二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです((
- 日時: 2010/12/29 14:04
- 名前: ふうき ◆qZUCpA/gIM (ID: EHM01iHp)
こんにちわ。そして始めまして。
ふうきという者です。
小説を書くのは初めてですが、どうぞよろしくお願いします。
+読むに当たってのご注意+
①更新速度が亀並です。週に二回更新程度だと思いますので、嫌な方はお戻りください。
②駄文です。そんなの見ていられない!という方は早急にお戻りください。
③荒らしなど、他の方が不快になるようなことはしないでください。
④オリキャラは出ません。また、募集もいたすつもりはありませんので。主人公という主人公もいません。
⑤作者の妄想全快です。
残ってくれるんですね。ありがとうございます。
それでは本編をどうぞ。
【本編】
第一夜.ゼロスが出てくると 必ず厄介ごとになる >>1
第二夜.不思議な人が降ってきました >>2
第三夜.この世界のほうが大変そうである >>3
第四夜.どうやらここの方たちは珍しいものが 好きなようである>>4
小説イメージソング>>5
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- Re: Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです(( ( No.3 )
- 日時: 2010/12/24 22:23
- 名前: ふうき ◆qZUCpA/gIM (ID: EHM01iHp)
第三夜.この世界のほうが大変そうである
「へ〜。この世界は科学技術が発達してるのね」
あたしたちは、白いベレー帽がよく似合う室長さん(多分偉い人)に、建物内の案内をされていた。
辺りから、好奇の視線が突き刺さるがあえて無視する。
「ちょっと、話を聞かせて欲しいんだ」
そういって、室長さんは止まる。
目の前には物々しい扉があった。
部屋の中は、それはもう足の踏み場がないほどだった。
ブラウンのはずの床も、書類で真っ白になっている。
「僕はコムイ・リー。話を聞かせてもらうけどいいかな?」
書類の散らばっている、イスに座ってコムイは真剣な表情で問う。
「あー…、いや…」
あたしは小さく呟いて言葉を濁した。
実際、自分でも何がどうなっているのか、分かっていないのだ。
──異世界から来た。なんていっても信じてもらえるわけじゃなし。
だめもとで、ガウリイに視線で問いかけてみるが、彼ははてなマークを浮かべるだけ。
はぁ…。ゼロスでも誰でもいいんでこの状況を打破できないだろうか。
「呼びました?リナさん」
背後で聞き覚えのある声が聞こえた。
まさかと思い振り返ってみれば──
「ゼロス…!」
「こんにちわ」
ニコニコと微笑むゼロス当人だった。
……このニコニコ笑顔がイラツク!
「あんたねぇ!いきなし人送っといて、後からのこのこ現れるとはいー度胸ね!」
「あのー…?」
あ…。忘れてた…。
思わずゼロスをどついてしまったが、この部屋にはコムイもいるのだ。
冷や汗を流しながら後ろを見てみれば、困惑の色を浮かべて戸惑うコムイが一人。
……どうしようか。ホントの事はなすか。
あたしは腹をくくって話すことにした。
扉の後ろに気配があることに気づきつつ──
「ねー。出てきたらどーう?」
話が終わり、あたしは扉の外に声をかけた。
ちなみに、ガウリイは爆睡中である。
「あちゃー。ばれちゃってたさね」
頭の後ろで手を組んで赤髪少年が出てきた。
そのほかにもぞろぞろと。
……あ、ちょっと多いんですけど?!
ざっと十数人。よく、物音も立てなかったものである。
と─、本題本題。
「ゼロスー?」
おねだりをするように、ゼロスに話しかける。
「あのねー…」
「あ、元の世界には返しませんから」
「なんじゃそらー!」
あたしのとび蹴りが見事ゼロスに炸裂する。
「ぼ…僕はこれで」
かすむようにゼロスの体が消えた。
〜第四夜予告!〜
アレンらと教団内をうろちょろするリナ!
しまいにゃ、魔法使ってくれだのあーだこーだ。
朝靄を見つめつつ待て!
- Re: Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです(( ( No.4 )
- 日時: 2010/12/28 21:33
- 名前: ふうき ◆qZUCpA/gIM (ID: EHM01iHp)
第四夜.どうやらここの方たちは珍しいものが 好きなようである
「けっこー広いのね。この建物」
あたしは白髪の少年アレンと、赤毛の少年ラビに教団内を案内されていた。
……まぁ、ことの起こりはコムイの一言なのだが。
思い出すだけで無意味に「竜破斬」を唱えたくなってしまうので、説明は省かせてもらうっ。
チラリッ、とアレンはあたしの表情を伺って──
「リナって魔道士なんですよね?」
「えぇ。それなりに使えるわよ」
問うアレンに、間髪入れるずに答えるあたし。
ある意味、この言葉に間違いはない。
魔族なども入れたら、とうのが前提だが。
「お腹減ったなぁ〜」
ガウリイがなんとも間抜けな声を出した。
とにかく足を踏んでおくことにする。
「ハハハ…。確かにお昼も過ぎてますし食堂行きましょうか」
アレンは苦笑して、食堂まで案内してくれた。
食堂に入ると、あちらこちらに人だかりが出来ていた。
「あそこ──ジェリーさんに注文してください」
アレンが食堂の利用方法を教えてくれる。
そーいや、ラビって子あんまししゃべんないなー…。
ふと、脳裏に浮かんだ疑問に首を傾げつつ注文していくあたし。
「アレンなみさね…」
ラビの小さな呟きは、誰の耳にも届かなかった。
と、思われたのだが辺りから賛同の声が聞こえてくる。
「じゃ!いっただきます!」
あたしは久しぶりの豪華な昼食に、満足するまで食べ続けた。
30分ぐらいしたころだろうか。
周りに人だかりが出来てるのに気づいた。
その視線は──好奇の視線。最初にラビやアレンが見せたものと同じだ。
「さて」
トンッと、机に手をついてあたしは立ち上がる。
「さあて。魔法の練習しようかな〜」
白々しく言い放ってあたしは歩いていく。
「おい」
以外にも、止めたのはガウリイだった。
「お前が魔法なんか使ったら、ここ壊れるんじゃね?」
あたしの周りの人たちの顔が、蒼白になるのが分かる。
「あ、あんたねー!!」
あたしは怒鳴り声をあげた。
「確かに、イライラしてる時とか「竜破斬」何発か撃って、ちょっと山の地形変えたりするけどっ!
それでも、こんな断崖絶壁なところでそんな技使わないっちゅーの!」
「ホントにか…?」
未だにジト目で見てくるガウリイ。
こいつ…。聞くとこだけ聞きやがって。
「あーもう!そんなことしないからっ」
堪忍袋の尾がプッツンしそうなところで、あたしは外に向かって歩いていく。
その、十数メートル後ろをアレンたちがついてきていた。
建物の前にある、スペースにあたしは来ていた。
その周りを──だいぶ遠くだが──ギャラリーが囲っている。
「火炎球!!」
イライラしつつも、力ある言葉を解き放つ。
もち、ギャラリーに余波が行く位の位置に調整している。
ボンッ!
地面に触れた光球は、大きな音を立てて爆発する。
予想どうり、ギャラリーは騒ぎ始めた。
「さて」
すがすがしい気持ちで、あたしはこの場を後にする…。
はずだった。
「すごいですね!」
「他のも見せてくれさ!」
腕をガシッとつかまれて、あれやこれやとおねだりする。
「あ…っ」
ピコーン。
あたしの頭の中で電球が光った!
──ドンだけ壊しても、アレンたちのせいに出来るのではないだろうか?
後ろでは、アレンたちの目がキラキラしている。
「しょうがないわね」
あきれたように呟くと、あたしは呪文を唱え始めた。
その後。リナがどうなったかは知る由もない。
〜第五夜予告!〜
はぁ?!あたしが任務?!
リナはコムイにはめられて、任務に出されてしまった!
コムイ曰く、リナの呪文でAKUMAが倒せるのかということだそうだが…。
欲望に生きる少年たちっていいな…。などと呟きつつ待て!
- Re: Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです(( ( No.5 )
- 日時: 2010/12/28 21:41
- 名前: ふうき ◆qZUCpA/gIM (ID: EHM01iHp)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=hnFHcnQoKWk&feature=youtube_gdata
この小説のイメージソングです。
聞く方は参照をどうぞ。
LAMWNT〜やがて喜びを〜
歌:結城アイラ
作詞:畑亜貴
作/編曲:虹音
眠り解きあぐねて 君を見失い
壊したくなる今すべて
望む言葉が二度と聞けないなら
命さえ無為に差し出すでしょう
消えそうな輝きへと寄り添う想い
孤独だよ 私の元にも朝日が来るの?
答えて...ふたりを繋ぐ愛があると
招かれた絶望の果てに立ち向かう
産まれて滅びる人の意識こそが
未来を選び 鍵を開ける
光り奪われても 時を走るだけ
失うための出会いなら
心引き裂く旅の終わりを読む
おかえりと笑う夢があった
懐かしさ忘れるには絆が重い
皮肉だね 同じ気持ちでも手が届かない
急いで...ふたりは違う空のなかに
傷付いたお互いを求め追い掛ける
いとしく哀しく人が生きた日々は
永遠を恋う 熱い祈り
もう扉が落ちるよ
高みへ駆け上がる道標
やがて昇る太陽
答えて...ふたりを繋ぐ愛があると
招かれた絶望の果てに立ち向かう
産まれて滅びる人の意識こそが
未来を選び 鍵を開ける
- Re: Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです(( ( No.6 )
- 日時: 2011/01/07 20:47
- 名前: ふうき ◆qZUCpA/gIM (ID: EHM01iHp)
皆さん。あけましておめでとうございます!
こちらのキャラも、もう一つのキャラ(こっちでは名前明かしちゃう!)花影も、これからもよろしくお願いします。
さて、花影の本編思いつかないんだが。
誰か助けて^p^
第五夜.黒の教団って犯罪組織っぽいわ
「一つ聞いていい?」
「ぼくもこの書類のことで気になることが──」
「そんなことの前に、今は電車だ!」
走りながら神田が叫んだ。
「もうすぐ電車が来ます!」
白服が支柱の上に立つ。刹那。轟音が響いた。
神田や白服が、下を通る電車に飛び乗る。
……でえええ?!!!飛び乗り乗車か!
ちらりとアレンのほうに視線を送ってみれば、アレンも困惑の視線を送ってくる。
ガウリイは…
理解できていないのだろう。ケロッとしている。
「飛び乗り乗車…」
アレンがポツリと漏らした。
正直、あたしはこんな乗り物を見たことがない。
いわゆる科学とゆーものなのだろうが…。
「なんで…?」
ふいをついて、口から言葉が漏れた。
白服が不思議そうな表情を送ってくるが、あたしは気づかない。
あたしとガウリイの素性は、科学班一斑と、上層部。
──そして、エクソシストしか知らない。
エクソシストたちの場合、盗み聞きしていたと言うが。
「えぇぇぇ?!」
アレンの声が、真横で響いた。
耳が痛い。
「そこから入るんですか…」
アレンの呆れた声。
彼の目線の先には、ぽっかりと穴が開いている。
アレンに続いて、あたしとガウリイは入った。(というか、落ちた。)
「お客様?!ここは上級車両で、一般のお客様は二等車両のほうに…。
というか、そんなところから…」
車内に入ると、乗務員がかけてきた。
確かに、こんなところから入ってきたら誰でもびっくりするよね…。
あたしが内心で呟いていると、なにやら驚いた視線が神田やアレンの胸元に注がれていた。
直後に乗務員は部屋を用意するといって出て行く。
……何があったんだ…。
その辺りのやり取りを全く聞いていないので、あたしは小さく首をかしげた。
「ところで」
白服が小さく会釈をした。
「私は今回、マテールまでお供する探索部隊のトマ。
よろしくお願いします」
ガタン、ゴトン。
汽車はリズムを刻みながら揺れていく。
「──で、一つ聞きたいことがあるんですけど…」
神田の表情を伺いながらアレンは話し出した。
「なんで、奇怪現象とイノセンスが関係あるんですか?」
コレについては、あたしも疑問に思っていた。
ちなみに、ガウリイは隣で爆睡している。
「チッ…」
あ、舌打ちした。
またまたほりゅ
- Re: Dグレ×スレイヤーズ 基本Dグレよりです(( ( No.7 )
- 日時: 2012/05/24 22:54
- 名前: クレア (ID: P2y76W7r)
はじめまして、D.gray-manとスレイヤーズのクロスオーバーは珍しくて、楽しく読ませていただきました。
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