二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ワンピース*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】オリキャラ募集!
日時: 2011/02/25 15:57
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)
参照: http://パジャマの下にトレンカ履いてますww暖かいw

はいど〜もジュリエッタことジュリエッタですww
初めての皆様も初めましてじゃない皆様もこんばんわ♪
今回が何作目だっけ?
まぁいいやw
読むときの注意!!

・ジュリエッタ?あぁあの変な奴?←退場願います。
・キャラ崩れキライ
・荒らしNG
・オリキャラ募集をするかもしれません
・ヘタクソな文章なんて読んでられないわ←こちらも退場願います

以上の事がOKなエネル様はどうぞ下手な文ですがお願いします♪

お客様

・(●A●)様
・ Aerith 様
・さくにゃん様

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Re: ワンピース —*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】— ( No.4 )
日時: 2011/01/19 16:00
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)


第一話 出会い


雪が降り積もる中。
町では、雪だるまを作る子供たち。
「・・・。」
ジュライにとってはただの嫌味のようなものだった。
いつまで経っても外から目を離さないジュライ。
それもそのはず。
「騒がしい。」
静かな住宅街から大きな爆発音と剣どうしかぶつかり合う音がした。
「兵士が飛んできた・・・。」
ジュライは窓の外を無表情で眺めていた。
兵士が何者かによって吹き飛ばされていた。
「リーゲルト。」
ジュライが名を呼ぶと大きな扉から黒い執事服を纏った男が入ってきた。
「はい。」
深く頭を下げ、目を瞑る男、リーゲルトはジュライが幼い頃から仕える執事。
「外でなにが起きているの。」
「外で海賊が暴れています。ですが・・・」
「誰。」
リーゲルトの話を遮り問いかける。
「それは・・・」
「誰。」
ジュライはリーゲルトの目を見ようともしない。
「名前も知られていないただの海賊でございます。」
ジュライは目を閉じて問いかける。
「ふぅん。」
そっけない返事をすると、そっとは窓をはなれた。



あの後海賊は海軍によって捕まったという。
「・・・あ。モンキー・D・ルフィ。懸賞金上がった。」
この頃ジュライは海賊のウォンデットばかり見ている。
「あ。白ひげだ。花剣のビスタ・・不死鳥のマルコ・・火挙のエース・・」
ジュライは海賊に憧れている。
それは叶わない夢。
いつか海賊になりたい。
海を見てみたい。
海王類って何?
いつか外の世界に出たい。
どれも叶わぬ永遠の夢。
本当はリーゲルトにも優しくしたい。
笑いながら話したい。
城の者達と仲良くなりたい。
それなのに自分の意地が働いてしまう。
「本当は・・・・。」
一言呟くと席を立ちまた窓の外を見ていた。
次の瞬間だった。
もの凄い強風が吹いた。
ジュライは目を瞑った。
「—————っ!」
強風が過ぎ、そっと目を開けた。
「人が・・倒れてる。」
ジュライは兵士を呼ぼうと思ったがジュライの手にあったものはエースのウォンデットだった。
「あ。火拳のエースだ。」
ジュライは恐れずに近寄った。
「大丈夫ですか・・・?」
落ちていた木の枝で突いてみた。
「腹へった・・・。」
疲れ切った声で
ああ。行き倒れか。
「ご飯・・持ってきますか?」
ガバッとエースは起き上がった。
「ああ!頼む!」
あまりにも笑顔だったのでついついジュライは食堂へ走って行った。

ジュライはあの後すぐにご飯を持ってきた。
「・・・。よく食べますね。」
隣でもの凄い勢いで食べるエース。
「・・zzzZZZ・・」
いきなり寝てしまった。
「寝てる・・。」
「ぶほっ!」
ササッ。
ジュライは飛んできたおかずを軽く避けた。
「下品ですね・・。」
「そうか?」
またご飯の中に顔を突っ込んで寝てしまった。
「海賊って食事中に寝るんですか。不思議・・。」
海賊は食事中に寝る。そう思い込んでしまった。
「ぶほっ!」
ササッ。
二度目。

「いや〜くったくった!」
「23回。」
「は?」
「あ。私、毎日が暇なんでいろんな物を数えているんです。」
ジュライは一日に落ちた落ち葉の数や懸賞金のかかっている海賊の人数などを暇つぶしとして数えているらしい。
それしかやることがないから。
「笑った回数が23回。」
「そんなに笑ったか俺ぁ?」
24回。よく笑う人だ。
「そういえばジュライはなんでドレスなんか着てんだ?」
「ドレスなんか着てるか?じゃあエースさんはなぜ上半身裸なんですか?」
「ははっ!そりゃそうだ!」
25回。
「私の家。あそこなんです。」
ジュライが指した先には大きな城があった。
「あれがお前の家?この国の女王様って所か?」
「はい。」
エースの目が点になった。
「マジか。」
ジュライはエースをじっと見つめていた。
「俺の顔になんか付いてるか?」
26回。
「海賊・・・。」
「そうだが?」
「いいなぁ。」
((いいなぁ?国のお姫様がそんなことを言うか?普通。))
エースは一つ溜息を吐くと、
「お前の方がよっぽど羨ましいぜ?」
と呆れた顔で言った。
「いつも籠の中。」
「は?」
ジュライが悲しい顔をした。
「外に出れないんですよ。それに友達も居ない。自由にさせてもらえないんです。すべてが偽り。私が姫だから。次の女王だから。みんな私に気に入られようとする。そんな世界ですよ。どうせなら一生孤独に一人で生きていきたい。自由な海賊になりたい。」
ジュライが泣きそうな顔でほほ笑んだ。
「悪ぃ。」
「いえ、こちらこそごめんなさい。」
少しの間沈黙があった。
「いや俺が悪かった。」
「・・・。」
沈黙は続く。
「あ・・・。」
空をみたジュライ。
そこには綺麗な流れ星。
「おおっ!綺麗だなぁ!」
「そうですね・・・。」
小さな光が飛散る空を二人で眺めた。
「ありがとな。」
「え?」
「飯うまかった。」
アリガトウ?
「アリガ・・・トウ・・?」
「え?
「初めて・・・言われた・・・。」
顔を伏せて嬉しそうに笑っていた。
その姿は一国の王女でも姫でもなく、美しい少女だった。
「今日はありがとう。」
深くお辞儀をした。
「お姫様が頭をさげていいのか?それに俺の方がお礼を言わなくちゃいけねぇんだが・・。」
ジュライは小さく首を振った。
「お願いをしていいですか?」
私を海賊にしてほしい。
白ひげ海賊団に入れてほしい。
そんなことを言おうとした。
「なんだ?」
少しの間があった。
「いいえ。何でもありません。では。さようなら。」
そう言ってジュライは去っていった。

Re: ワンピース —*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】— ( No.5 )
日時: 2011/01/20 15:45
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)



つまらない小説ですが、ぜひコメをください!
この小説、私が初めて書いたものなのでヘタですが・・・ww
頑張りますのでぜひ応援を・・・!!

Re: ワンピース —*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】— ( No.6 )
日時: 2011/01/20 15:56
名前: (●A●) ◆1FNfRrLAwU (ID: 0L8qbQbH)

ジュリエッタ
初めまして☆だよね?
ちがってたらゴメンベアww
応援するから頑張るベア!

Re: ワンピース —*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】— ( No.7 )
日時: 2011/01/20 16:00
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)



(●A●)>

コメントサンキューです!
たぶんはじめましてですね♪
頑張りますので応援してくださいアリガトビーム!!(ノ・_・)━━━━━━\☆(・_\)白刃取り

Re: ワンピース —*永遠の夢*【出会えた事が奇跡】— ( No.8 )
日時: 2011/01/20 16:02
名前: ジュリエッタ (ID: 3r6DhwLS)



第二話「旅立ち」

また、暇になった。
ジュライは静かに部屋で本を読んでいた。
「姫様。」
「何?」
「王妃様が呼んでおります。」
ジュライの表情が曇った。もちろん執事達には分からない。
「分かったわ。」

「お母様。ただいま参りました。」
「入って。」
めんどくさい。心の中ではそう思っていた。
「あなた。フレデリック王子と結婚なさい。」
フレデリックとはエルドラント王国の王子。
なかなかの好青年だがジュライはキライだった。
母の涙する姿を見ると、断ることができなかった。
「・・・。わかりました・・・。」
お父様がいたなら・・・。
そう思ってしまった。
顔を左右に振り、ジュライはそっと部屋に戻った。


またジュライは外を見ていた。
ドアがいきなりあいた。
「ジュライ?何をしてるの?」
「え?」
「結婚式をあげるといったでしょう?」
待ってよ。それってまさか・・・
「ジュライ。結婚式は明日なのよ。」
明日。まぁいいや。どうせ私に自由なんて有りはしない。
「はい。」
ジュライが自由をあきらめた瞬間。

  ドカァァァァン!!!

「きゃあ!」
「王妃様!姫様!」
大爆発と共に兵士たちが吹き呼ばされてきた。
「だ、誰だ!!!!」
ゆっくりと姿を現す。
「!!!」
あの人だ。なぜここに?
「エース!」
「よぉ。ジュライ。」
なんで?ここに?
「助けに来たぞ。」
そう言ってにやりと笑った。
「火挙のエースだ!捕らえろ!」
兵士達がエースに発砲する。
「エース!危ない・・・。あ。大丈夫なんだっけ?」
エースは自然系の能力者。
鉄砲なんてきく訳がない。
「陽炎!」
兵士たちが吹き飛んだ。
「うわぁ!」
「ジュライ!ジュライ!?どこなの!?無事なの!?」
「ジュライ!俺と一緒にこい!!」
こんな国でもジュライは好きだった。
暖かい市民達を捨てたくない。
だが、ジュライは外の世界を知りたかった。
自由になりたかった。
「ごめんなさい!お母様!」
ジュライはエースの元へ走った。
「よく来たな!いい判断だ。」
ニシシと笑うエース。
この人はなんてよく笑うのだろう。
しかし、その笑顔になぜか惹かれてしまう。
「・・・。ドレスが邪魔ね。」
ビリビリッ!
ジュライは豪快にドレスを破った。
「さぁ!行こう!エース!」
「そりゃお姫様がやることかぁ?」
苦笑いを浮かべるエース。
「もうお姫様じゃないわ!」
「そりゃそうだ!」
顔を合わせて笑いあった。

「姫様〜!」
市民たちが走ってきた。
「どうしたのあなた達!」
「行っちゃうの?」
「え?」
市民の子供たちだった。
「僕たちまたご飯食べれないの?」
「お姫様はもう帰ってこないの?」
「もう会えないの?」
子供たちの悲しい声。
ジュライは母に秘密でご飯にありつけないような人々に配給などをしていた。
市民にとってはヒーローのような者達だった。
この国を恨もうとしても恨めない。
優しいジュライはついつい恨むどころか愛してしまう。
「リーゲルト!居るんでしょう?」
「はい。」
リーゲルトは幼いころからずっと一緒だった執事。
「このまま一生続けてね?」
最後の命令。
「はい。」
にこっとリーゲルトに笑うとジュライは子供たちの方へ向いた。
「私はしばらく旅にでます。しばらく居なくなるけど、きっとまた、戻って来るから。だからそれまで、この国を守ってくれる?」
「うん!」
元気のいい子供達の声を背中に、エースの小船に乗って旅に出た。


少しだけ夢に近づいた。

エースとの出会い。

これからどんな出会いがあるのだろう。


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