二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜
日時: 2011/09/02 20:24
名前: 勾菜 (ID: OfnHQlxu)
参照: http://www.kakiko.cc/bbs3/index.cgi?mode

はぁい、いろいろ小説書いててどれもたまってるのにってところは
突っ込まないでくださいねーw

改めまして!
クリックありがとうございます!
↓の約束事とかが守れないなら、戻ってくださいねぇ〜

☆★約束事★☆
・私のことが嫌いな人
・なんだか、矛盾してるけどそんなの無理って人。
・更新遅いなんて信じられないって人。
↑の3つに当てはまる人は、戻ってくださァい。

さて、ここより先は登場人物紹介でございまス。

☆★登場人物★☆
名前:雹音
読み:ひょうね
性格:気性は穏やかで、誰にでも優しい。忠誠心が厚い。
容姿:腰あたりまでの銀髪を首の後ろで縛っていて、深い蒼い瞳。
その他:一度信頼した者は命をかけて守る。
立場:貴船の祭神、高淤の神に仕える巫女。
力:水に関係した力を使える。
  楽器や舞がとてもうまく、高淤に奉納することがある。
  病や怪我を自分の身に移すことができる。(ようするに、天一の移し身と同じような能力。

設定は、これからも増やしていきます。

注:この話は、少年陰陽師第二巻【闇の呪縛を打ち砕け】のあとの時間枠で始まります。
  ところどころ、原作沿い…または、オリジナルで書かせていただきます。ご了承ください。

〜はじまり〜
序章:>>1

〜晴明との出会い(略して晴明編)〜
序章:>>5 第一章:>>10

Page:1 2 3



Re: 少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜 ( No.7 )
日時: 2011/08/31 22:20
名前: 勾菜 (ID: 4to6kJuE)

ひゃぁ…コメントくださってうれしいです!!

がんばって更新します!!!!!いつになるかわかりませんが…

応援していてください!!


あ、ぜひこちらにも来てみてください↓↓
少年陰陽師 双月恋妖絵巻

私と翡翠で更新していますので。

Re: 少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜 ( No.8 )
日時: 2011/09/01 19:57
名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)

はい!ぜひ読んでみます!

あ、あと私も少年陰陽師連載しているので(←何気に宣伝)興味があったら是非、そちらも。

Re: 少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜 ( No.9 )
日時: 2011/09/02 19:24
名前: 勾菜 (ID: OfnHQlxu)

ぜひ読ませていただきます!!

Re: 少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜 ( No.10 )
日時: 2011/09/02 20:22
名前: 勾菜 (ID: OfnHQlxu)

〜安倍晴明編  第一章〜

———貴船奥宮

普段、私がいるのは、貴船本宮のそのまた奥。
そこは禁域とも呼ばれる場所。
私の主である、高淤様の座する場所でもある。

それなのに……

「それなのに…なぜ私はこんなところにいるのでしょうか…」

そう、今いるのは三条の市。
人々の笑い声、ざわめきが絶え間なく聞こえる。

よろよろと人ごみから外れ、川のそばでしゃがみ込む。
「高淤様……相変わらず…でも、なぜよりにもよってお酒買ってこい、なんですか…」

そう、私がここにいる理由。それは高淤様の気まぐれのせいだ。
思い返せば昨日。
『雹音よ』
「はい、何でしょうか?」
『明日、三条の市に行って酒でも何か見繕ってこい』
「……今なんと?」
『酒でも買ってこいと行ったのだ』
「……わかりました」

主の命令は絶対。それはわかってるけど…本当に気になることが一つだけ。

「そして、なぜ…三条の市なのですか…神様なのに、どうしてですか?」

高天原あたりからかっさらってくればと思うのは私だけなのでしょうか?

ちなみに、今の私はちゃんと顔を隠しています。
そして、髪色も黒だ。
そうしないと怪しまれる、ってことです。

と、そのとき。

「おい、せいめーい。せーいーめーいーやーい!」
「うるさい、岦斎。聞こえている。」
「市は、活気があっていいなぁ」
「私はもうかえりたいんだが」

…せいめい……晴明……安倍晴明!?

それを見た瞬間ばっと後ろに身を引いた。

なぜ、どうしてこんなところで!
まぁ、私がここにいるからあったんだろうけど…
ここで見つかると厄介だと、私はそのままその場を立ち去った。








だけど、大切なモノを忘れていた。

それは今日ここに訪れた私の目的。

高淤からのお使い。

そのせいで再び訪れることになってしまうのだ。

Re: 少年陰陽師〜水の巫女に癒しの夢を〜 ( No.11 )
日時: 2011/11/30 21:42
名前: 勾菜 (ID: 0cMbVTdm)

「このお酒をください」
「あいよ」

次の日、私は再び市に来ていた。
昨日も訪れた場所なだけに、さすがにもうあきらめがついた。

「…雹音殿…?」
控えめに声をかけられ、ぎくりと足を止める。
「ご無沙汰しております、晴明殿」
顔に無理やり笑顔をはりつけて振り返る。
ああ…みつかってしまった…
「なぜこのようなところに…?」
「高於様にお酒を買ってこいと言われまして…」
そう言うと、彼は何か察したようでそれ以上は何も言わなかった。
「貴船の巫女も大変ねー」
「太陰…でしたね?」
「そうよ」
今日の護衛は太陰、という神将だけらしい。

その時、頭の奥に直接響く声が聞こえた。
彼女の主が呼んでいるのだ。

「…そろそろ失礼いたします、晴明殿」
頭を下げ、ふわりと微笑して彼女は貴船へと戻って行った。




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