二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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悪ノGemini
日時: 2011/07/03 12:57
名前: サイラ ◆Lf4lW5jE2E (ID: 0LEStScZ)

    よろしくです。では、スタート。

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Re: 悪ノGemini ( No.1 )
日時: 2011/07/03 21:27
名前: サイラ ◆Lf4lW5jE2E (ID: 0LEStScZ)

prologue



「君は〜王女〜僕は〜召使〜運命〜「セイカ!」


  振り返ると悪魔(別名実姉)がいた。


「なに?」


「そんな怖い歌うたわないでよ!」


「どこが?とっても素敵じゃない?」


「ない!コワイし、絶対ソレヲタク系でしょ?」


「ダメなの?お姉ちゃんだって西●カ●とか


 ●K●48とか熱唱してるでしょ!それと同じですぅ〜!

 こんの、芸能ヲタク!」


「うたわないで!」


「やあああだああああ!鏡音さいこおおおおお!」


「うるせええええ!外でも出ろー!」



  姉はこの話の真相とか、つか歌の内容とか


  知らないからそんなこと言えるんでしょ。

  
  「悪ノ娘」&「悪ノ召使」



「もーしーもー!うーまーれーかわれーるなーらーばー!


 そのとーきはまーたーあそんでねええええええ!」


   もー!ヤケ歌だー!野原を歩きながらあたしは歌う


   このあたりに家はないから歌っても平気だよね。


   落川を挟む広い野原。東京にもこんなところあるんですよー 


「ぷっ」


   ん?誰、今笑った人。



「ひでえ声だな」


 
   振り返ると金髪の男の子がいた。

   
   容姿端正端麗な顔で女の子みたいだけど恰好からして


   男だね。でも、力のある綺麗な声だなぁ。

  
   レンきゅんみたい〜←キモい。


「それ、なんて歌?」


「鏡音レン君の「悪ノ召使」超いい曲なんだよ」


  って、なにあたし。見ず知らずのお方に名前も言わずに。


  いやまて、あっちが聞いてきたんだし別にいいのか?


「「悪の飯使い」?何それ。食事係の歌か?」


  食事係?そんなんお前んちにいるのか?


  あ…


「「悪の飯使い」じゃねぇええよ!「悪ノ召使」!」


「音だけじゃわかんねえよ」



  それもそうかあ〜。(-_-)



  二人してあたしたちは野原に座り込んだ。


「…なんかさ、この歌うたってたらキモいとか怖いとか

 
 言われちゃってさ」


「なんで?」


「よくわかんない。この歌「全てが怖い」らしいよ。


 すごい感動ものなのに。お姉ちゃんが好きなアーティストよりさ」


「ふうん…わかってもらえねえんだ?」


「そーそーそー、ムカつくー。」

  
  少し間が空いた。今度はねッ転がってみる。



「どーゆー歌なんだよ」


「んー?昔々あるところにぃ」


「昔話かよ!」



 ---悪逆非道の王国の頂点に君臨する齢14の王女様がいました---



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