二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園ヘタリア! 〜恥かしがりやな私の前に〜
日時: 2011/05/11 06:20
名前: 椿 (ID: A9EK.QpX)


 それは、奇跡に過ぎなかった。そもそも、私は大の恥かしがりやで、
 人前に出る勇気さえ無かった。
 そんな私が、あの有名な【世界W学園】に通う事になるなんて…。
 
 
 名前  古庄 輝
  歳  16〜18歳
 誕生日 8月6日

 です。名前の方は明るいですが、とても恥かしがりやさんです。
 家族は、父、母の3人家族。本当はもう1人いたけど、流産で
 亡くなり。

 基本、恋愛とギャグです。
 では、お話に移ります!

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Re: 学園ヘタリア! 〜恥かしがりやな私の前に〜 ( No.1 )
日時: 2011/05/11 06:36
名前: 椿 (ID: A9EK.QpX)


 「え…て…転校?」
 それは突然の出来事だった。
 「そうよ、お父さんの都合でね」
 母は父のせいだと言わんばかりの声で言った。
 「ごめんな、もうちょっと早く言っとけば良かったな…」
 父は、悪そうに言った。私は父の思いが伝わりついつい
 「うん、分かった」
 っと言ってしまう癖がついてしまっていった。
 その時、私はつい不安が出来た。
 ————学校の皆と一緒にやっていけるかどうか…。
 だった。
 私にとって、学校とは、一番の不安な場所だった。
 昔から、家に引きこもりで、友達と遊んだ事もない私が、新しい
 学校に行くことはかなりの苦痛だった。
 「ねえ、その…私が通う学校、どこなの?」
 その言葉を聞いた両親は、ビクッとしていた。
 そして、思いもよらぬことを言い出した。
 「世界W学園よ」

Re: 学園ヘタリア! 〜恥かしがりやな私の前に〜 ( No.2 )
日時: 2011/05/11 19:29
名前: 椿 (ID: A9EK.QpX)

 
 世界W学園は聞いたことがあった。私とは無縁の場所。
 と思っていた。だが、こんなに早く出会うとは思わなかった。
 「大丈夫よね」
 母はニッコリ微笑んだ。私もつい同情してしまい「うん」と言って
 しまった。

 
 引越し当日。家の中は慌しくなった。そして私の心の中も慌ただしく
 なっていた。
 「友達…出来るのかな?」
 その言葉が呪文のように言っていた。
 「さっ、行くよ」
 父の言葉に私は「はーい」と言うしかなかった。
 
 家が落ち着いたある日

 「明日だからね」
 「へ?」
 「何言ってるの、明日よ!学校」
 その言葉に目の前が真っ暗になった。


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