二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】
日時: 2010/09/01 21:59
名前: 風華 ◆UCP.4/Py7M (ID: kji2ZSe9)

ども、知る人ぞ知る…かもしれない風華です。

俺が嫌い&荒らしは回れ右
俺の小説読んでくれる心優しき人、大歓迎!


†主人公†
名前:真白 秋(マシロ アキ)
性別:一応、生物学的に女
年齢:高校一年生
性格:男勝り、やる気あんまナシ
容姿:銀髪ショートカット、瞳も銀色
一人称:俺
†サブボイ†
「ん?ああ俺?真白秋」
「面倒だなオイ」
「俺はね、派手な喧嘩とバスケは大好きなんだ」
「趣味は昼寝です」

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Re: 黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】 ( No.2 )
日時: 2010/09/01 22:26
名前: 風華 ◆UCP.4/Py7M (ID: kji2ZSe9)

第一話

桜舞う春、私立誠凛高等学校では新入生と部活勧誘の人たちで道が埋め尽くされていた

それを桜の木から眺めるのがこの物語の主人公——真白秋

銀色の短い髪を風に靡かせ、口に銜えているアメの棒をクルクルとまわしている


「人ごみ嫌いだし、詰まんねぇな…」


秋はそう言って桜の木に背中を預ける
心地よく吹く風が眠気を誘う


「ん?」

偶然下を見たら、見慣れた顔が一人いた

その人は人ごみの中、誰からも気づかれることなく歩いていく

秋はそれを見てニッ、と笑った


「久しぶりだね、テツ」

カリッ、銜えていたアメを噛み砕いた

Re: 黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】 ( No.3 )
日時: 2010/09/01 22:28
名前: 霧猫 (ID: KHOJpGst)

初めまして!!霧猫ですw
黒子のバスケ大好きですwwwww

すごく面白そう…プロローグが神文ですね…!!
第1話の方も…!!
真白さんのキャラもすごく気に入りました♪
頑張ってください!!応援してます!!

Re: 黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】 ( No.4 )
日時: 2010/09/01 22:42
名前: 風華 ◆UCP.4/Py7M (ID: kji2ZSe9)

第二話

あの日から数日、月曜日で外で朝礼があった
秋は欠伸をしながら列に並ぶ

するといきなり屋上のほうから声が聞こえた


「1−B五番!火神大我!!「キセキの世代」を倒して日本一になる!」


周りがざわつき始める
秋はしばらく呆然とし、そして小さく笑う


「く、くくっ、あいつ面白れぇな…ぷぷっ」



—昼休み—

秋はある教室に向かっていた
プレートには1-Bと書かれている

秋は教室に入り、ある席を目指して歩く
そしてその席の前で止まり


「やっほ、テツ」
「っ!秋さん。お久しぶりです」

「お前も誠凛だったんだな」
「秋さんがいるとは思いませんでした。…それに、髪」

黒子は秋の髪を指差す
秋は髪に触れ、笑う


「ああ、これか。けっこう短くなったろー」
「随分と切りましたね」
「昔は結構長かったしな。ポニーテイルだったし」

よくテツが結んでくれたよなー、と笑いながら言う
そして、本題に入った


「テツ、俺バスケ部のマネージャーになるよ」
「本当ですか?」
「おう、もう紙も出してきてOKもらった」

ヒラヒラと手を振る
黒子は嬉しそうな表情をしている


「そんな訳で、またよろしくなテツ」
「はい」


秋と黒子は拳を突き出し、コツンとぶつけた

Re: 黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】 ( No.5 )
日時: 2010/09/01 22:44
名前: 風華 ◆UCP.4/Py7M (ID: kji2ZSe9)

>霧猫様

神文っ!?なんで皆してそんなことを…っ
勿体ないお言葉をありがとうございます!!!

真白を気に入ってくださってありがとうございます!
作者として嬉しい限りです。

Re: 黒猫の気まぐれ【黒子のバスケ】 ( No.6 )
日時: 2010/09/02 17:06
名前: 風華 ◆UCP.4/Py7M (ID: kji2ZSe9)

第三話

秋が男子バスケ部のマネージャーになって数日後
監督の相田リコがビックニュースを持ってきた


「海常高校と練習試合!?」

「っそ!」

驚く部員達、それもそのはずだ
何故なら


「全国クラスの強豪校だよ。I・Hとか毎年フツーに出とる」
「ええっ!?」

「へー」
「へーって秋さん興味なさそうですね」

秋はアメの棒を口の中でまわす
目からもやる気がないことが丸分かりだ


「それよりカントク帰ってきた時言ってたアレ、マジ?」

「アレ?」
「あれ火神聞いてなかった?」


「もちろん!」

リコが口を開く


「海常は今年「キセキの世代」の一人、黄瀬涼太を獲得したトコよ」

「(…「キセキの世代」!!」
「ええっ!?」
「あのっ!?」

秋はアメをまわしていた手を止め、小さく微笑んだ
その表情は何か玩具を与えられた子どものよう

その時、秋が何か気がついた

「そういやテツ」
「何ですか?」
「あいつモデルもやってなかったっけ」
「やってましたね。…でも、どうしてですか?」

「ほら」

秋が体育館の入り口の方を指差す
黒子がそちらに視線を向けると、色紙を持った女子の行列ができていた


「あーもー…こんなつもりじゃなかったんだけど…」

ステージでサインをしている男がいる


「……アイツは…」
「……!!」

「……お久しぶりです」


「黄瀬涼太!!」


「スイマセン。マジであの…え〜と…てゆーか五分待ってもらってもいいスか?」



「キセキの世代」の一人目、黄瀬涼太


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