二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 恐怖と夢と、(長短編集)
- 日時: 2011/06/19 11:00
- 名前: りの ◆VaTW4xNXp. (ID: QlSid/7F)
▼ごあいさつ
はいはいどーもイナズマイレブンの短編集を書かせて頂いている「りの」と申す者です、宜しくお願いしまっす!
此処ではホラーゲームの短編(捏造があり過ぎてこまry)を書いて行こうかと企んでおります、ぐろいのとかは無い予定なので、誰でも気軽に読んでいただけると幸いですついでにコメント欲しいなあなんて!
因みに本体の年齢は12歳と、実際はホラーゲームなんてやってはいけない年齢なんですけど、やっちゃったもんは仕方なしですね。
あ、あと、長編も混じります、ご注意を(おもに実況プレイ等を参考に書かせて頂くので)。CP要素も欲しいです。
過去や未来捏造なんで、注意してください。
▽Long Story —長編—
▼Short Story —短編—
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- 取扱いゲーム一覧、 ( No.1 )
- 日時: 2011/06/19 11:17
- 名前: りの ◆VaTW4xNXp. (ID: QlSid/7F)
▽取扱いゲーム
/ナナシノゲエム
/ナナシノゲエム目
/バイオハザード
▽人物設定 —ナナシノゲエム—
男主人公『四阿 奈津(あずまや なつ)』
【極々普通の男子学生で、愛称は「ナツ」】
女主人公『四阿 亜紀(あずまや あき)』
【ナツの妹で、何かしらの過去がある。愛称は「アキ」】
▽人物設定 —バイオハザード—
主人公『ヴィオ・クロニクス』
【平凡な女性。愛称は「ヴィー」】
※増減あり
- わかるよ、なんて。 ( No.2 )
- 日時: 2011/06/19 19:42
- 名前: りの ◆VaTW4xNXp. (ID: QlSid/7F)
——嗚呼、そうだ。
彼女は寂しかったんだ、苦しかったんだ、——遊んで、欲しかった。大好きで大好きで堪らないお父さんが約束を守ってくれると信じていたんだ。早く気付けば、こんなことにはならなかったのに。早く気付いてあげられれば、彼女は助かったのに……、
***
「あさ、ひちゃん……」
「お姉ちゃん……お父さんが、っ」
「——あさひちゃん、」
「お父さんは約束を守らなかったの……一緒に、出掛けたかった!」
目の前で泣きじゃくっている過去の彼女を抱き締めて、私はぽんぽんと背中を叩いてやる。だけど、それでも彼女——あさひちゃんは泣き止まずお父さん、と呟いている。
あさひちゃんは、さっき家を飛び出してきたばかりだ。お父さんが帰ってこないと道端に居た私に抱き付いてきたのだ。
「ほら、帰って朋花さんに謝ろう?」
「ん、……」
落ち着いたのか、こくんと素直に頷くあさひちゃんに笑みを浮かべてほら、と手を差し出してみる。あさひちゃんはおずおずと私の手を握り、家へ向かって歩き出した。
「ママ……ゴメンナサイ……」
私も一緒に家に入る。あさひちゃんのか細い声。——いつもならば笑顔の朋花さんが居るはずだった。のに、
返事をしない朋花さんに首を傾げて私はそろりそろりと上へ行く。すると——
「……ゆた、にさん、」
真っ赤に染まる朋花さんと、あいつが居た。
***
「お姉ちゃんだけが頼りだった、」
「……っ」
「だけど、だけどお姉ちゃんは——」
裏切った。逃げた。
「ごめん、なさいっ……!!」
( あはは……ダイジョウブ、ユルサナイカラ )
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