二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜
- 日時: 2010/11/25 23:10
- 名前: ゆっさー (ID: Nh/fscfw)
ハイ!どうもこんにちは、こんばんは、ゆっさーと申します!
え〜…今回は大好きなBLEACHの二次創作をさせてもらいます。
よろしくおねがいしまっす!^^!
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.21 )
- 日時: 2011/01/08 13:41
- 名前: 風(元:秋空 (ID: SZdn/z4g)
スーパーゆっさー様へ
私は1ヵ月隔月当たり前の人ですよ?
そんな一ヶ月や二ヵ月更新しないくらいで見捨てたりしないですって(苦笑
ははは♪気力が上がったんなら良いですよ^^何だかスーパーマリオみたい(苦笑
コクトーの後半の悪さは良いですねぇ♪
最初から良い人過ぎて怪しかったですが……元々の現世での性格は良い人よりのコクトー(良い人の振り)のコクトーだと思いますが。
一々,言う事が共感できたり(苦笑
朱蓮見た目と声だけの男だったなぁと……群青たちより数えてみたら台詞少ないし(笑
えっ?そうなんですか……私はどのオリキャラも書き辛くて仕方ないって感じで(オイ…
狂ったキャラは書くの楽しいですよ?今更知ったんですか?私は狂ったキャラを書いてるときが一番我を出せると思います^^
では,此方こそ長文失礼!
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.22 )
- 日時: 2011/01/08 23:36
- 名前: スーパーゆっさー (ID: Nh/fscfw)
やはり寝たきりだったのもあってか、身体がまだふらつくし少し頭痛もする。
巴は「あんま無理しちゃだめだって!」と心配してくれたが、おれは自力で立ち上がった。
…やっぱ身体の節々が軋む。
巴がどんな方法で身体を治してくれたのかは知らないが、まだ完全な健康体になったわけではないらしい。
「で、九十九さんはどこにいんの?さっき出てったけど…」
手近にあった古いタンスに手をつきながら少しずつ歩み始める。
一方巴はおれのそんな様子を見ておろおろしていた。顔には心配の表情が浮かんでいる。
「本当に身体だいじょうぶなのかよ〜??師匠は逃げも隠れもしないんだから、そんな切羽詰まって今スグに行かなくても…」
「大丈夫だって。おれ、事故とかにあったの今回が初めてじゃないし…。
それに、なんか、こういう流れじゃないと質問に答えてくれそうもない雰囲気っていうか…」
ああいうタイプの人は、間なんか置いたりしたらはぐらかされるのがオチだ。
なんとなく、根拠もなくそう思った。
「ん〜…。わかった!たぶん、師匠は奥の部屋にいるよ。…幽花さんもいるんじゃないかな」
巴はそう言うと、おれの片腕を自分の肩にまわした。
「でも!ほんっとーに無理はだめだかんなっ!」
何の変哲もない木板の長い廊下を進むと、よくゲームに出てくるラスボスの部屋の門ような、黒い金属製の扉が現れた。
そのほかの部屋は和室のようで、襖がある部屋がほとんどだったので、この奥の部屋だけが妙に異質に見える。
目の前まで来ると、巴が「入りまーす」と一声かけて扉をおしはじめた。
空いた扉の向こうには、想像していたより殺風景な、畳とちゃぶ台しかない空間があった。
「ああ、やっぱ来たんやねぇ。ほら…シンタ、ぼさっとしてないでメイカ君座らせてあげて」
九十九さんは薄紫の着物の裾をふってこちらに呼ぶ。中に入ると、なかなかこの部屋が広いことに驚いた。
小さなちゃぶ台をはさんで、九十九さん、おれと巴が向かい合う。
腰を下ろした巴が、何かを探すように辺りをキョロキョロと見遣った。
「あれ?幽花さんはいないんですか?」
巴の軽い質問に、九十九さんは苦笑いしてとぼけるように口に手を当てる。
「今、ご機嫌ナナメみたい。どっかに消えちゃったや」
九十九は簡潔に言うと、おれのほうに体を向き直して、ちゃぶ台に両肘をついておれの顔を覗き込むようにして見上げた。
「もう夕方やけど、おうちに電話しなくて大丈夫?」
おれは、その余裕な笑みに負けじと言い放った。
「大丈夫です。それより、今おれに起こってるすべてのこと、話してくれませんか」
おれはありったけの真面目な表情で強気に言った。隣に居る巴も、ささやかに頷く。
九十九さんは一層の笑みを浮かべて、そして説明し始めた…。
「そうねぇ…メイカ君は、幽霊とか死神って信じてる方?」
「え?」
「存在すると思ってる?」
「……幽霊は信じてますケド」
「うん。実はね、簡潔に明瞭に言うと、僕たち死神なんだよ」
「それ。…冗談抜きで、ですよね?」
「うん。まじめまじめ〜」
「師匠、全然まじめに見えてないっス…」
巴のつっこみには同意だった。
…死神。おれの知識では、死をつかさどる者…。
「つまり、あんたらが死神だからおれの生死を操作出来たってことですか?」
「う〜ん。ちょっと勘違いされとるようやね。それは現世でいう死神の定義でしょ?…僕たちの世界はもっと複雑怪奇なんよ」
「あんたらの世界…?」
「そう、僕たちの世界。…霊界・尸魂界」
「ソウル…ソサエティ?」
「人間がいう、死後の世界ってやつだよ。そこには、この世界と同じような規律も社会もある」
「……」
「僕たち死神の役目は、この世界の魂…魂魄の量と、尸魂界にある魂魄の量を均等に保つこと。
この世に漂う魂魄…幽霊を尸魂界に送ったり、君たちのいう悪霊…虚から人間を守ることが仕事なんだよねぇ」
「こんぱく……ホロウ…」
「うん…ちゃんと話に付いて来れてる?けっこうわかりやすく言ったつもりなんやけど…。
シンタ、僕の説明どうやった?」
「あ〜…、わかる人にはわかるって感じっすね」
「そっかァ〜…」
「あの、おれ大丈夫です。なんとなくは…そういう世界があるんだなってことわかりましたから」
ごめん、嘘です。
…やばい、全然ついていけねえ…。
おれはここで話の腰を折らないように、笑って言ってみせたが、実際のところ…さっぱりだった。
でも、この人が嘘は言っていないらしいことはわかる。九十九さんは本気でどう説明しようかあたふたしていた。
「どうしよう…あ、そうだ。シンタ、実演してみせてよ」
「え!?オレっすか…」
「だって、やっぱ見てもらったほうがメイカ君にとっては最良やない?
ほら、言うじゃない。『若いもんは見て学べ!』って」
「う〜…。義骸脱ぐの辛いんすけど…」
「でも、僕が死神化すると結界がもたないんだもん。幽花もいないし…。
頑張って〜!ちなみにコレ、師匠命令☆」
「ちぇ………わかりましたよーっだ」
九十九さんと巴の意味不明な会話が終わると、巴が立ち上がり、おれたちから少し遠ざかった。
「え?何が始まんの?」
「まあ、見てて。シンタがやってくれるから」
「な、何を」
九十九さんは答えずに、ただ笑っているだけだった。
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.23 )
- 日時: 2011/01/09 01:06
- 名前: スーパーゆっさー (ID: Nh/fscfw)
「じゃあ始めますよ師匠〜」
「よろしく〜シンタ」
巴が赤いフレームの眼鏡をとる。
おれはこれから何が起きるのか、じっと見つめていた。
すると…。
巴が、分裂、した。
片方の眼鏡のとれた巴はぐったりと畳に崩れ落ち、もう一人の眼鏡を持った黒い着物姿の巴は平然とたたずんでいる。
着物の巴は眼鏡をかけなおし、おれに向かってピースと笑顔を見せた。
「どうよ!オレの死神姿!」
いや、どうよって言われても…。
ってか、そっちの倒れてる方の巴のほうが超心配なんですけど。え、死んでない?そっちの巴。
「メイカ君、倒れてる方の巴はただの義骸。死神が人間として生活するための入れ物みたいなものなんだよ。
で、こっちの黒い着物の巴が本体。死神にもどっただけだから心配無用」
「……は、はぁ」
「ちなみに、あれは死覇装。死神の基本的な常用服なんよ。で、腰の刀は斬魂刀ね…その名の通り、魂魄をきるための道具。
あれでこの世にさまよってる魂を尸魂界に送ったり、虚と戦ったりできるんよ」
「ふ〜ん…」
「せっかくやし、見せてもらったら?…シンタもいいよね?」
「え、斬魂刀をっすか?」
「うん。一通り、メイカ君には知っておいてほしいからね…」
九十九さんがワケアリな笑みを浮かべる中、おれは初めて見るものに驚きまくっていた。
巴が腰の鞘に手をかける。
今度はなんなんだ?…おれの好奇心が増していたときだった。
ドドドドドドドドドドドォォオォオオンッッ!!!!!!
外から、もの凄く不快な音が響いた。地鳴りのような、何かが大音量で泣き叫んでいるような…キモチワルイ音。
「な、なんだ!」
おれが叫ぶと、九十九さんはゆらりと立ち上がり、音のする方向へ歩み寄る。
この和室には窓がなかったが、それでも、外で何が起こっているかを傍観しているように耳を傾けていた。
巴も鞘にかけていた手を下ろし、小走りで九十九さんの後ろにつく。
「……これはグッドタイミングなんかねぇ?それともバッドタイミングなんかなぁ?」
九十九さんはいつもと変わらず間延びした言い方で落ち着いている。
巴は、何かの気配を感じとってただ耳を澄ませながら九十九さんの傍らでじっとしていた。
しばらくして音はしなくなったが、九十九さんはその場から動かない。
そして、巴に目だけを向けて静かに聞く。
「シンタ、このビルからアレできる?」
「……このビルに張ってる結界って、屋上まで覆ってますか?」
「うん。屋上からやったらあの距離届く?」
「たぶん。オレの腕が鈍ってなかったらいけると思います」
「じゃあ決まり〜」
先程から2人の談話を聞いていると、またもやクエスチョンがおれの頭の上に浮かぶ。
「何?何の話?」
おれはたずねるが、2人はサクサクと会話を進めていく。
ああ、おれは完全無視の放置プレイですかコノヤロー。
「…あ!せっかくやからメイカ君連れて行き」
「え、師匠何でですか?」
「後で話そうと思っとったんやけど、メイカ君にはもう幻術の類は効かないみたいなんよねぇ」
「そうなんすか!?」
「そうなんだよ。だから役に立つと思うんやけど。
それに、斬魂刀の力も見せられるし、一石二鳥♪」
「おお!さすが師匠、あったま良い〜〜☆」
「………」
まじで放置プレイか。さらに何なんだ、このノリ…。
すると、話がまとまり、九十九さんがおれのほうに振り向く。
「僕は結界強化しとくから、2人でがんばってきてねぇ」
九十九さんが手を振る。ああ、やっと話が終わったのか。
…と、思った時だった。
巴がおれの腕を掴んで全速力で猛ダッシュしたのは。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て巴!おれ一応怪我人…」
…これから何が始まるのやら。気がどっと重くなった。
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.24 )
- 日時: 2011/01/09 22:15
- 名前: スーパーゆっさー (ID: Nh/fscfw)
風さま
コメを今頃になって見ました!本当に気付かなかった…(笑)すみません!
私も衝動的に書く派なんで、たまに更新止まることありますよ〜\(゜ロ\)(/ロ゜)/
見捨てないでくれてありがとうですっ
スーパーマリオ…親近感ばりばり感じますね☆
つねづね私はクッパのように生きたい思います!憧れの人:クッパ。
もうわけわかんない悪役が好きですね〜
悪役といえば、朱蓮…そんなに台詞なかったんすね…
まじで私、ビジュアルから期待してたのになぁ(おい
ああいう知能派?な悪役好きですから…あれ?私悪役ばっか好きになってるww
たしかに…途中でキャラの性格とか言い方とか微妙に変わってきません?
さらに、色んな設定付けが後々、自分の首を絞めていく…ッて感じです(>_<)
「ああ…なんでこんな難しいキャラにしちゃったんだ、自分…」と
パソコンの前で何度呟いたことかww
毎回コメをありがとうございます!やる気をもらってます!
おたがい頑張りましょうっ!ほんよセンキューです♪
- Re: BLEACH 〜幻の十四番隊隊長〜 ( No.25 )
- 日時: 2011/01/11 09:43
- 名前: 風(元;秋空 (ID: OK7TThtZ)
いえいえ,別に良いですよ?
と言うか僕は更新するのに時間が余り無いくせに一杯書いててね(アホデすよ所謂
クッパ♪デデデ大王とかクッパ……良いね^^あんな風に好き勝手したい!
いや,いっつも結局成敗されてますが(笑
私も知性派悪党好きです♪私も悪役大好きですよ!
何と言う親近感…まぁ,兎に角頑張ろうぜ!ですvv
義骸…ちゃんと説明して遣れよ(汗
本当九十九さんは説明が下手ですね……演劇マジで始めたし(笑
まぁ,隊長格の人でちゃんと説明を噛み砕いて出来そうな人って……九十九より出来る奴は結構居そうですね。
余計な説明とか面倒がる人が隊長格って多そうです…
兄様とか砕蜂さんとかマユリ様とか剣ちゃんとか絶対面倒がりそうです…
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