二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 愛すること(鏡音リン&鏡音レン)
- 日時: 2010/07/13 18:37
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
第二話(第一話は、コメディのほうで探してください)
ある日のことだった。レンがいつも、朝早くから病院へ行って、リンの病室に入ると、かならず
「レ〜ン!今日もありがとね!」
というリンの言葉から会話がスタートする。今日はどんな話をしようか考えながらリンの病室に入った。
いつものリンの声から始まるはずのレンの一日が、今日、狂い始めた。いつものようにリンの病室の扉を開ける。ところが…返事が来ない。いつもの『レン!』
の声が聞こえないのだ…。
「リン…?」
リンのベットに近付いて、それからやっとレンは気づいた。リンが苦しそうに呼吸をして、リンの口の周り
には、血が3〜4滴付いている。レンは息が詰まった。
急いでナースコールを4,5回押した。レンは、この間の手術の前の気持ちを思い出した。リンが死んでしまう。そんな恐怖に襲われる。 怖い…怖い…。
リンを失いたくない。その瞬間。レンは、自分の体から、血の気が引くのが分かった。
ドサッ!! つづく
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- Re: 愛すること(鏡音リン&鏡音レン) ( No.5 )
- 日時: 2010/07/14 18:57
- 名前: 遊歩道 (ID: F5B8s22.)
- 参照: 最近ボカロにどっぷり浸かってます
こんばんは、遊歩道です
小説にコメントくださりありがとうございますね。
実はこの小説stkしてました!(どーん
小説書くの上手で本当上手いですね^^
次も期待しています^^
それでは失礼いたします!
- Re: 愛すること(鏡音リン&鏡音レン) ( No.6 )
- 日時: 2010/07/14 19:54
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
怜>ああああ!よし!控えめにしていたが、やってやるぜええええええええ!
遊歩道さん>上手いだなんて!うれしいです!また、見てくれるとうれしいです!
今日は落ちるよ!おやすみ・・・
- Re: 愛すること(鏡音リン&鏡音レン) ( No.7 )
- 日時: 2010/07/15 18:27
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
第四話
「……!!」
「すみません。早くお伝えしたかったんですが…。」
「う…そ…私…またやり直しなの?」
「……っ!す、すみません…。」
リンの病気、白血病が、悪化した状態で再発した。
「そんな…」
・・・わたし、あんなに頑張ったのに…またやり直しなの…?またレンたちに心配かけて…!!
そうだよ…また迷惑かけちゃう!レンたちに心配させないためにも、このことは黙っておこう。
そう心に誓って私は病室に戻った。
「あ!リン!先生、何だって?」
「……いや…それが、先生に、水をたくさん取りなさいって言われちゃった。」
あわてて口からでまかせを言う。
このことがレン達に知られたら、レン、きっと怒る。
だけど…心配だけはさせたくないから…!!
つづく
- Re: 愛すること(鏡音リン&鏡音レン) ( No.8 )
- 日時: 2010/09/01 05:41
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
遅くなりますた
第5話スタート!
- Re: 愛すること(鏡音リン&鏡音レン) ( No.9 )
- 日時: 2010/09/01 05:53
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
「リン?」
その日、リンは上の空で、何も聞こえていないみたいだった。
何回呼んでも、悲しい顔でソラを見つめているだけだった。
「リン!!」
思い切って、大声を出した。
さすがにびっくりしたみたいで、ビクっと肩を上げて、こっちを向いた。
「ごめん、大きな声出しちゃった。リン、何も聞いてくれないから。心配で…何かあったのか?」
聞いてみた。けれど、
「ないよ?なにも。レンこそ何かあった?」
「なんで?」
「私にこんなこと聞くなんて。」
「いや、普通じゃね?」
「…そう。」
リンは笑顔を作って笑った。けど、その笑顔はどことなく寂しそうだった。
夜……
「リンちゃ〜ん?そんなところで何してるの?」
看護師さんが屋上に居る私に声をかけた。
「ちょっと、外の空気を吸いたくて。」
自分の気持ちを押し込んで、笑顔で答えた。けれど、その笑顔がぎこちなくなっているのが自分でも分かった。
「レン君から電話があってね、『リンは何も話してくれない。むしろ、話すことを恐れているみたいだけど、何かあったのか?』って。先生のところに電話が来たって。」
「………。」
「レン君には、話してないのね?」
「……はい。」
「そう。」
しばらく間をおいて看護師さんは言った。
「もう少しここに居てもいいけど、ちゃんと戻ってきてね。」
「はい。わかりました。」
それに答えると、看護師さんは、階段を下りていった。
冷たい風が吹く中で、私だけが、寂しく、取り残された。
つづく
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