二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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冷たき過去を脱ぎ捨てろ【少年陰陽師】
日時: 2010/07/08 19:41
名前: 刹那 (ID: uT.X2sVB)

こんばんわ〜刹那です^^少年陰陽師の小説二本目作りました〜^^

本題にはいると、ここは、トリップ小説を書いてます^^(たまに短編書くかも)

できれば、コメくださーい!お願いしますー!


人物紹介

主人公・鈴原林檎(13)
性格・活発で、強気の中学一年生。
その他・強い見鬼を持っている。悲しい過去を持つ。

準主人公・夢原創(13)
性格・冷静で、運が強い。礼儀正しい。
その他・林檎のお世話係。林檎より弱いが、見鬼を持っている。

準準主人公・佐野ひかり(14)
性格・頼もしい、リーダータイプ。いつも、創を心配する。
その他・林檎の部活の先輩。林檎より強い見鬼を持つ。

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Re: 冷たき過去を脱ぎ捨てろ【少年陰陽師】 ( No.1 )
日時: 2010/07/08 19:59
名前: 刹那 (ID: uT.X2sVB)

第一話「窓際の思い」

林檎の席は、窓際だった。
林檎は、その席で、教科書で隠し、本を読んでいた。
「もう・・・こんな授業聞いてらんないわ」
小声で言うと、本に目を向けた。
「それにしても、面白いなぁ〜少年陰陽師。授業も、これくらい面白くしてくれればいいのに♪」
満足そうな顔をして、窓を見つめた。
「・・・私も、少年陰陽師の昌浩みたいに、悲しいことを打ち明けられる人がいたらいいのに」
林檎は、悲しい顔をして、うつむいた。
「鈴原」
「ん?」
林檎は、呼びかけてくる方を向いた。
「お前授業全然聞いてないな?罰として、これ運んで来い」
ゲッ!!
向けられたのは、大量の荷物。
林檎は、気づかれないように、ため息をついた。
「これを、理科室に運んで来い」
林檎は、しぶしぶ荷物を持ち、理科室へ向かった。
はぁ・・・なんてついてない。
林檎は、天を仰ぐと、前進した

                  続く

Re: 冷たき過去を脱ぎ捨てろ【少年陰陽師】 ( No.2 )
日時: 2010/07/09 20:11
名前: 刹那 (ID: uT.X2sVB)

第二話「叫びの声」

「りーんーごー」
荷物を運んでいると、後ろから呼びかけられた。
「創にひかり?」
「あんたどうしたのよ?」
「お前どうしたんだ?」
「え?だってこの荷物理科室に運ぶの」
「ああ。そういうこと」
「ということは、ぼーっとしてるところがみつかって、先生に雑用押し付けられたって所か」
「・・・悔しいけどさすが創」
「当たり前だ」
他愛のない会話をしてると、ひかりは、物いいたげなそぶりを見せた。それに気づいた林檎と創は、ひかりにたずねる
「どうしたの?」
「どうしたんだ?」
「いや・・・何か気づかない?」
ひかりは、上を向いた。続いて、林檎と創も上を見る。
「あ・・・あれのこと?」
「俺もかすかだけどわかる」
何か、何かがある。
<<助けて>>
声が聞こえた。
空気が少し揺れる。
切なげに聞こえるその声は、空気に振るえ、そのままなくなった。
その声は、少年のもの。私たちと同じくらいの、助けを求める声。
三人は、目を細めた。
「なんだ?これは」
「さぁ?」
「何だろう・・・」
ひかりは、険しい顔になる。
何だろう。何か、呼びかけている声は、こっちにきてという思いも混じっているような。
「何か。もう一つのことを感じない?」
「何も・・・」

すると、空間のゆがみができた。
ドサッと音を立て、林檎の荷物が落ちる。
「え・・・?」
「やはり・・・」
「どういうことだ?ひかり」
「もうひとつのものは、こっちにきてという意味だったんだ・・・」
「ええ!?」
二つの声が重なった。
<<お願い・・・助けて・・・>>>
また、声が聞こえる。
「この中に入ればいいの?」
すると、返事のかわりに、空気を大きくふるわせた。
「・・・ということね。行く?」
「もちろん」
「うん。行ってみる」
本気の顔になる二人を見ると、ひかりは薄く笑ったと思ったら、一瞬のうちに、険しい顔になる。
「じゃあ・・・行くわよ」
二人は、うなずくと、空間のゆがみの中に入っていった。

Re: 冷たき過去を脱ぎ捨てろ【少年陰陽師】 ( No.3 )
日時: 2010/07/12 17:35
名前: 刹那 (ID: uT.X2sVB)

第三話「知らない世界」

「・・・・・」
林檎は、ゆっくり瞼を開けた。
ぼんやりと何かを目に映すと、起き上がった。
「うーん・・・」
林檎は、ここはどこだ?と考えていた。
見渡す限り、無限に広がる草原に、曇りのないあざやかな色の空、木々が、風でゆれ、その風が肌にあたると、気持ちいい。
林檎は、目をそらすと、気絶してる創と、ひかりを見つけた。
「おーい創にひかりー」
ぺちぺちと頬を叩いていると、ひかりが起き上がった。
「うーん、あれ?林檎・・・」
ひかりはむくっと起き上がると、林檎に目を向けた。
「ねぇ。ここはどこだろう?」
林檎はふるふると首を振った。
「そう・・・」

ほりゅ


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