二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ローリンガール【部長無口】完結
日時: 2010/11/07 16:02
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: 眠いです。

知ってる人は知ってる、蜘蛛です。

最近、分かった事なんですが、私って暗い小説しか書けないんだ・・・と気付きました。。。

というわけで、真面目な暗い曲、といえば・・・
ローリンガールが4個目ぐらいに思いつきました。


なので、誰もが注目できない作品を更新していこうと思います←するなよw

頑張ります(笑)←ごめんなさい

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Re: ローリンガール【部長無口】 ( No.13 )
日時: 2010/11/07 15:00
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: 懐かしのアニメ

「ぶちょー!!!少し、お話が!!!」
「あたし、忙しい。用は、後にして」
「数分だけだ。聞いてくれ」


部長はビニールテープを口に貼り、黙々と歌詞を書き始めた。


「なんで、テープを貼る・・・」
「ふぃふっふふふ、ふふんふふう」
「えーっと、なんて言いました?」
「『喋ってたら時間が過ぎる』だって。」



書いては捨て、書いては捨てた。



捨てた紙を拾って一つ一つ読んだ。


「す、すごいです・・・」
「こんな短時間でこんなに書けるとは・・・恐るべし部長」



バンッッと机を叩き、テープをはがした。


「これの何処がいけないんだ?全部、違うじゃないか。」

「こんなの、間違い探しと一緒だよ。やっぱり・・・」



部室を走って出て行き、あそこへ行った。


「何処に行ったんでしょうか・・・」
「体育館だよ、絶対」



俺も部室を走って出て行った。


「ちょっと先輩!!!待ってください!!!」



                     ***


・・・また、回ってる。


「おい、やめろって」
「放して・・・」



部長は、立ち上がり右手を上にあげて大きな声で言った。



「私は今日も転がります」

Re: ローリンガール【部長無口】 ( No.14 )
日時: 2010/11/07 15:30
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: ずこう⇒うみ⇒みち⇒ちか⇒かさ⇒さる⇒ルカ⇒家事⇒人生

制服のまま、部長は転がり始めた。



何度も、何度も。



「もう良いかい?」
「まだですよ」


「まだまだ先は見えないので」


下を向いた部長は、怖い目で見てきた。


沢山の唾を飲み込んで、目をじっと見た。




「息をとめるの、今」


部長は、俺の首を力強く絞めた。


俺なんか、どーにでもなれ。




歌詞を適当に書いた罰だ。





「ぶ、ぶちょー!!!何やってるんですか!!!!!」


必死になって部長をとめる、レン。




部長は、手を放そうとしなかった。

「やめろっ!!!やめろっ!!!近づくなっ!!!」
部長は叫んだ。
























部長は、首を絞めるのをいきなり止め、涙を流しながら体育館を出て行った。




「ゲホッゲホッ・・・はぁー、苦しかった。」
「だ、大丈夫ですか!?」
「よゆー」
余裕じゃないけど。





                     ***

その後、レンは帰宅し、俺は部長を探した。








                    =屋上=

部長は、顔や足にガーゼを貼っていた。



「大丈夫か?」
「なにが」

なにがって・・・




空に手を伸ばし、何かをつかもうとする。

「そこに何かあるの?」
「モノクロのふわふわ」
「なにそれ」
「知らない」


知らんのかよ・・・

「でも、素敵なもの」
「素敵な・・・ですか」
「うん。素敵な夢かも」
「ふーん」





「あのさ、レンと俺が書いた歌詞・・・」


部長は目を大きくし、両手で耳をふさいだ。


「あれ、ボツなんだろ」
「知らない知らない知らない知らない」
「おまえ、気使って何も言わないだけだろ」
「知らない知らない知らない知らない」
「知らないわけないだろ」
「知らなぁぁぁぁぁぁい!!!」







顔には、たくさんの汗。
相当、焦ってる。


「問題ないって言った。」
「だから、嘘だろ?」



言葉を失われた。



「どうなって良いんだってさ。間違いだっておこしてしまえ」



部長は、それを聞いてむすっとした。



悪い誘いだな、うん。



Re: ローリンガール【部長無口】 ( No.15 )
日時: 2010/11/07 15:41
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: いくら⇒らっこ⇒こまねち⇒ちくわ⇒わきげ⇒げるまにうむ

「もう一回、もう一回、私をどうか転がして」



「怪我してるから、もう転がるな」




「もうすぐ何か見えるだろう」




「もう、やめろ・・・!」




部長は、涙を流しながら








自分の首を絞めた。

Re: ローリンガール【部長無口】 ( No.16 )
日時: 2010/11/07 15:50
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: むさしのむら⇒らっきょう⇒うぃきぺでぃあ⇒あにめいと⇒とらのあな

俺は、絞めている手をつかみ、部長を抱きしめた。






強い風がふいた。




「もう一回・・・もう一回・・・」




「私は今日も転がります・・・」




「ねぇ、カイト」




「なんだ?ミク」




「世界が綺麗な色に見える」




「そうか」




「歌詞・・・頑張って書いてみる」




「もう良いかい?もう良いよ」




「そろそろ君も疲れたろう、ね」




ミクは、綺麗な色の涙を流した。

Re: ローリンガール【部長無口】 ( No.17 )
日時: 2010/11/07 16:01
名前: 蜘蛛 (ID: YLB79TML)
参照: (*´_つ`)−3

∞蜘蛛のつぶやき∞
生まれて初めて、小説が完結しました←

みなさまに応援して頂いたおかげで、参照数も更新数のわりには、結構あると思いますw


参照は、変な事ばかり書いていますが気にしナーイ。
後半は、しりとりですね、ハイ。
おもいっきり動画にのっていたしりとりをのせました。
秋赤音サマの動画です↑
ローリンガールも秋赤音サマのを聞きながらうpしていました。


楽しかったです。


また、するんじゃないかなーと。
あ、ボカロの曲を小説化にです。




その時は、また、応援してくれると嬉しいです。

それでわ、また会う日まで(笑)←ゴメン


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