二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜
日時: 2011/03/12 17:50
名前: 勾菜 (ID: 3NNM32wR)

まずは、クリックありがとうございます。

少年陰陽師のお話です。
スレ主の妄想が入っていますが、それが嫌という方、今すぐお戻りくださいね。
オリキャラが登場します。

更新は、亀並みに遅いですが…それでも良いという方、このままお進みください!

では、はじまり、はじまり〜〜


—————オリキャラ—————

・設定…十二神将を陰から支える役目。存在を闇に隠された、異端の存在。18ぐらいの見た目。
・名前…月影/げつえい(二つ名…憐桜/れんおう)
・容姿…闇色に近い藍色の髪に月の色をした瞳。和服をイメージした服装。裾は膝のあたりまで。右の足首に銀輪を数本重ねてつけている。
・能力…どの五行にも属さないため、すべての五行が使える。ちなみに、月影が舞を舞うと、魂が浄化されるなど…いろいろとおこる。武器は弓。紅蓮よりも苛烈な神気を持つ。
・その他…天一と仲がいい。とても美しい見た目をしているため、神将たちで戦いが起きていたりする。


オリキャラの内容は、だんだん付け足していきます。

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Re: 少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜 ( No.11 )
日時: 2010/12/27 20:30
名前: 勾菜 (ID: zla7iYi5)

〜その肆((窮奇編))〜(会話文多発)

晴明の自室には、人ならざるものがいる。
その者たちが見ているのは、晴明の文机の上の水晶玉。

「あらあら…目の前もみないで紅蓮と喧嘩してる。」
「ふぉふぉ。まったくのぉ…」

水晶玉の中には、大髑髏を目の前に口げんかをしている13歳ぐらいの少年と白い猫のような見てくれの物の怪。

(何度も言うけど孫言うなっ!わかったかっ、物の怪のもっくん!)
(そういうお前ももっくん言うな)

ドンドン近づいてくる大髑髏のことなんかきれいさっぱり忘れているかのようだ。

(おい)
(なんだよ)
(まえ)
(あぁ!?)

「あぁ〜顔が引きつっちゃてる;;」
「ほれ、言わんこっちゃない。」
先程からの会話は、憐桜と晴明によるものだ。
そんなことを言っている間にも、少年と物の怪は、大髑髏とたいじしている。

(やっとお出ましか、よくも四日も待たせてくれたな。ここで会ったが百年目)
(そうだそうだ、言ってやれもっくん!)
(いいか都を騒がす大髑髏、おまえなんかこの、半人前でどじで抜けててかなり頼りないけど一応見習いの将来たぶんきっと立派な陰陽師が、ぱぱっとやっつけることになってるから観念しろ)
そこで、少年——昌浩が床に突っ伏す。

「紅蓮…」
「だが、間違ってはいないのぉ。」

(オンアビラウンキャンシャラクタン!ナウマクサンマンダバザラダン、センダマカロシャダソワタヤウン、タラタカンマン!)
そこで昌浩は息を整える。
(謹請し奉る、降臨諸神諸真人、縛鬼伏邪、百鬼消除、急々如律令!)

「よくやるわね。」
「そりゃあ、わしの孫じゃからな。」
「せ、晴明…相変わらず孫バカなのね…」
「ふぉふぉ」

そのときだ。
水晶玉からものすごい音が聞こえてきた。

「…あばら家が…」
「……これは、いかんのぉ」

当の本人である半人前陰陽師昌浩は、物の怪の声も聞かずに寝てしまっていた。

Re: 少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜 ( No.12 )
日時: 2010/12/28 18:05
名前: 翡翠 (ID: OqA7j1VN)

水晶から、見ているあたりが晴明らしい。

これは、小説の第一巻ですね。
原作にそってやるんでしょうか?
続き楽しみにしてます。
翡翠

Re: 少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜 ( No.13 )
日時: 2010/12/28 18:10
名前: 勾菜 (ID: f0LIvz7Q)
参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode=view&no=10683

翡翠様

原作沿いのお話にしようと思ってます。

↑のURLは、総合掲示板の少年陰陽師のスレです。
なりきりですが…興味あったら来てくださいね♪

Re: 少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜 ( No.14 )
日時: 2010/12/28 18:12
名前: 翡翠 (ID: OqA7j1VN)

ぜひ、行って見るね!

Re: 少年陰陽師〜月光の調に導かれ〜 ( No.15 )
日時: 2010/12/29 22:31
名前: 勾菜 (ID: kUb2i5Pl)
参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode

〜その伍((窮奇編))〜(会話文多発)

何もない暗い空間。

そこに昌浩はいた。

「あ…れ?俺…寝てたはず…」
周りを見回すとそこには、闇色に近い藍色の髪に月の色をした瞳をした一人の女性がたたずんでいた。

「だ…れ…?」
自分の声とは思えないような声が口からこぼれおちる。

「どうして、そんなに…悲しそうなの…」
そう口にすると、女性は驚いたように目を見開く。

——————ズキンッズキンッ…
突然、割れるような頭の痛みに襲われる。
———ズキンッ
「———っ。」
そこで、昌浩の意識が途切れた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はれ…」
目が覚めて、だんだんと意識が覚醒してくる。
気がつくとそこは、自分の茵のうえだった。

(あの女の人…悲しそうだったな…)

そんなことを考えていると、物の怪に脇腹を蹴りつけられた。

「礼を言え、礼を。殴っても蹴っても起きないお前を、俺は一生懸命運んでやったんだぞ。」

「あのさ…もっくん。闇色に近い藍色の髪に月の色をした瞳の女の人って知ってる?」
「…は…(闇色に近い藍色の髪に月の色をした瞳…憐桜のことか…?だが、あいつは…)

「イヤ…しらんぞ。」
「そっか。…その人が夢に出てきたんだよ。」

この事実はさすがに物の怪も驚いたようだった。



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