二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜
- 日時: 2010/12/16 19:43
- 名前: 戦士A (ID: HbGGbHNh)
プロローグ
俺はいつものごとく平凡に、そして穏やかなる一日を過ごそうとしていた
だが、奴の一声によりそんな俺のささいでかすかなる希望は
一瞬にして打ち砕かれる・・・。
「今日、5時から公園でSOS団主催の不思議探しミニツアーをやるから絶対来なさい!」
「いや・・・俺はだな・・・」
と、言い返そうとすると奴は俺の襟首を掴み怒声を上げる
「どうせあんた暇でしょ?だから絶対来なさいよね、来なかったら死刑だから!」
「うっ・・・」
奴が本気で死刑などと唱えた日には、たちまち死刑になってしまうであろう。
それだけ奴の言う事すること一つ一つには重みがあるのだ
別に奴が金持ちで、どんな奴でも大金を払いだして動かしてしまえたり
企業や政府に圧力をかけて動かせるわけじゃない・・・
奴は・・・神がかり的な能力を持つのだ・・・もちろんこれは冗談などではない
そして、彼女の能力の一番やっかいなところは・・・
”本人が能力を持っていることに気付いていない”というところだ。
さて、冗談だと思った人も多かれ少なかれいるだろうが、たしかに事実であることは
間違いない・・・なぜなら、俺が実際一番この身で体験しているのだから。
彼女の名前は”涼宮ハルヒ”奇人変人で有名で、彼女のいた中学では
その名を知らない人ばかりだったそうだ・・・そして、彼女は普通の人間には
てんで興味を示さない・・・彼女が興味あるのは・・・
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者だけだ
だが、彼女のつくったSOS団という非公式部に加入しているメンバーのなかで
俺だけがなぜか望まれてもいない一般の極普通の人間だ・・・
いないのは異世界人だけ・・・長門は宇宙人、朝比奈さんは未来人
そして、憎たらしいハニカミ超能力者古泉・・・
この4人と団長ハルヒで成り立っている・・・彼女は奴らの正体を知らない。
ハルヒといるようになってから俺のまわりではおかしなことばかりが起きている
そして、今からこの先ハルヒたちと離れ離れになるまでそれは起こり続けるのだ・・・
と思う。
つづく
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- Re: あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/12/20 21:15
- 名前: 戦士A (ID: 0YLhVMcO)
第3話『涼宮ハルヒの忘却2』
俺は帰宅し、ハルヒのことを多少気に留めながらも
いつもどおりの生活をこなし眠りにつこうとしていた・・・
すると、窓を叩く音がした
「なんだ・・・?」
閉めたカーテンをそっとひらいて窓のそとをのぞくと
そこには浮遊している古泉がいた。
「なんだこんな時間に・・・」
「すみませんね、ですがそのようなことを言ってはいられない事態になってしまいまして」
「は・・・?」
「実はですね・・・涼宮さんの力が暴発し、異常なまでの数の神人が出現しているのです」
「なっ・・・」
「来ていただけますね・・・」
「・・・あぁ、こうなったからには仕方ねぇ・・・」
どうやら俺のハルヒに対する発言は地雷だったようだ・・・
古泉の言う事によれば、このままだと僅かでははあるが世界の崩壊の恐れが
あるという・・・俺はどうすりゃいい・・・。
「さぁ、行きましょう」
俺は古泉と共に久々の閉鎖空間に到着した・・・
そこで俺はとんでもないものを目にした
「神人が・・・涙を流しているだと・・・!!?」
「そのとおりです、あの巨大な神人だけですがね、あとはいつものサイズのやつが大量に出現しています」
「なんてこった・・・」
あいつはここまで傷ついたのかよ・・・
俺はなんてことをしちまったんだ・・・
「くっ・・・」
「このままでは大変なことになってしまいます、早急に手を打たなければ・・・」
「そうだ・・・ハルヒ・・・ハルヒは・・・!あのときと同じことをすれば・・・」
あのときとは、俺とハルヒが二人きりで閉鎖空間に行ってしまったときのことだ
ハルヒはあのときのことを夢だと思い込んでいるがな・・・
「・・・涼宮さんなら、あれです」
「・・・はぁ・・・?何言ってるんだ・・・」
古泉が指したのは涙を流した神人だった
「あれが・・・あれが涼宮さんの心を具現化したものです」
「そんな・・・嘘だろ・・・」
と、その神人は勢い良く拳を振り上げ、俺たちを見た
「・・・おい、まじかよ・・・冗談は大概に・・・・・・・」
気付いたときにはもう遅かった・・・
つづく
- Re: あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/12/20 21:31
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
面白い展開になってきました!!
頑張ってください。
楽しみにしています!!
- Re: あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/22 15:43
- 名前: 戦士A (ID: 0YLhVMcO)
面倒なので第何話とか省略しま〜す(^ω^)
涼宮ハルヒの忘却 第3話
俺はどうなってしまったのだろうか・・・
古泉とともに俺は巨大な神人に殴り潰された・・・みたいだ。
俺は今・・・生きているか・・・?
俺は今、真っ白な世界をさまよっている
この世界は死後の世界か・・・?それとも現実へ戻る通路か・・・?
「うっ・・・」
ただでさえ真っ白で目がチカチカするような世界で
俺の前にもっと純粋で無垢な白い光が現れた・・・
「くっ・・・眩しすぎるだろいくらなんでも・・・・・・」
そして、光が徐々に俺を包み込んでいるのがわかった・・・
「なんだよこれ・・・」
気付けば俺は光に包み込まれていた・・・そして、光は俺の脳裏に
今までの出来事を走馬灯のようにフラッシュバックさせていった。
「くぅ・・・ぐがああぁぁぁっ!!頭が・・・ああああっ!!」
脳が破裂しそうなほどの激痛に俺は頭をかかえこんだ
ものすごい痛みで、それと同時にいいこと、嫌なことなどの記憶が
俺の脳内に次々と現れる・・・そして気がつくと
「・・・・・・」
俺は気を失っていた。
つづく
- Re: あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/12/25 15:13
- 名前: 戦士A (ID: 3Pm.pqBy)
涼宮ハルヒの忘却 第4話
「うう〜ん・・・」
目を覚ますと、俺は普通に自宅のベットで寝ていた
昨日、ハルヒの力が暴走したとかなんちゃらとかは全て夢だったのか・・・?
「にしても、今日は12月なのにやけにポカポカしてるな・・・異常気象か?」
だが、俺がパジャマ姿でリビングに降り、テレビの天気予報を見たとき驚いた
『桜が満開で見ごろです、本日3月××日はお花見日和なので、みなさんお出かけの際には交通渋滞などに注意しましょう』
「・・・はぁ?」
「キョンくんおはよ〜」
「おい、この番組は録画した番組か?」
「ううん、今やってるよ」
「・・・な・・・な・・・嘘だろ・・・?」
どうやら昨日の出来事は夢ではなかったらしい・・・
それとも、今までのSOS団でのできごとが夢だったのか・・・?
つづく
- Re: あぁ、今日はなんて最悪で素敵な日なんだ。〜涼宮ハルヒの憂鬱〜 ( No.8 )
- 日時: 2010/12/25 19:52
- 名前: 戦士A (ID: 3Pm.pqBy)
涼宮ハルヒの忘却 第5話
俺は混乱した・・・今までの長い長いできごとは全て夢だったのか?
いや、そんなはずはない
混乱で俺の思考回路は随分といかれちまったが
恐らくまたハルヒの力が暴走したのだろう・・・・・・
だが、それなら古泉・・・あいつはどうなった?
俺と同じような状況下にあるのか?
「キョンく〜ん!学校遅刻しちゃうよ〜!」
「えっ?!あ・・・あぁ!」
とりあえず、俺は学校に普通どおりに登校することにした。
「あれ?ハルヒは休みか?」
「・・・ハルヒ・・・?」
「そうだよ、国木田は今日見てないのか?」
「ハルヒって・・・」
「ハルヒはハルヒだよ、谷口と同じ中学の涼宮ハルヒ」
「お前頭大丈夫か?」
谷口は俺を心配そうな顔で見てくる
「なんだよ・・・」
とは言ったが、俺はこの状況に覚えがあった・・・そう、あのときだ
長門が暴走し、ハルヒの力を奪って世界を改変したあのときだ。
「まさか・・・涼宮ハルヒを忘れたのか・・・?」
「忘れたもなにも・・・ねえ・・・」
「お前こそ忘れたのかよ」
「え・・・?」
「涼宮ハルヒは3学期から不登校で学校に登校してないじゃねーか」
「な・・・何言ってるんだ・・・」
「本当に忘れたのかよ・・・階段からでもおっこちたんじゃねーか?」
冗談交じりに谷口が言う
だが、俺にとっては冗談なんかじゃねえよ・・・
「これはオフレコだけど、実は涼宮さん、行方不明らしいよ」
「ゆ・・・行方不め・・・もごぉ?!」
「声がでけぇーよ!!」
冗談だろ・・・ハルヒが行方不明・・・そんなはず・・・。
「ちょっとすまねぇ!」
俺は急いである場所に向かった
それは長門のところだ・・・
「おい、長門」
「なに?」
長門は相変わらず朝から部室で読書にふけっていた
「ハルヒはどこにいったんだ?」
「涼宮ハルヒ・・・彼女の行方は特定不能・・・」
「なんだと・・・」
「彼女はこの世界を崩壊させようとしている可能性がある、実際にこの世界は現在微速ではあるがバランスが崩れて改変が起こっている」
「嘘だろ・・・」
「涼宮ハルヒのおおよその居場所もわからない、だからどこにいるかは特定ができない」
「どういうことだ?」
「彼女は強い力を広範囲に放っているため、彼女の居場所は広範囲で表示される」
「どういう・・・ことだ?」
「・・・わからない」
「そんな・・・・・・」
「特定された涼宮ハルヒの居場所の範囲は地球の距離数値にして約70000km」
「!!!それって・・・地球全体じゃねーか・・・」
「そう、涼宮ハルヒの力はこの惑星の全土に広がっている・・・」
「嘘だろ・・・」
「涼宮ハルヒの力の影響で、この学校の1年10組と9組がなくなった」
「なっ・・・じゃあ古泉は・・・?!」
「ここから20キロ離れた場所にある学校に在籍していることになっている」
「そんな・・・それじゃ今はまだ連絡がとれねぇってことかよ・・・」
「そういうことになる」
「くっ・・・なら、次に向かう場所はあそこしかない」
俺は、ある人のもとに向かうことにした。
つづく
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