二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある魔術の魔導禁書(グリモワール)
- 日時: 2011/02/10 23:14
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
第一書 復讐と始まり。
ロシアにとある青年がいた。18,9ぐらいの青年だった。髪は、ぼさぼさでイケメンとは言えない顔。だがそこからは、妙に大人びた雰囲気を出していた。雪があたりを支配する野原。
「フィアンマが負けたか・・・・・」
笑みを出した。まるで相手の失敗を喜ぶように。ただ笑みをだした。両手を大きく広げまるでこの世界を包み込むように。
「はァはァはァはァ!これが!!これが!!!お前の結果かァ!!!フィアンマァァアアアあああああああああああ!!!」
第三次世界大戦を見ていき数々の者たちを見て前からこの結果になることは、予想していた。だからこんなにも笑え喜べる。
「だが、『神の力(ガブリエル)』のことは、勉強になったぜ。お前の知識。俺の復讐のために使わせてもらうぜ。」
その笑みは、その両手は、何かを示しているようで何かを掴むようで寂しそうに見えた。
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- Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.4 )
- 日時: 2011/02/16 23:27
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
第五書 もう一人の主人公と決意。
「・・・・・」
修道服を着た青年、ユーリ=ヴァイヤーは教会の中でぼーッと立っていた。それは、親友、レイセル=アクイナスを拘束または、殲滅といった命によりそれを実行しようとしているシスターや神父をただ見ていたからである。
「何だよこれ・・・・・」
目の前に起こっている状況についていけなかった。つい最近までユーリとアクアとレイセルで神に祈りをしていたのにいっしょに魔術を学んでいたのになぜ?なぜこうなった?
「ほら、突っ立ってないで動け」
中年の男は、言った。ユーリの中で怒りが爆発しそうになった。(自分の親友が殺されるかもしれないのにだまって命令に従いその親友を殺せというのか)と心の中で怒り狂っていた。拳を握りしめただ自分の怒りを止まらせていた。すると通信用護符から魔術的な通信が回ってきた。
「レイセルは、殲滅白書にねらわれている。それよりさきに殲滅または拘束せよ」
その声とともに何十人といた。教会のシスターや神父は、外へと出てレイセル=アクイナスを殺すべくでていった。ユーリは、次々と出ていく者たちを見てただ立っていた。ユーリは、霊装を持っていないましてや武器すらも持っていない。これは、親友「だった」者に向けての情けなのかそれとも弱さなのか、真相は、わからない。
「なんであいつは、一人でしょい込むんだよ!!」
ユーリは、石で造られた柱に拳をぶつけた。ドォん!!とたたいた音が響いた。誰もいない教会では、すごく響く。
「俺たちは、三人でやってっただろうが!!俺やアクアとお前で頑張ってきたじゃないか!!なんで・・・・なんでお前は、一人でどっか行くんだよ・・・」
膝をつき泣き崩れていた。拳を床に打ち付け二、三回
続けていた。それは、レイセルへの怒りであり、レイセルの大きな闇を救えなかった自分の悔しさがその拳にあった。
「それがレイセルへの想いかね?」
老人の声がした。見ると七〇か八〇歳ぐらいに見える老人だ。杖を持つ老人は、ユーリを見て言った。
「キミは、親友が苦しんでいるのにこのまま泣いていていいのかい?」
「・・・・・」
思わずユーリはだまった。自分は、ここで泣いているだけ霊装や武器も持たずただここで親友が殺されるのをまっていたのかもしれない。なぜオレは、泣いた?なぜ友のためにオレは泣いた?
「それは、レイセルを救いたいという気持ちがあるからだよ」
まるで心を読んだように老人の司教はいった。自分が考えていたことをバカらしく言っているように。
「それが本当のキミの気持ちだ。混沌に支配されないで一つの光だけをみて行動しなさい」
それだけ言うと何もなかったかのように教会の奥へと消えていった。
(そうだ・・・・)
ユーリは、自分の複雑な想いを打ち壊した。
(オレは、レイセルを助けたい。また三人で楽しく過ごして生きたい)
ユーリは、心の中で決意を示した。
(だからオレは、レイセルを大きな闇から救い出す!!)
ユーリの混沌とした心に一つの光が生まれた。決意、覚悟、想い。それらに当てはまるだろう。その思いは簡単に打ち砕くことは、できない。親友を救いだすという大きな目的のためユーリの物語が始まる。
武藤;読んでみてくださ〜い。あとコメください。
- Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.5 )
- 日時: 2011/02/18 00:52
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
第六書 旅客機の中ととある不安。
レイセル=アクイナスは、とある旅客機の中にいた。日本のパンフレットを持ちコーヒーを口に運びながら座っていた。こうして見ると一般の旅行者だと思うが腰の方を見ると一般人が持つことが無い分厚くページが全て黒く表紙に何も書いてない本を持っていた。レイセルは、ただ座っているように見えているがこう見えて魔術を使っている。回復魔術だ。レイセルの魔術は、グリモワール。天使を呼び出し願いをかなえさせる魔法書。だがそんな天使を呼び出すほどの魔力をレイセルは持っているわけがない。せいぜいグリモワールを使い自分の願いを天使に届けるぐらいのことしかできない。天使への通信機といってもいいだろう。レイセルは、グリモワールで手に入れた天使の力(テレズマ)を使い『神の薬(ラファエル)』の性質を利用し回復術式を構成して術式を発動しているのだ。
(やはり、『神の火(ウリエル)』の性質を持っていようとふつうの魔術はあまり使えないか・・・・・)
そう、『神の右席』のメンバー、右方のフィアンマ、後方のアックア、前方のヴェント、左方のテッラなどは、普通の魔術が使えず(アックアは例外だが)特別な術式をつかって上条たちやいろいろなものと戦ってきた。ヴェントは、天罰術式。テッラは、優先順位の操作。それぞれ自分の術式をもちいて戦ってきた。だがレイセルは、魔術を使えている。いや、もはやそれは、魔術ではなかったのだ。グリモワールと名乗っているがそれは、天使との通信・・願いを天使に送るための物だけだった。祈りそれは誰でもできるゆいつの願いを届けるとき。天使の涙とでもよんでもいいだろう。
(右手・・・・オレの右手の性質は、幻想殺しとは違い相手を罰する右手だ。けして人を救える力はない、だが魔道書を焼き尽くすぐらいならできるだろうなァ)
右手をみて自分の計画を心配しながら窓越しで雲を見ていた。
(弱気になるな・・・・インデックスの鎖は、俺が焼き切るしかねェンだよ。だから前だけを見てろオレ)
その言葉とともにとあるアナウンスが鳴った。
「あと十分で日本です。着陸しますのでシートベルトをお付けください」
レイセルは、笑みとともに残ったコーヒーを一気に飲み干した。
武藤;なんか変ですが読んでください!あとコメくださいm(_ _)m。
- Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.6 )
- 日時: 2011/02/18 10:24
- 名前: セリガ (ID: iv9jnC9n)
はじめましてー
禁書目録って書く人が多いですよね〜読み概があります
私も好きなのですが武藤様ほどの文才がないゆえ書いてもコメントはもらえず・・・
・・・失礼、私は面白いと思います。早く続きが読みたいです!
- Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.7 )
- 日時: 2011/02/19 15:42
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
セリガさん
コメありがとうございますm(_ _)m。
こんなにも、ほめていただきありがとうございます。
次もがんばっていきますのでよろしくお願いします。
- Re: とある魔術の魔導禁書(グリモワール) ( No.8 )
- 日時: 2011/02/19 20:30
- 名前: 武藤 徹也 (ID: VBgkspJi)
学園都市。
「トウトウついたな」
リュックを抱えながら周りを見回すレイセル。周りには人、人、人。
大半が学生だそうだ。
「まさか、この科学都市が『人工天使』なんて作りだすなんてな」
笑みを口元に浮かべながら歩くレイセル。
するとそこに頭を抱えて「不幸だぁーーーーー!!」と叫ぶツンツン頭の少年が目の前にいた。
武藤;少ないですけど読んでくれると幸いですぜい。
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