二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 少年陰陽師 〜秘密の絆〜
- 日時: 2010/12/05 18:23
- 名前: ミオ (ID: q6B8cvef)
初めまして!ミオです♪
この話ですが…(ものすごく)シリアスになると思います………。
(それでもいい!と思う人 + コメントをくれる人がいたら、ものすごく嬉しい……!!!)
★オリキャラ
☆優李 <ゆり>
とても優しく、笑顔がかわいい少女
☆友香<ゆか>
優季の双子の姉。見た目は優季と、まったく同じだが少し暗い性格。
☆瑠霞 <るか>
優季の(十二神将的)式の一人。戦う事はできないが式の中で唯一守る力を持っている。少し内気な性格。
☆瞬鈴 <しゅんりん>
式の一人。風を操る。とても明るく元気がいい。天然体質。
☆紅雷 <こうらい>
式の一人。雷(電気系)を操る。怒りっぽいところがある。
☆響樺 <きょうか>
式の一人。火を操る。冷静沈着だが、時々おかしくなる性格有り。
☆秀粋 <しゅうすい>
式の一人。水を操る。無口なので普段は、必要最低限の事しかしゃべらないが、間違っている事に対しては、徹底的に問い詰める。正義感が強い。
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- Re: 少年陰陽師 〜秘密の絆〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/28 19:36
- 名前: ミオ (ID: DE3AAuff)
『キライ キライ キライ キライ キライ キライ キライ キライ キライ キライ』
なにもかも全部キライだ。
なにもかもすべてが憎い。
泣きながら叫ぶ少女がいる。
『あははははははははははははははははははははははは』
私を苦しめるもの全部を壊したい。
私を苦しめる人すべてを殺したい。
狂ったように笑い続ける少女がいる。
2人の思いは同じ 復讐 それだけだった。
2人の思いは一つ
2人は一つ
一緒に生き 一緒に死ぬ
2人の少女が重なり一人となる。
2人が一人になる。
『………必ず 復讐 するから………』
- Re: 少年陰陽師 〜秘密の絆〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/12/02 08:49
- 名前: ミオ (ID: 6ryBqrXi)
いつものように起き いつものように陰陽僚に行き いつものように帰ってくる。
そうしていつものように1日が過ぎていく。
だが今日は違う。
「なぁもっくん。なんでこんなことになってると思う?」
「…さぁな。俺が知るわけないだろ……」
昌浩はまのぬけた声で物の怪に問いかけた。物の怪の方はあきれながら昌浩に言葉を返す。
目の前にいるのは規則正しく寝息をたてる1人の少女。
髪はくり色で、肌の色は白く薄い桃色の頬がかわいらしい。
朝になると、なぜかこの少女が昌浩の部屋にいて、なぜか昌浩の部屋で寝ていた。
「俺こんな子知らないんだけどなぁ…」
お手上げ状態の昌浩と物の怪はこの少女が起きるのをただ待つことしか出来なかった。
- Re: 少年陰陽師 〜秘密の絆〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/02 16:25
- 名前: ミオ (ID: Su8t9C5g)
貴方がいれば、復讐できる。
貴方がいれば、都を滅ぼせる。
貴方の力が欲しい。
『 安倍 昌浩 』
貴方の力が……………。
- Re: 少年陰陽師 〜秘密の絆〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/01/22 01:55
- 名前: ミオ (ID: 1v/lWFT.)
「…………で、君はどこからきたの?」
「〜〜〜だから!君じゃなくて優季!」
「それは分かったから、こっちの質問に答えろ!!」
「もっくん、そんなに怒らなくても……」
昌浩と物の怪と、謎の少女優季は先程から、晴明の部屋で意味があるのか、ないのか分からないことを言いあっていた。
「もっくん言うな晴明の孫!お前も早くどこから来たか言え!」
「お前じゃなくて優季!!」
「もっくん!物の怪のぶんざいで、晴明の孫言うな!」
「うるさい!晴明の孫に孫と言って何が悪い!お前はさっさとどこから来たか言え!」
「お前じゃなくて優季!!!!!!」
この場合、話が進まない一番の原因は物の怪だろうと晴明とこの場にいる神将達(勾陣、六合)は思った。
「紅蓮や、ちょっとばかり落ち着かんか。……して、優季様はどうしてここへ?」
「優季は、どこから来た。…それに、あいつらは何だ?」
晴明に続いて勾陣が優季に問いかけた。勾陣が言ったのは、優季の背後にいる5人の式の事だった。神将とは異なる気をだしているが力は闘将、それも騰蛇にひってきするほどの力をこの5人は持っているだろう。
「あぁ。この5人は、私の式。右側から、瑠霞、瞬鈴、紅雷、響樺、秀枠。みんなすごく優しいの!」
優季は、太陽のように優しい笑顔で答える。
「私達は都外れ…まぁ、ちょっと遠いところね!そこから来たの!……それと、私昌浩に用があって来たんだ!!」
「は?え、え………俺ーーー!?」
優季は、うん!と元気に頷く。
「な、なな何で…お、俺なの?」
「ん?…だって昌浩が欲しいんだもん」
優季の言葉の意味がまったく分からない昌浩は、おかしな体勢のまま固まって、口をパクパクとしている。
沈黙が続く中、優季だけがニコニコと笑う。
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