二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ある小女の奮闘記ーreborn-
日時: 2010/07/22 21:13
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

これはツナの女体化&スレツナです!

言っておきます、

完全ギャグです☆

まぁツナはやっぱり総受けですが、ツナにはちゃんと本命がいます。
それは話をよんでいけばわかります。

ちなみに始まりはツナ4才の頃です。

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Re: ある小女の奮闘記ーreborn- ( No.1 )
日時: 2010/07/23 11:18
名前: 海条みや (ID: e1D/tu7D)

周囲を囲む煌びやかな衣装を身にまとった人々と、天井で輝く、眩しいほどの光を放つシャンデリア、無駄に大きなテーブルに乗せられた料理たちは、同じように乗せられているワイングラスと共に光に当てられ光っている。
そんな中で、その小さな体格には大きすぎるソファーにちょこん、とすわっている小女がいた。
その小女が纏っている質素ながらも豪華さを持つ白いワンピースは、東洋人であるが所為か、肌が陶器のように白い小女によく似合っており、隣に座っている穏やかそうな男と仲よろしいオーラを放っていた。
・・・あくまでも、オーラ、だが。

そう、実際はそんなに仲がいい訳ではないのだ。
なので、

「なぁ、爺さん、なぜ俺はこんな所にいるんだ?」

などと笑顔で、とても怒りの篭った声で言ってもしょうがないだろう。
この小女は沢田綱吉という外見に似合わない男らしい名前を持っている。
そして隣にいる男は、普通に言えば、綱吉の親戚関係にあたる男だ。
そしてこの綱吉の隣にいる男は、表社会でも裏社会でも莫大な財政と権力と規模を持っている、『ボンゴレ』という大企業の、いやマフィアのボスなのである。

「ん?ああ、それは君を私の正式な後継者だと発表するためn「ふざけるなよこの変人爺さんが♪」」

 ボンゴレは特殊なマフィアであり、後継者は必ずその『血』を引いていることが条件なのだ。
綱吉はその『血』を運悪く継いでしまい、後継者になるのに反発している。(綱吉は極度の面倒くさがりやなのである)
そんな彼女がなぜ後継者だと発表されてしまう場所になどいるかというと、無理やり連れて来られたからだ。

Re: ある小女の奮闘記ーreborn- ( No.2 )
日時: 2010/08/04 09:27
名前: 海条みや (ID: isn12P1b)

「ううぅ・・・綱吉君がひどいよぅ・・・・」
「大の大人が嘘泣きすんじゃねぇ」
「ぶーっ」
「気持ちワリィからそれやめろ」
「・・・まったく、もうちょっと口の悪さを直せないのかね?前までは『おじぃちゃん、だーいすきv』と語尾にハートマークをつけるほどかわいらしk「記憶を捏造すんじゃねぇ狸ジジィが」」

数時間前、綱吉はちゃんと家にいたはずなのだ。
だが、なぜかこの狸ジジx・・・コホン、なぜか9代目が家に訪ねてき、拉致られたのだ。
そしてあっというまにイタリアに着き、着替えやらメイクやらをなされたのだ。
ということで、沢田嬢の機嫌の悪さは、結構な高さまで上っている。

「おい・・・狸ジジィ、俺を10代目なんかに立候補しやがったら・・・・絶縁するぞ」
「綱吉君、言っておくが、それは私が許さない」
「ハッ、てめぇは、俺の言う絶縁の意味が分かってんのか?」
「?」

沢田嬢がどこぞの10代目候補のように鼻を鳴らすと、9世は、意味が分からず頭の上に?マークを出す。

「だから、俺の言う絶縁は・・・・・・
架空の戸籍を作り、幻術で外見を偽り、まったくの別人になりすしてアンタから永遠にオサラバすることだよ?」
「すまん!!ワシが悪かった!!だからお願いします!やめてくれ!!」
「ふぅ・・・分かればいいいんだよ」

高い声のはずなのに、地を這うような声に聞こえるオーラをかもし出しながら目が笑っていない笑顔で言うと、9代目は冷や汗を出しながら『やめてくれ』と懇願した。
それを聞いた沢田嬢は、先ほどまでのオーラを出すのをやめ、呆れたようにため息をついた。

Re: ある小女の奮闘記ーreborn- ( No.3 )
日時: 2010/08/18 08:40
名前: 海条みや (ID: Z38QiqU5)

9代目から逃げてきた綱吉は、天井のいたるところにあるシャンデリアから発せられる光がいいかげんうざったくなり、外の空気を吸おうとテラスへと出た。

だが、そこには囲いに背を立てかけて腕を組み、空を見ている男がいた。
体格からして、16歳あたりだろうか。
顔は空を向いているせいで見えないが、顔をみなくとも、白のワイシャツの上から少し着崩しながらも着ている黒のコートや首もとにつけられている羽飾りは、その男に似合っていた。


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