二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢のクレヨン王国 (やり直し)
日時: 2011/03/17 18:56
名前: レッシュン (ID: C.lv7ZoY)

えー、前回の設定では継続が不可能に近かったので、やり直します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ピシシ!ピシ・・・ピシャン!
「ふぅ〜!やっと封印の鏡の期限が切れたか〜!この日をどれだけ待ちわびてきたことか・・・!」



「みんな元気にしてるかしら?」
「きっと元気に待っているんだな。」
「そうそう。」
窓を眺めて微笑みつぶやくシルバーにアラエッサとストンストンが言葉を入れた。シルバー達はひとまず戻ることにし、クレヨン城に戻ることにした。そして、クレヨン上が見え、シルバーは窓から顔を出す。
「見て!もうすぐクレヨン城だわ!」
「ホントでございますです!」
はしゃぐシルバーにプーニャも一緒にはしゃぐ。そんな中—
「…?あの雲は…?」
「どうしたの?」
空を見て、首をかしげるクラウドにシルバーは声をかけた。
「…いや、何でもない。気のせいだろう。」
クラウドは気のせいだと自分に言い聞かせ、何でもないと答えた。そんなこんなでシルバー号はクレヨン城に着いた。クレヨン城の一同は盛大に歓迎をした。そして、パーティーを始めた。ダンスの時、いつものようにシルバーとクラウドがペアになる。
「ま—た、けんかにならないといいんだが…」
「その通りなんだな。それより—、ご馳走をたんまり食べるんだなー!」
ストンストンはごちそうに夢中で、ほかには興味がないようだった。その様子にアラエッサはため息をついた。ダンスが終わり、シルバーはテーブルでジュースを飲む。そのテーブルにはいつものメンバーがいた。すると、クラウドは急に首をかしげた。
「どうしたの?」
「…いや、なんだかあったことのあるような人を見かけただけだ。」
「?ような?じゃあ、はっきりは覚えてないってことか?」
「あぁ。」
話にアラエッサが入る。そこには日本風の格好をした少女がいた。短めの着物のようなものに腰には黄色の帯で、刀が1本あり、和風のブーツをはき、ポニーテールをしていた。
「声かけてみたら?」
「なんで。もし、なかったらこっちが嫌だろ。」
「いいじゃない!」
それからしばらく2人のけんかが始まった。それにメンバーは呆れかえる。
「また始まった…」
「いつでもけんかするんだな…」
そんなことを口ぐちに言っていた。すると—
「シルバー王女。」
「…あ、カメレオン総理。何?」
「せっかくだから、このジュースを飲むでアール。」
カメレオン総理はそういうと、持っていたジュースをシルバーに差し出した。
「あ!ありがと〜!」
シルバーは遠慮なくジュースを受け取る。シルバーはジュースを口に近づける。すると—
「シルバー王女でありますね?」
「?そうだけど…」
後ろからさっきの少女が話しかけてきた。シルバーはいったん飲むのをやめ、振り返る。その時、カメレオン総理の表情が険しく見えたが、誰も気づかなかった。
「あなたは?」
「私は、本条玲と申します。」
玲はとても礼儀正しくお辞儀をする。
「そんなに…そういえば、そういう名前って珍しいわね。」
「えぇ、そういう家系ですから。」
玲は微笑んで答える。すると、シルバーはあることを思い出した。
「そうだ!ねえ、あいつと会ったことある?」
「?…」
シルバーはクラウドのほうを指差した。玲はその方向を見る。玲は少し顔を暗くしたが、こう答えた。
「…いいえ。私には覚えがありません。誰かと間違えたのでは?」
「そう…ありがと!」
シルバーは笑顔でお礼を言った。すると、玲は—
「少し、カメレオン総理とお話がありますので、これで。」
「そう。じゃあ!」
そうして、シルバーは手を振った。
「どうしたんだな?」
「あの子が話しかけてきたの。玲って言うんですって。後、あんたとあったことあるか聞いてあげたから。」
「…で?」
少し不機嫌な顔になったがクラウドは聞いた。
「会ったことないって。誰かと間違えたんじゃない?」
「…そうかもな。」
そうして、シルバー達はテーブルを囲んだ。その一方で—

「久しぶりだな。まさか、まだこんなくだらないことをしているとは私は思わなかったぞ。」
「ふん!お前にはわからんだろうな。俺の屈辱が!」
「あぁ、わからないさ。」
「…あの時はいい奴だと思ってたのによ!」
「ふん。知るか。お前のやったことは私には気に入らなかった。」
「それは命じられたからだろうが!お前はそれには向かったから追放されたんだ!」
「それの何が悪い。私は私の道を歩んだだけだ。」
「…名前いきなこと言いやがってーーー!」
ドン!城の裏側で何か爆発するような音が聞こえ、城中に鳴り響いた—

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