWu）
クレイアさん！
私の駄小説にコメント、ありがとうございます！
私も好きです！化物語！
更新遅いのろまですが、これからもがんばっていきたいと思います！
本当にありがとうございました！！
- Re: 化物語〜しのぶドック〜 ( No.7 )
- 日時： 2010/07/10 15:42
- 名前： しのぶ （ID: Hv9tLdWu）
「あぁ。そう言えば忍。」
「ん？なんじゃ？」
「お前最近、なんか、おれに隠し事してないか？」
「？そんな訳なかろう。そもそも、お前様なぞに、隠し事などする必要もないわ。」
確かにそうなのだ。僕の考えていることはすべて忍に伝わってしまうし、忍の考えていることはすべて僕に伝わってくる。だが、５００年も生きた吸血鬼のなれの果て。なぜか最近、忍の考えていることが全く分からなくなってしまった。これも忍野の名前の呪縛の効果が薄いせいだろうか・・・？
「暦くーん？」
どうやら、これ以上戦場ヶ原を待たせると、下に降りてきそうだ。それはあんまり望むところではない。
「今行く！」
上できっとそわそわしながら待っているであろう彼女に大きな声で返事をした後、ぼくも自分のレポートを片付けるため、小気味よい音と共に階段を上って行ったのだった。
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