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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 臨也ボックス
- 日時: 2010/09/26 18:27
- 名前: 臨死 (ID: TFVRu1Ih)
初めまして。
臨死と申します。
今回、始めて小説を書こうと思いました。
めだかボックス×デュラララの数人を出そうと思います。
荒らしや、この設定が嫌な方は、退却なされた方が宜しいと存じ上げます。
あっあと
ネタバレ&臨也メインです。
ご了承下さい
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- Re: 臨也ボックス ( No.1 )
- 日時: 2010/09/26 18:46
- 名前: 臨死 (ID: TFVRu1Ih)
『人間は、無意味に生まれて』
『無関係に生きて』
『無価値に死ぬに決まってるのにさ』
くまがわみそぎと名前が名札に書かれている少年は、
託児室にいた、人吉善吉と折原臨也にそういった。
『だって世界に目標なんて無くて』
『人生に目的なんかないんだから』
こちらの様子を見定めるように、ニコッと微笑んだ。
「この世に意味のないことなんか無いよ」
人吉善吉は、くるくる回転しながら言った。
『本当に—そう思ってるの?』
「えっと…」
困ったように眉をひそめる善吉を球磨川禊は、あざ笑う。
そして先程から黙っている、折原臨也に目を向けた。
「…無意味って言う意味を持って、無関係って関係があって、無価値という価値が在るんだったら、世界には目標があって、人生には目的がある、そしたら、俺らが存在している理由があるんじゃないかな。」
そういって折原臨也は、人吉善吉の手をとって、つまらなそうに笑って
「理解してもらえるなんて思うなよ。」
帰って行った。
これは、昔昔の記憶。
球磨川禊が唯一、嘘を吐かない存在の誕生。
その存在は、折原臨也だった。
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