二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫−
日時: 2010/08/24 00:37
名前: 雪代 (ID: t7GemDmG)


初めまして、雪代ゆきしろです。
小説書くの初めてです。ドキドキですっ。

えっと、なんか妄想と幻想と願望と
その他色々なものを固めて書く小説です。
私の理想です。アレン達イケメンに
護られるお姫様のお話しです。
ヘタですが、読んでくださると嬉しいです。

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Re: D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫− ( No.4 )
日時: 2010/08/24 12:41
名前: 雪代 (ID: t7GemDmG)


第一話 白の姫

窓一つ無い部屋の中。
少女が一人いた。
背を覆い尽くす、輝く髪は白銀に輝き、
そよぐような長い睫が縁取るその瞳はどこまでも透き通る翡翠色をしている。
少女は唄を歌っていた。
悲しみの旋律。孤独な唄。
部屋の片隅に身を縮めて座り、ズタズタに引き裂かれたぬいぐるみを抱えて。
少女は泣きながら、歌っていた。


 ———*—*—*———


「アレンくんっ!」
鈴のような声に呼ばれて、白髪の髪を揺らして少年は振り向いた。
おでこには呪いのペンタクル。童顔にもかかわらず真っ白な髪。
彼の名前はアレン・ヴォーカー。
つい先日入団したばかりの新人エクソシストだ。

「どうしたんですか? リナリー」
アレンは駆け寄ってきた少女、リナリーを見て首を傾げた。
白い髪がさらりと揺れる。

「そろそろ教団には慣れたかなぁ、と思って」
駆け寄ってきたリナリーは、ちょっと何かを企んでいるような笑顔で、微笑んだ。

「まあ…建物には慣れましたけど…」
そう言ったアレンの手首を、リナリーが掴んだ。
そのまま引っ張られる形で二人は歩き出す。

「あのね、会って欲しい子がいるの。兄さんからの許可も下りてるから…」
「? 誰ですか? エクソシスト?」
「ええ。一応、エクソシストよ」
「………?」




「ここよ」
そう言ってリナリーは、一つの扉の前で足を止めた。

「えっと…。エクソシストの一人にお会いするんでしたよね?」
アレンが冷や汗を掻きながら首を傾げた。
無理もない。リナリーが示した扉の前には、
いかにも厳つい男が厳つい顔で立っており、その腰には剣まであるのだ。
しかもその扉は鉄でできた扉で、かなり頑丈そうな鍵まで掛かっている。

「そう、エクソシストの女の子」
「女の子? この鍵付きの扉の中に女の子が居るんですか?」
「うん。………《姫》がね」
「え?」

リナリーの言った言葉を理解できず、問うてみようと口を開いた瞬間。
すかさずリナリーがアレンの手首を掴み直して、扉の前に立った。

「我らが《姫》の記憶を記録する者。新しき候補者参らん」
リナリーがよく分からない言葉を門番っぽい厳つい男に言った。
すると、厳つい男(右の人)が大量の鍵を一つに纏めたものを、リナリーに手渡した。

「…これ、全部鍵ですか?」
「ううん。この扉の中に入れる人は数少ないから、入れる人だけ合い言葉と本物の鍵を記憶してるの。本物はこの中の一つだけ」

そう言ってリナリーは、大量の鍵の中から
一つだけを手にとって、感情そうな鍵穴に差し込んだ。
がちゃりと音がして、扉が開く。
部屋の中は薄暗かった。

「リナリーよ。入っても良い?」
薄暗い部屋の中へと、リナリーが問いかける。
「うん」という可愛らしい声音が返ってきた。
部屋の中へと足を踏み入れる。部屋には
ろうそくの明かりが一つあるだけで、他に明かりはない。
部屋の中はかなり閑散としていた。
純白のベッドと机。後はクローゼットらしきものが一つと、
あとは大量のぬいぐるみがあった。
ぬいぐるみを踏まないように身長に、二人は部屋の真ん中まで歩く。

「あら。またそんな所にいるの? キアラ」
リナリーが部屋の端っこにある白い固まりに向かって声をかけた。
——否。白い固まりに見えたものは、一人の少女だった。
床にまで広がる長い髪は暗い中でも白銀に煌めき、
瞬きをする度に風に揺れる長い睫に縁取られた瞳は、
深い翡翠色をしている。肌も真っ白で、かなり小柄な少女だ。

————それはまるで、天使のような少女だった。

Re: D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫− ( No.5 )
日時: 2010/08/24 12:43
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

うォオオォオオォォオ!!(!?

初めまして、アリスです(´Д`)
妄想世界…良いじゃないですか!!
憧れますねvV

Re: D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫− ( No.6 )
日時: 2010/08/24 22:47
名前: なさにえる (ID: foi8YFR4)

ちょっと!!!一発目からのめり込みましたッ!!!


すいません、取り乱しました((自重
はじめまして^^
同じくD灰執筆者のなさにえると申します。
なんかめっちゃ上手いですね。特に最後の少女のとこが……

頑張ってください^^

Re: D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫− ( No.7 )
日時: 2010/08/25 10:25
名前: 雪代 (ID: t7GemDmG)

>アリスさん

初めまして。
コメありがとうございます。
妄想世界…いいですよねぇ。
広がりますよねぇ、宇宙まで((え
妄想は神田が一番キャーッって感じです><


>なさにえるさん

初めまして。
大丈夫です。私の頭の中は誰にも邪魔できません。
暴走してます。取り乱すなんてレベルじゃないっス。

上手くないですよ。
最後の所はちょっと良い感じにできましたけど。
最後の所は今のところ満足ですた。
なさにえるさんの方がよっぽど上手ですよ。

では、第二話頑張って筆記いたします。

Re: D.Gray-man−儚き音を紡ぐ姫− ( No.8 )
日時: 2010/08/25 21:18
名前: アリス (ID: /jbXLzGv)

神田は妄想が良いですよね!!(ちょ
普段冷たい神田が一番妄想に向いてます(テメ


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