二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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うみねこのなく頃に 涙
日時: 2010/12/30 20:53
名前: キリン (ID: ucEvqIip)

こんばんは!
泡沫 ゆあ改めキリンです!!
今回は<うみねこのなく頃に>を二次創作をさせていただきます!
駄文ですが、よろしくお願いします!!


※注意※
・グロくなる予定です。
・やっぱりgdgdです。


それでも見てやるぜってな方のみどぞ↓↓

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Re: うみねこのなく頃に 翼 ( No.1 )
日時: 2010/12/31 14:23
名前: キリン (ID: ucEvqIip)

Episode;0 傍観者は、狂気を孕む


『きひひひ!!ほぉら戦人ばとらぁ、早く食わねぇとなくなっちまうぜぇえぇ?!』
『うっせえこのウシ乳!!ぉら、そのクロワッサンは俺のだろーが!!』


敵であるはずの魔女と挑戦者は、仲睦ましく食事を摂っている。
そんな光景を見ている者が、居た。
直接ではなく、一つのカケラを通して、だ。


「楽しい?あの子があんな風にはしゃいでいるのを見るのは」

暗闇が司る世界に、光を連れて現れた。
<奇跡の魔女>、ベルンカステルである。
ベルンカステルが連れてきた光は、一瞬にして暗闇に呑まれてしまった。


「楽しい・・・?そうだな、楽しいぞ。うん。実に愉快だ」

問いかけられたものはベルンカステルの方を振り向く。

「これから吾奴あやつを屈服させられるかと思うとゾクゾクするわっ!!」

歪んだ笑みが浮かぶ。
ベルンカステルは、感情を浮かべずに言葉を紡ぐ。

「<黄金の魔女>、ベアトリーチェを屈服させられると思ってるの?」
「勿論だとも。吾奴の弱みを、我は見つけたからなぁ」

戦人が映ったカケラを、するりと撫でる。

「さて、奇跡の魔女ベルンカステル卿は、我の邪魔をするおつもりかな?」
「・・・・まさか。貴方と戦うなんて、梅干紅茶一年分積まれてもごめんだわ」

そう言って、ベルンカステルはまた消えてしまった。

「・・・・くふふ、くはっ、くははははははははははははっ!!!さぁ、始めようじゃないか!!ベアトリーチェ!!!」



貴様が残した<大罪>を、我が清算させてやろうではないか!!!!


一人の魔女の咆哮が、暗闇に響いた。
贖罪のゲームが、始まる。

Re: うみねこのなく頃に 涙 ( No.2 )
日時: 2010/12/31 14:22
名前: キリン (ID: ucEvqIip)

Episode;1 遊戯の途中、招かれざる客の訪問


「さぁ戦人、次のゲームを始めようぞ!!」
「望むところだベアト!どっからでもかかってきやがれ!!!」


黄金の魔女ベアトリーチェと挑戦者戦人の次なるゲームが始まろうとしていた。
が、それは突然響いた言葉によって妨げられることになる。


『そのゲーム、我が名において預からせてもらおう・・・・』


声と共に大量の深紅の蝶が現れ、戦人を囲み始めた。


「な、なんだよこいつぁ!!!!・・・・・・っ」
「!!戦人!!!!」

ベアトリーチェが戦人に手を伸ばすが、届かずに。
戦人は消えてしまった。

『挑戦者は我が預からせてもらう。邪魔者は必要ないからな・・・・』
「っ、ここは妾の世界だ!!そなたは誰か!!姿を見せろ!!」

ベアトリーチェが叫ぶと、深紅の蝶が渦を巻き、その中心から女が現れる。
深紅の髪、黄金の瞳、漆黒の美しいドレスを身にまとった女だ。

「ごきげんよう、ベアトリーチェ。我を覚えておいでかな?」
「?ふん、そなたのような礼儀も知らぬ奴は知らぬ!」

その言葉を聴き、女は一瞬悲しそうな顔をした。
しかし、歪んだ笑みを浮かべたかと思うと、
先ほどまで戦人が座っていた椅子に腰掛けた。

「失敬。初対面にも拘わらず、自己紹介を忘れたのは我が過ち。許されよ」
「別にそんなことはどうでも良いのだ!!そこは戦人の、我が家具になる予定の者の席だ!
 部外者は消えてもらえぬだろうか」
「返してほしければ我が勝負に勝たれよ。さすれば、貴様の家具になるであろう者はお返しする」
「・・・わかった、受けてたとうぞ」

ベアトリーチェの言葉に、女はますます笑みを濃くする。

「では自己紹介をしようか。
 我が名は<流転の魔女>、アミーカ。貴様の贖罪のゲームのゲームマスターである」
「贖罪、だと・・・・」

アミーカはベアトリーチェを無視し、取り出した杖を一振りする。
すると、二人の間に机とチェス盤が出現した。

「貴様が忘れた貴様の大罪を、清算させてやろう・・・・」
「妾の・・・・大、罪・・・・・・・・・・・」


そんな光景を、ベルンカステルはカケラを通して見ていた。

「ベアト。貴方はアミーカに勝つことができるのかしら・・・・・」



ゲームは、始まったばかり。


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