二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【D灰】 黒白ノ世界
日時: 2011/02/15 22:21
名前: 奏 ◆HD1j0VpZbQ (ID: 8QhW0LqO)

はじめまして。かなでと言います。
最近とても[D.Gray-man]にはまっていまして、小説を書いてみたいと思い、実行しました。
アレンとリナリー大好きです♪ノアでは…ロードとティキが大好きです!ってこれ余談ですよね…すいません…(汗)




 〜序章〜



 光さえ届かないであろう暗闇の中、少女はぽつりとたたずんでいた。
 水色に少し緑がかかった色のロングヘアーをしている。瞳の色は片方ずつ、何故か違っている。右の瞳は深海のような青。左の瞳は茜空かのような、緋だった。華奢で可憐な体をしていて、怖いくらいに顔立ちが整っている。
 闇の中俯いているその少女は、絶望しているかのようだった。


『——寂しいの?』


 ふと声が聞こえて、少女はゆっくりと顔をあげた。そして、ゆっくりと頷いた。
 次に聞こえたのは、クスリと言う優しく少し弱い笑みだった。少女は瞳に涙をためる。数秒後、それはゆっくりと頬をつたっていた。


『——泣いてるの?』


 少女は首を左右に振りながら、両の手で、零れおちる涙を何度も何度も拭った。だが涙は止まらない。——止められなかった。
 本当は、誰よりも“孤独”を感じている少女だったから。涙はとめどなく溢れ出た。それでもなんとか少女は涙を止める。両手をブランと下ろし、闇の中上を見上げた。そして、掠れた声で小さく呟いた。


「——私に“幸せ”が似合うのか、わからない」


 少女は再び俯いてしまった。その“声”はもう一度笑う。優しく、この上なく温かく。
 どこまでも続くその闇の正体は、少女の孤独。永遠に続いて行くブラックホールのようなこの闇を晴らせるのは誰なのだろうと、“声”は思った。


『——J'adapte les gens heureux, pas』











 ——幸せが似合わない人間なんて、いない


 





01.原作沿いです
02.駄文の塊となっております。嫌な方は即お戻りください
03.キャラ崩壊が激しくなっていると思われます
04.更新の速度がかなり遅いです
05.荒らし・チェーンメール・中傷はお断りしておきます
06.グロ描写が入ります





以上の事を踏まえたうえでよろしくお願いします。
それでは、よろしくお願いします。















 〜目次〜



>>0 序章

Page:1




この掲示板は過去ログ化されています。