二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 暗殺部隊に霧が2人
- 日時: 2010/08/09 17:01
- 名前: フラベルマモ (ID: 5NRE2t7J)
ヴァリアーのお話です
未来決戦後終了後、アルコバレーノすなわちマーモンが生き返ったので、同じ霧幹部のフランはどうなるのか…ふと思いあたりました
ヴァリアーを舞台とし、主にベル フラン マーモン
を中心とした作り話。
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- Re: 暗殺部隊に霧が2人 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/09 17:30
- 名前: フラベルマモ (ID: 5NRE2t7J)
トス
フラン「よっこらしょ…ふー」
ひと息ついたところで、ベッドで休暇を取ろう
ゴロン
ごちっ
フラン「あたっ」
今脱いだカエルの被り物のせいで、身体を一回転したら頭とぶつけた
フラン「結構固いんだっけ」
もう一度そのカエルを別の所へ運ぼうと、立ち上がる。
シュ
フラン「?」
………ナイフ
フラン「何するんですかー。」
ベル「ししし」
フラン「ノックぐらいしてくださーい、マナーなんだから」
ベル「お前、知らねーの?」
フラン「?」
ベル「暗殺部隊は、後輩をパシリするモンなの…んで部屋も自由に入って悪戯し放題」
フラン「えー…世界にはたくさん暗殺部隊があるって聞きましたけど、パシリは全国共通なんですか?」
ベル「…は言い過ぎた けど悪戯はちょっとなら許されるみてーだぜ」
シュッ
フラン「何でミーに向かって…あ」
ベル「脱ぐなっつったろ」
だって、重いし…この時期にこんなの邪魔でーす
フラン「(なんて言ったらまた仕返しきそうだしやめとこ)」
ベル「気に入ってたんじゃねえのかよ」
フラン「全然。むしろ迷惑ですよ、タダでも申し付けないくらい」
ベル「…ま、いーや」
フラン「分かったらさっさと出て行ってくださいよー」
ベル「はいはい」
フラン「おぉ〜今回はヤケに素直じゃないですかー。」
ベル「つーか侵入が嫌なら鍵くらいかけろよ、カエル」
フラン「ややこしいんですよねー何十にチェーンとかあるし」
ベル「頭使え」
大きな、お世話です
ベル「カエル、脱いでもいいけど汚すなよ センパイからの贈り物なの忘れてるだろ?」
フラン「奇妙な贈り物ですねー…でも脱いでいいのってー。」
ベル「あ マーモン…!」
フラン「!」
ベル「じゃーな、カエル」
バタン
フラン「………」
部屋だけ、ちらかしてくんですよねー。
ここのベッドの短所は、すぐシーツがアレになること
フラン「暇だなー…」
日常なら、センパイがつっかかってきて…退屈は凌げたんですけど…
正直、前任が戻って来たならミーに話しかけないでほしい わざわざ挑発しに来る時しか話しかけない堕王子。
フラン「そういえばミーを含めて、霧は2人も居るんでしたっけ」
必要なのかな…。
でも、ココを出たら師匠のところに行くしか…牢獄から連れ出したのはミーなのに、ココに残れって何か、ひどいです
どっちに転んでもあまり変わらないんだろうなー。
ガキ扱いは変わらないし
フラン「となると、ミーって需要性がないってことですよね…」
強いのに。ベルセンパイも、ミーの実力をまだ知らない
あんなナイフ、器用な手先で折り曲げれちゃいます
コンコン
フラン「はーい」
誰だろ…
ガチャ
ベル「何だ、まだ鍵の装備もしてねーのかよ」
また 出た…
フラン「今度は何ですかー?」
ベル「飯。この時間帯に声掛けんのはコレしかねーだろ」
フラン「結構、時間自由に人の部屋出入りしてるような気がしますー」
ベル「とっとと来いよ」
ミーだけ何だか、顔を合わせにくいです
だって…前任が久し振りに帰って来て、ミーだけ蚊帳の外。特にその「マーモン」て方とはお会いしにくいんですよー。
- Re: 暗殺部隊に霧が2人 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/09 17:58
- 名前: フラベルマモ (ID: 5NRE2t7J)
カチャ
ルッスーリア「見てみて〜!今日はマモちゃんが帰って来たからご馳走よ〜ん」
ずらりとテーブルに並ぶお皿の量を見て、隊員全員が声を上げた
下っ端達「おおお〜!ルッス姐さん、さすが!」
ルッスーリア「んふっ ささ、皆座って座って〜♪」
ベル「ゲ…カロリー高そうなモンばっか」
マーモン「変わってないね、食卓の彩りも」
自分がこの人の代わりか…と思うと、つい意識してしまう。
下っ端幹部のテーブルは別なので、主な隊員は同じテーブルで向かい合うことになる
フラン「7つしか席がないですけどー?」
スクアーロ「椅子を持ってこれば済む話だろうがぁ」
フラン「そうなんですけど…」
カタ
レヴィ「そう思って持って来てやった」
フラン「あ どーも」
親切なのは良いけど、椅子を置いた場所が気に入らない
ベル「何で向かいにお前が居んだよ」
フラン「ミーも別に、ココが良いわけじゃないですー」
マーモン「………」
フラン「………」
前任の情報は、赤ん坊の復活直後に師匠から聞いている。
大体は知ってるようで知らなくて…顔は見た事がなかった
ルッスーリア「ちょっとベルちゃん!アナタ好き嫌いは止めなさいって…いつも言ってるでしょ!」
ベル「横に盛り付けんのやめてくんない?」
ルッスーリア「んもう…どう?ボス〜」
XANXUS「…いつも通りとしか言えねえ」
ルッスーリア「そう〜。でも、彩が更にカラフルでしょ〜」
ベル「どうせならスシが良かったな。マーモンが帰って来たってのに」
マーモン「ジャッポーネまで行く気かい?」
ベル「まっさか。でもこっちで出前取っても上手かねーし」
マーモン「…そうだね ム」
フラン「!」
2人の目が合った
マーモン「何見てるんだよ」
フラン「え あー…小さいのにどうやって食べるのかなーとか。」
マーモン「はぁ?何が言いたいんだい」
フラン「だから小さいのにって…」
マーモン「君だって子供でしょ、僕は精神的にはもう大人さ」
フラン「子供じゃなくて、赤ん坊の間違いじゃないですかー。」
マーモン「ム 生意気な奴だね…」
ガタ
ベル「お 幻覚勝負でもすっか?」
ルッスーリア「ちょっとベルちゃん?食事中に立ち上がらないの!」
フラン「ちぇー…」
何か、前任にまで悪印象伝わった気が。
レヴィ「お前達静にしないか、ボスが…!」
スクアーロ「おぉい!これは何だぁ!?」
ルッスーリア「それは〜…って、見れば分からない?」
バシャ
XANXUS「声が出けぇ」
スクアーロ「何すんだぁ!」
ルッスーリア「んもう、すぐ暴れちゃって〜」
レヴィ「ボス…」
ベル「いつもこーなんじゃん」
マーモン「だね」
フラン「ふー…何だか一気に食べ過ぎて、お腹いっぱいでーす」
ルッスーリア「あら…もう食べないの?」
ベル「ししっ 後から腹減っても知ーらね」
マーモン「…」
そうして、フランは手を合わせてすぐ立ち上がり食卓を去った
ベル「ねーマーモン、アイツってどう思う?」
- Re: 暗殺部隊に霧が2人 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/13 12:55
- 名前: フラベルマモ (ID: 5NRE2t7J)
マーモン「ム」
ベル「アイツ、六道骸の弟子なんだとよ」
マーモン「知ってるよ、リサーチ済みさ」
ベル「ししし マーモン、ボロ負けだったじゃんね」
マーモン「…今はそう簡単に勝算はつけさせないよ」
ベル「それって、強くなったってこと?」
マーモン「まあね」
ベル「ししっ、新しい技でも生み出すのかよ」
スクアーロ「おぉい、フランはこれからどうすんだぁ」
レヴィ「うむ」
ベル「あー…前にも言ってたっけな」
マーモン「僕が居るし、必要性に欠けるよ」
ベル「自信満々じゃん、マーモン」
スクアーロ「だがなぁ、アイツには行く宛がないんだぁ」
ルッスーリア「そうなのよ〜あの子、連れ去った時も一人だったらしくて」
ベル「あん時?つーか六道骸はどうなってんだ」
XANXUS「…」
スクアーロ「あいつは今も牢獄に沈んでんだろうがぁ」
マーモン「未来を救っても変化が起きなかったのは、そうやら後任の存在だけのようだね」
ベル「確か、未来で起きた事はさっぱりなくなるとか言ってなかったっけ」
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