二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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DR!NOVEL
日時: 2010/10/17 19:43
名前: 四つ葉 (ID: iTW0Fx5P)
参照: http://blogs.yahoo.co.jp/yotsubayotsuba9696/folder/957371.html

猪突猛進に小説を書いてます←

相場の急落、所謂スランプの時期もありますが
回覧してくれれば幸いです´`*

ブログは仮閉鎖中ですが良かったら
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Re: Prologue-百花繚乱 ( No.1 )
日時: 2010/10/23 11:00
名前: 四つ葉 (ID: iTW0Fx5P)

甲高い嘶きが、夜空を一瞬にして埋め尽くす。

無、透、白。
照らされた画面を凝視する人々

燦、黄、金。
解っていながらも抗争を愉しみ

緋、赤、紅。
朱に染まる諍いが街を狂わせる


海千山千、様々な街を巡り巡る日々。



だが珍無類、目の前の街は————


何とも居心地のいい、街だった。

♂♀

「重いコートを脱ぎ捨てッ!!咲き誇る満開の桜と共にっ!!モテスキルをも磨き上げ——俺らは高校第二の
階段を登—————る!!!」

情緒的な少年の雰囲気に、隣で佇む二人の少年少女は
苦味のある眼で彼を凝視した。

その冷たい視線に気が付いた金髪の少年は
顔を青くする。


「いっ…いつからそんな冷徹な人間になったんだ!?
積極性が欠けているお前らにそんなクールな一面があるとは!!驚愕、喫驚インタレスト!」


「…√3点…」
「またしてもお前は———!!!!」

「……あはは」


——殷賑な春爛漫。
竜ヶ峰帝人、園原杏里、紀田正臣の3人は
来良学園と向かう。




4月——活気があり、勢いの盛んな時期である。


高校2年目、というわけか
精神的な緊張はないようだ。


——桜吹雪に髪を絡め、杏里は眩しそうに
眇めながら後ろを振り返った。

甚だしい風が翻す。

桜吹雪が誘う先には、1人の少年が佇んでいた。


「……?」


すれ違い際に、来良の制服を着用した
全く見覚えのないその少年が歩み寄り——


杏里の耳元で小さく、囁いた。



「お初にお目にかかります—————…罪歌ちゃん」


♂♀
某日チャットルーム


甘楽【皆のアイドル甘楽ちゃん、ただいま凱旋でぇーすっ☆】

田中太郎【やけに高調ですね】
甘楽【日課ですよぅ!】


バキュラ【高血圧で病院行きになればいいと思います】

甘楽【乙女に残酷な罵倒はナシですよっ
ナイーブイズザベストっ☆】

バキュラ【√3点です】

甘楽【きゃっ☆名誉毀損!】
田中太郎【ナイーブさは何処へw】

ーーセットンさんが入室されました

セットン【ご機嫌如何ー】

田中太郎【!?】
バキュラ【非行の前兆!?】

甘楽【ごきげんいかがって、汗】

セットン【こんにちhsさjhf】
田中太郎【故障ですかね】


セットン【すみません、只今代わりました
セットンです】

バキュラ【今のって何ですか?】

セットン【私の知り合いの仕業です、すみません
でした】


セットン【何故か遊びに来ちゃって…死守してます】

田中太郎【大変ですね】
甘楽【セットンさんにそんな知り合いいましたぁ?】


セットン【半年前に知り合って見た目は可愛いん
ですけど……って何で知人公開してるの?】


甘楽【中身は…って奴ですね!】
セットン【ナチュラルにスルーですか?】

セットン【あ、ちなみに女の子だけど
甘楽さんみたいな乙女じlyないdすよ】


ーーセットンさんの接続が切断されました



田中太郎【あ!!】

甘楽【褒めないで下さいよぅ!煽てても何も
出ませんよっ☆】


田中太郎【セットンさ———ん!!!】

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