二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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VOC@LOID挿話集【悪食娘コンチータ】
日時: 2011/06/22 14:10
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

どうも、その辺のゴミです。
題名の通りです。
ボカロを小説にしたいと思っています。



   注意事項
・荒らし、チェンメなどは禁止。
・ギャグ系の曲はふざけまくってる。
・他はちゃんと書きます。
・グロ若干(?)あり。
・更新遅い。


おkな人は読んでください!


—————目次—————

スーパートルコ行進曲オワタ\(^O^)/ 
>>2 >>4 >>7
メルト 
>>12 >>13 >>14 >>17
悪食娘コンチータ  
プロローグ>>28
第1章>>29
ココロ
“奇跡”>>31

————————————

こんな駄文の塊にコメしてくださった神な皆様
・鏡音 瑞様
・みるく様
・亜里抄様
・miku(≧ω≦)様
・羅季様

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Re: VOC@LOID挿話集【題名変えました】 ( No.27 )
日時: 2011/04/12 15:03
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

えーっと、グロ無理って人がいないから、続けちゃいますよ?
私はどうなっても知りません。
注意にも書きましたので。

もうグロ無理とか言うの受け付けません。
結構時が経ちましたんで。

どうしても無理な人は、コンチータスルーでお願いします。

Re: VOC@LOID挿話集【題名変えました】 ( No.28 )
日時: 2011/04/29 19:37
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

プロローグ


空が光り、土砂降りの雨が降る。
私は走って、かなり怪しい館に入った。

近くには雨宿りできるような大きい木もない。
明らかに、私のために用意されたような館だ。

館の中は、死体が腐ったような嫌な臭いが漂っていた。
何なんだろう、ここは。
そのとき、どこからか扉が開く音がした。

「——ようこそ、“悪食館”へ——」

すぐ後ろから、声がした。
振り返ると、顔がそっくりな、金髪の少年と少女が立っていた。

「——ッ!」
「驚くことはありません。貴女には、ここで一生を過ごしてもらうだけです」

少女が、私の心を読み透かしたかのように答えた。
館も、少年と少女も、何もかもが不気味だった。

「それでは——」

その先は、聞こえなかった。
意識が、遠のいていった——。

Re: VOC@LOID挿話集【題名変えました】 ( No.29 )
日時: 2011/05/08 14:16
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

第1章


「さあ、今日も“最後の晩餐”が始まる——」

私は不気味に微笑んだ。
“最後の晩餐”は、私が食べるのではない。
“私に仕える者の最後”という意味だ。
今日は、誰が運ばれてくるのだろう。楽しみだ。

「コンチータ様、大変お待たせいたしました」

扉が開き、ワゴンを押した召使とメイドが礼をした。
ワゴンには様々な料理が置いてあり、その中のひとつを、メイドが私の前に置いた。

「今日は誰?」
「亞北ネルです」

私の質問に、召使が答える。
私は我慢が出来ず、思わず舌なめずりをした。

「そう……。料理をすべて置いて行って。また呼ぶわ」

二人は声を合わせて返事をすると、私の目の前に、身の毛もよだつような料理を並べていった。
召使とメイドが、食堂から出て行く。
それと同時に、私は目の前の料理を食い漁っていった。
口元からは、自然と笑みがこぼれる。

——これが、私の求めた悪食——。


——でも、まだ完成にはほど遠い。

マダ————。

Re: VOC@LOID挿話集【悪食娘コンチータ】 ( No.30 )
日時: 2011/06/18 14:43
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

お知らせです。

悪食娘コンチータの原作を失くしてしまいました。
ですので、代わりの小説、「ココロ」を書きたいと思います。

なかなか更新できなくて、すみませんでした。

Re: VOC@LOID挿話集【悪食娘コンチータ】 ( No.31 )
日時: 2011/06/22 14:09
名前: 夢羽 ◆h1A8iHzIDo (ID: lwyoqLK1)

ココロ


“奇跡”
丘の上の研究所に、一人の科学者がいた。
よれよれの白衣に、後頭部で束ねてある綺麗な金髪。
科学者は、同じ金髪をショートカットにした少女の頭に、白いリボンをつけた。

「よし、完成っと」

まだ少し幼い少年の声で、科学者は呟いた。
そして数歩離れ、少女の様子を観察する。
数秒後、少女の目が静かに開いた。

「出来たあぁぁっ!」

科学者は、幼い子供のように歓声を上げた。
少女は、キョロキョロと辺りを見回している。
科学者を視界に捉えると、少女は無機質な声で言った。

「鏡音レン、認識。データをインプットします」

少女の深緑の瞳に、科学者——鏡音レン——が映る。
科学者は飛び跳ねるのをやめ、少女の目を見つめた。

「……私の名前は——?」

少女が、首をかしげながら呟いた。
科学者はしばらく考えて、そして手を打った。

「君の名前は、鏡音リン。よろしく」

科学者は笑い、手を差し出した。
本当の年齢は16,7歳なのだろうが、笑っただけでそれよりも幼く見える。
リンは科学者の手を見て、そして顔を見た。
もう一度手を見て、首をかしげる。

「ハカセ、これは——?」
「そういうことを、まずは勉強しよう」

科学者は、差し出した手をリンの頭に乗せた。
そして優しく撫でる。
一瞬だけ悲しそうな顔をして、科学者は手を退けた。

「ココロもね——」

リンには、それが不思議な響きをして聞こえた。
“ココロ”の意味は分からなかったが、これからそういうことを知っていくんだと思った。
ずっと、永遠に——。


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