二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜
- 日時: 2011/06/19 20:03
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
お久しぶりに書くことにしました〜!
前回もしゅごキャラ未来編?を書いていましたが、途中で脱線・・。
今回も、本来の登場キャラ、アムやタダセは登場せず、さらには、前回
まで書いていたキャラも登場しません。
全くの新規と言うわけです!
再び、脱線する可能性大ですが、ぜひ見て言ってください。
* キャラ紹介 *
★ 波川 詠歌 (なみかわ えいか)
しゅごキャラを持った女の子。
★ 藍澤 礼 (あいざわ らい)
聖夜学園小ガーディアンのKチェア
周りの空気をよく読み、時々によってテンションを換える。
普段は明るい
★ 高坂 麗 (こうさか うらら)
聖夜学園小ガーディアンのQチェア
明るく元気だが、落ち込みやすい。
辛いものが異常なほど好き
★ 鳴海 木霊 (なるみ こだま)
聖夜小ガーディアンのJチェア
天然で、たまに意味不明なことを発する。
(詠歌曰く、勇者)
★ 先崎 智里 (せんざき ちさと)
聖夜小ガーディアンのAチェア
バカ。とにかくバカ。只管にバカ。
だけど、勘が鋭かったりしなかったり。
時たま、キャラ紹介を変えるので、ぼちぼち見てください。
Page:1 2
- Re: しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/06/22 23:14
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
*始*
1−3続
「さぁーって、次は鍵だなぁ・・・・あぁ?!」
「いただき」
ヒュンッ パシッ
手中に収まったそれを一度空中に投げ、もう一度握る。
「な、何で取られた!?」
そう問われれば、無表情に答えた。
「キャラチェン・・孵化しない卵ばっかりじゃないよ」
そう言いながら、今度は僕が手の中でその施錠をくるくる回した。
「「「「「きゃ、きゃら持ち!?!?!」」」」」
べっつに、そんなに驚かなくても良いのに・・。
と、いつもなら考えるところだが・・
重い!体がすっげぇー重い!!
そう言えば、今雨降ってた・・。
こんな時にキャラちぇんしちゃだめじゃん・・・。
「取られたなら・・奪い返すのみ!!」
そういって襲い掛かってきた藍色タスキ。
まじやめてぇーー。
タスキの攻撃をギリギリでかわす。てゆうか、こけたおかげで交わせた。
「あっれぇ〜?ふらふらじゃん」
「分かってるなら、向かってくるなよ」
ふら〜ふら〜と立ち上がりながら言ったけど、どうやら聞こえてないらしい。
「キャラ持ちだから安心してたけど、あんまり役に立たないわねあなた!!」
バッサリとQに切り捨てられた。
「・・そう?」
「仕方ない。ロックを取り返してもらったんだし、護衛しますか」
「ありがとねぇーん」
「大丈夫。守るよ」
「ふっふ〜ん。キャラなりも出来ないヒヨっ子が何ほざいてんの?」
藍色タスキがそう言ったかと思ったら・・。
「キャラなり インディゴハンター 」
藍色の髪に、ふさふさの尻尾。それに犬のような耳・・。
いや、あの耳は・・・狼か・・。
藍色狼・・・ね。
「そろそろお遊びは終わりにしようぜ、ガーディアンたち?」
「キャラなり出来なくとも、出来ることはあるのよ!」
「そーだそーだ!キャラなり出来るのがそんなに偉いのかー!」
「まぁ、4対1ですしねぇ」
「守るべきものを守るまで・・!」
「ひゅぅ〜かっこいいねぇ〜!だけど・・戯言はそこまで。丁度雨も上がってお日様も見えてきたし・・?いい頃合だね」
「本当・・いい頃合」
クスッと笑いながら、僕は立ち上がった。
「・・戯言ね。面白いこと言うね狼は」
「何?俺面白いこと言った覚えないよ〜?それとも、君もそのふらついた体で戦う?」
「そうだね。戦おうかな・・?」
「・・・え゛?まじで戦うの?」
どうやら冗談で言ったつもりらしかった。
顔を上げニッコリ笑いながら・・・僕は飛んだ。
高く高く・・それは高く・・・・・・・・
「キャラなり ホワイトキャット」
髪が白に変わり 丸くて白い耳が生え 縞模様の付いた長く優雅な尻尾
それは・・・ホワイトタイガー
「さぁ、戦争を始めようか・・?」
1−3:END
- Re: しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜 ( No.6 )
- 日時: 2011/06/23 21:57
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
*新*
2−1
スタンっとかなり高い鉄柵の上に立った。
ユラユラと尻尾を揺らしながら、目を細めて狼を見た。
「キャ・・キャラなり・・」
驚愕顔でこっちを見ている狼。
でも、驚いている暇なんてあげないよ?
ヒュッ
一瞬、瞬きをしていた間に、僕は既に狼の目の前へと降り立っていた。
「んなっっ!!?」
「ほら、戦争しようよ」
挑発的に笑いながら、再び鉄柵へと飛び乗った。
飛ぶように、跳ねるように移動する。
「チッ・・予定外だ!また、来るぜ」
そういって、狼はタタタッと走っていってしまった。
「なぁんだ、戦争しないのか」
そうぼやく。
そして、鉄柵の上から高さをつけて飛び降り、くるくると回転して着地する。
その合間にキャラチェンを解いた。
やぁっとお日様が出てきたくれたおかげで、さっきよりも幾分からだが軽い。
まぁ、そのおかげでキャラチェンできたんだけどね。
「え・・っと・・」
「「「・・・・。・・・」」」
あ、忘れていた。
そう言えば、ガーディアンの人たち居たんだね。
忘れていたと言えば、もう一つ。
「これ、返しておくよ」
Kチェアに近づいて、その手の中に施錠を落とした。
「んじゃ、ね」
ヒラヒラと後ろ手で手を振りながら、僕はその場を後にした。
翌日、騒ぎが起こることを知らずに・・。
- Re: しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜 ( No.7 )
- 日時: 2011/06/23 22:06
- 名前: ラティアス ◆u3cfqUzBz6 (ID: qNdTLeff)
- 参照: 元ポケモン大好きっ子
がんばってください!応援してます!
- Re: しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜 ( No.8 )
- 日時: 2011/06/30 19:38
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
*新*
2−2
〈つっまんねぇ〉
ボソリとぼやくセン。
今日は真面目な日。
だから一日僕の肩にはサンが乗っている。
そして、朝から暇つぶししていたセンも、4時間目になって飽きたらしく今は大人しく卵の中でぼやいている。
〈エイ、それ違う〉
「これ?あ、本当だ」
足し算が間違っていた所為でその後の計算も全て間違ってしまっていた。
あらまぁ、大変。
〈エ〜イィ〜〉
「帰りにアイス買って行こうか」
まだ梅雨だけど、たまに強い日差しが照る。
ジメジメのムシムシだから、アイス食べたいし。
〈行く!〉
〈今日は暑いものね。まだ6月上旬なのに〉
手内輪でパタパタと仰ぐサン。
2人と話しているうちに、授業が終わった。
教科書なんかを机に仕舞い、鞄を持って立ち上がる。
すると、廊下の方が何やらざわついている。
まぁ、関係ないからいいか。
そう思い、教室から出た瞬間、突然腕をパシッとつかまれた。
「おはよう」
何て爽やかな笑顔をかます。
いや、何ですか?
「そっか、このクラスだったんだ?」
突然の訪問者に辺り一同驚愕。
だけど、そんな訪問者が何故僕の腕を掴んでいる?
僕の方が驚愕の呆然の唖然だよ。
「何か用ですか?KチェアにQチェア」
目の前に居たのは、つい昨日バトっていた2人だった。
どうやら、JチェアとAチェアは居ないらしい。
「実は君にコレを渡しに来たんだよ」
そういって差し出されたのは封筒。
・・・。まさか・・・。
「あたなを今日の放課後ロイヤルガーデンにご招待するわ」
そういって2人は爽やかスマイルを炸裂させる。
キャァァァァァア!!!
その笑顔に、周囲騒然。
おぉう・・面倒なことになったぞ?
「放課後、ね。」
Kから封筒を受け取ってそう呟く。
アイス買いに行きたかったんだけどな・・。
まぁ、二人に相談して決めよう。
「行けたら行きます、よ」
それじゃぁと言って再び廊下を歩き出す。
「絶対に入れるわよ?礼」
「分かってる。それに・・・」
「それに・・何?」
「ん?いや・・何でもない」
後ろで密かにこんな会話がされているなんて、露ほどにも思わなかった。
2−2:END
- Re: しゅごキャラ 〜未来編?Prt2〜 ( No.9 )
- 日時: 2011/06/30 19:39
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
新
2−3
〈行くの?エイ〉
「んー。二人に相談しようと思ってさ」
今日は天気がいいから屋上でお昼。
〈・・アイス〉
「と、センは言ってます」
〈でも、ロイヤルガーデンに招待されるなんて滅多にないよ?〉
「まぁ、それもそうだね」
そう言いながら、卵を口に入れる。
〈センは行きたくないの?〉
〈アイス〉
「まぁ、最終決定は二人に任せるから。決まったら言ってね」
そう言ってゴロリと横になる。
「サン、授業開始5分前に起こして」
〈わかった。お休み〉
サンの言葉を最後に僕はゆっくりと瞳を閉じた。
* * *
現在放課後・・。
「で、結局行くんだ」
僕はロイヤルガーデンに向かって闊歩中。
〈滅多に行けないんだよ?行きたいでしょ〉
〈コクコク〉
〈ほら、センもこう言っているし〉
〈コクコク〉
一体この2人の間で何があったんだ!?
さっきからセンが頷くことしかしない!
一言も喋らない!
すっごい気になるけど、聞いたらいけない気がする。
・・・。やめよう。恐いもん。
「セン、卵入る?」
〈コクコクコクコク〉
おぉう・・。物凄い勢いで首を縦に振ったよ!
ポーチを空ければ、さっと中に飛び込んだセン。
これは・・あれか・・。サンの絶対王政・・!?
・・・アホか。って突っ込んでくれる人が居ないので、自分で突っ込む。
〈エイ、見えてきた〉
「あぁ、本当だね」
そのでかいハウスがさっきよりも近くに見えてきた。
そして僕は、その大きなハウスの入り口に立ったのだった。
2−3:END
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