二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園ヘタリア 【ヘタリア】
日時: 2011/01/05 16:27
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: pIrKYmvX)


 くりっく有難う御座います。

 初めまして、知ってる方はお久しぶりです^^
 わんこもちです。

 文才なんてないですけど温かく見守ってやってください。

 ※注意
 ①スーさんやポーランドやスペインの喋り方(方言)が間違いがあるかもしれません。その時は指摘してもらえるとありがたいです。
 ②恋愛系がありません
 ③キャラの性格が違うようになったらすいません。訂正させていただきます。

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Re: 学園ヘタリア 【ヘタリア】 ( No.1 )
日時: 2011/01/05 17:49
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: pIrKYmvX)


 それは突然の出来事でした。



 ___ピーンポーン・・・




 のんびりと過ごしていたとある春の休日。
 自宅のインターホンが鳴り響いた。

 ピーンポーン___ピーンポン___

 ___ピンポン__ピンポンピンポンピンポン___


 「あー!うるさいうるさい!!ちょっと待ってください!!いった誰ですか・・」

 早足で玄関まで歩いて、扉を開けた。
 鈍い音がして扉が何かに当たった。

 「いてっ」
 「わっ・・大丈夫、兄ちゃん?」
 「なんだよ畜生〜」

 扉を開けると、私がお世話になった人がいた。

 「スペインさん・・と、イタリアさん・・・?」
 「久しぶりやなぁ〜 ロマーノ大丈夫か?」

 どうやら頭をぶつけたのは南イタリア、ロマーノさんの方だったらしい。
 額を両手で押さえてうずくまっていた。
 目には涙がうっすら浮かんでいる。

 「あ!ご、ごめんなさい!! と、とりあえず・・中へどうぞ」

 私は扉を押し開けて、3人を中へ入れた。
 ロマーノさんのために氷で冷やしたタオルと、絆創膏を持ってリビングへ向かった。

 「あ、てきとーにそこらへん座ってて下さい」

 3人は丸い机を囲んでいた椅子4つのうちの3つに座っていた。
 ティーカップにに紅茶を注いで、持って行く。

 「ロマーノさんこれどうぞ。タオルで冷やしてこれ貼ってください。腫れは引くと思います」

 「わー紅茶だぁっ」
 「ちょうどよかったわー。俺チュロス持ってきたんや。一緒に食うか?」
 「あ、いいんですか?ありがとうございます」

 そして私は大事なことに気がついた。


 なんかズレてる・・・。3人のペースに巻き込まれてる・・・。

 気を取り直して・・!!

 「と、ところで今日はいきなりどうしたんですか?」

 「えっとねー。ふーちゃんも学校行かない?」
 「・・・学校?」

 自己紹介遅れました。

 私はフロール。 女です。元スペイン&イタリア領でした。
 イタリア(ヴェネチアーノ)さんにはふーちゃんと呼ばれています。(理由は知りません)

 ロマーノさんが、スペインの物は俺の物でもあるという発言のためにそうなりました。

 「世界w学園ってのなんだけど知ってるか?」

 私は首を横に振った。

 「とりあえず転入が決まったんやし・・学校で必要な道具はここに置いておくでー」

 スペインさんが大きなダンボール箱を机の近くに置いた。
 中を見ると、制服や教科書、学校指定のバックなどいろいろ入っていた。
 
 「兄ちゃんやおれ達はヨーロッパクラスなんだけどふーちゃんはアジアクラスだよー」

 「・・私知り合いなんていませんよ〜・・友達できますかね・・」
 「大丈夫だよ〜。アジアクラスには日本や中国がいるし。俺が言っとくよ〜」

 「ギリシャもいるな。 トルコには気をつけろよ」

 「あ、そうや。学校ではイギリスにはきぃつけるんやで!! 見つけたらすぐ逃げるんやで?」

 「・・・イギリス・・?」

Re: 学園ヘタリア 【ヘタリア】 ( No.2 )
日時: 2011/01/07 16:54
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: aHnc/Oh6)


 今日から私は学校に通うことになった。
 学校といっても普通の学校ではなく、国を背負っている人が通う学校。

 当然知り合いはいるのだと思うのですが・・・。


 _______イギリスには気ぃつけるんやで!!


 スペインさんの言葉が頭に残ってしまい、それどころではないんですよねー・・・・。

 学校に着いたらとりあえず職員室に行くように言われたので、私は職員室を探していた。

 「あのーすいません。職員室ってどこですか?」

 学校が広すぎて分からなかったため、近くにいたほかの国の人に声をかけてみることにした。

 「職員室ならあそこの角を右に曲がって真っ直ぐ行けばあるぞ」

 「なるほど。ありがとうございます」


 私はお礼を言ってその場を立ち去ろうとした。

 「待て。お前転入生だろ?名前は?」

 「・・・、人に名前を聞くときは自分が名乗るのが先ってのが普通なんじゃないんですかー?」

 「俺はイギリスだ。で、お前は?」


 一瞬だけ頭の思考回路が止まった。

 え?  この人がイギリス?

 スペインさん、逃げろって言ってたような・・?
 ・・・・自己紹介はいいよね?

 「私はフロールです。 あ、職員室で人を待たせているので私行きますね。道教えてくれてありがとう御座います。じゃ」

 私は早口で喋ると、急いでその場を離れた。
 職員室には誰も待っていない。ただの嘘だ。

 私は職員室に迷うことなく行くことができた。
 先生は優しそうな女の人で、一緒に教室に行くことに。

 先生は、「第一印象が大事」と私よりはりきっている。
 アジアクラスは優しい子が多いから大丈夫、らしい。


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