二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】
- 日時: 2011/12/24 19:41
- 名前: 弥薙 (ID: gaoI7MOT)
初めまして、弥薙と申します。
私、弥薙は小説はおろかこの小説カキコまでも利用するのが始めてという初心者の中の初心者です。
なので、文法やら何やらが間違っていることがあるでしょう。その時はかるーく、優しーく御指摘頂けると幸いです。
私はあれです、飽き性なのですが応援されれば執筆意欲がわくタイプの奴(褒められて伸びます)だとおもうので、キツく言われたりすると引きこもります、リアルに。
まあ、初心者ということで最低限礼儀として長々と書いたわけですが、私自身堅苦しーのはあまり好きではありません寧ろ嫌いです。
ですので、今回の設定へGO!!
この小説はハリーポッターの逆トリップです。逆トリップ、すなわちトリップの反対ですね、分からない方はwikiなどで調べましょう。
親世代、と書いてあるからには親世代の中の誰かがトリップしてきます、嗚呼、期待を打ち砕くようですがセブセb…ごほん、セブルスでは御座いません、ご了承ください。そして、トリップしてくるキャラは幼子です、小さいです。
※なお、この小説にはストックも何もありません。正真正銘、思いつきで書いていきます。なので更新が不定期になる恐れがおおいにあります(飽き性もあるので)。
では、改めまして、これから宜しくお願いします。
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- Re: 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】 ( No.3 )
- 日時: 2011/07/27 17:32
- 名前: 弥薙 (ID: eGYxafY.)
【第二話】
チュンチュン、なんてありきたりすぎる雀の鳴き声で私は起きる。か、身体中が痛い……。それもそのはず、昨日は玄関で眠っていたのだから、いこーる床が硬いうえに変な寝方をしたので寝違い、だ。痛い体をだるそうに起こすと肩に何かが引っかかる、何かと見ればダンボールに男の子。
あ、あははは、やっぱり昨日のって夢じゃなかったりするのかな、いや、まだ私は寝ぼけてるんだ、頬を思いっきり引っ張ってみる。…痛い、物凄く。私としては、まだまだ現実逃避をしたい所なんだけど、こういうのはやはり早めに受け入れておいた方が良い。
いつまでも玄関にいてもあれなのでダンボール(+男の子)をリビングに運ぶ。こういうのって、起こした方がいいのかな、と思いつつもう頬をつついてみたり。
すると、男の子は眠そうに目をこすりながら起きた。どどどどうしよう、まだ心の準備が……!なんて焦っても男の子は待ってくれず、男の子はこちらをじーっと見つめてからようやく口を開く。
レ「えっと、あの……貴方は誰ですか?此処は…?」
初対面の私に人見知りしているのか、戸惑った弱々しい口調で私に話しかける。子供はあまり好きではない私でも、この子は可愛い、断言しよう。私はお得意の作り笑いを張り付ける。
『初めまして。私は依樹誘。あのね、君は私の家の前にダンボーr…箱に入って置かれていたの。お姉さん、見捨てられなくて家に運んだんだ。』
そう言い終えると、目の前の男の子は、うろたえて嘘だ、嘘だ、と呟く。いや、嘘だっていいたいのはこっちもなんだけど。今にも泣きそうな顔だったから、軽く抱きしめて大丈夫、と言いながら背中をさする。
暫くそうしていると男の子は落ち着いたみたいで、今度は私が「君、名前は?」と聞くと男の子は、「レギュラス、レギュラス・ブラック」と答えt………。いや、待てよ。すまんな少年、君の名前が私の愛読書ハリーポッターに出てくるシリウス・ブラックの弟の名前とまったく一緒だから取り乱してしまった。確かにこの子、外国人だけど…、レギュラスなんて名前滅多にないだろうし、ましてやファミリーネームまで一緒って。
3分間ほど頭を抱えて悩んでいる所をレギュラスくんに大丈夫ですか?と子供好きが見たら卒倒するくらい可愛く首を傾げて聞いてくる。それによって私は無事、こちらに戻ってくる事が出来た。
『ええ、大丈夫よレギュラスくん。それよりね、君にはお兄さん、居る?居たら、名前は?』
レ「兄の名前…、ですか?シリウス、ですけど…。」
『そ、そう(あれ、兄が居て名前も同じ?これらの事から導き出される答えはただ一つ…!)』
逆、トリップ。それが私の少ない知識で分かる範囲での、最もな答え。彼からすれば、トリップになるけれど。そこで、不意に昨日占い師さんから聞いた予言の一部が頭をよぎる。
「現実を受け入れて」、もしかして占い師さんはこの事を言っていたのだろうか。そうだとすれば、面倒を見てあげて、それもレギュラスくんがハリーポッターの登場人物だと受け入れて、ちゃんと面倒を見てあげて欲しい、という事なのだろうか。
それなら育ててやろうじゃないか、愛読書の登場人物の一人を育てられる?ハリポタファンにとってこれほど光栄な事はない、そう自己完結すれば私はレギュラスくんと向き合って、少し真剣な顔つきで言う。
『よーく、聞いてね。今、レギュラスくんはお家には帰れない。だから代わりに、私が面倒みてあげる。お母さんやお兄ちゃんが恋しいだろうけど、レギュラスくんは良い子だから、我慢出来るよね?それと……、此処はレギュラスくんの居た世界とは別の世界、だから魔法も存在しないんだ。それで、イギリスでもないよ、此処は日本っていう国。』
レ「…帰れない、の?それに、別の世界でニホン…?…大体は、分かりました。僕は…良い子ですから、ちゃんと理解できますし我慢出来ます。」
なんて悲しいのだろう。そして私はなんて卑怯なのだろうか。礼儀正しいとはいえ、まだ子供のレギュラスくんに我慢なんてさせるべきじゃない。それは分かってる、けど、隠しておけばもっと悲しい結果になる事は分かっているから。せめて、母親のように私はレギュラスくんに愛情を注ごう。それが私の罪滅ぼし。
だから、ね。お願いだから、そんな泣きそうな顔で無理して笑おうとしないでよ。良い子だから、なんて卑怯な言葉。その子に、良い子である事を強制する言葉。その上、いきなり別の世界だとか日本だとか言われて理解できた、と。この子はとても強いけど、とても弱いんだ、そう思った。
『さあ、どんよりタイムは終了!レギュラスくん、まずはお風呂入ろうか。ついでに私も一緒に入るか。で、その後にご飯食べよう!レギュラスくん、お腹空いてるんじゃない?』
レ「…そういえば。えっと、誘さんが作ってくれるのですか?それよりも、『お風呂』って、何ですか?」
ガクッ。そうか、外国人さんはお風呂は知らないのか、そうか。そう言えばシャワー派だったかな。私は、「行ってみれば分かるよ、さてご飯は何がいい?」「い、誘さんが作るものなら、何でも!」なんて他愛もない話をしながらレギュラスくんの手をちゃんと握って、お風呂場へ向かうのだった。
あとがーき
へへへ、グダグダな二話を見てくれて有り難うございます!なーんか、夢主とレギュのキャラが分からぬ。どうしたものか…。
さてさて、次はお風呂からです。そして夢主は重要な事に気がつく!!
おーまーけっ!!
『…おりょ?』
レギュラスくんをお風呂場に連れていこうとした時、ダンボールの中に何かが入っている事に気付く。何だろうと手にとってみると何かの本。
中身は…レギュラスくんの好きな食べ物?注意事項?…何だこれ、ペットの取り扱い説明書みたいじゃないか。
後で見るか、と思ってテーブルへ置く。
最後のページの一番最後、『不幸せな貴方へ、あの子は私からの贈り物。私は貴方に幸せになって欲しいから。 占い師こと神様より』
そう書いていた事なんて、私は気づきもしなかった。
- Re: 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】 ( No.4 )
- 日時: 2011/08/04 16:27
- 名前: 弥薙 (ID: w/qk2kZO)
【第三話】
依樹家のお風呂場、そこで私はレギュラスくんにお風呂とはいかなるものかを説明している最中でした。レギュラスくんは他の馬鹿な(失礼?…あははゴメンネ/棒読み)子供とは違って物分りが凄く良い子だから、すぐに分かってくれたみたい。
よし、じゃあお風呂入ろうか。そう言って服を脱ぎ始めると、何故かレギュラスくんが少し赤い。ああ、外国じゃ風呂入らないからか。まあそんなこんなでお風呂に入りました(略しただろ?そりゃあ面倒ですからね!by弥薙)。勿論、今は一応朝なわけだからパジャマには着替えず、楽な水色のTシャツにショートパンツだ。
レギュラスくんの着替えは、親に「結婚して子供が出来た時に着せてあげてvV」的なノリで貰ったシンプルな黒地に蛇の模様のTシャツっぽいのに半ズボン。いやあ、偶然って怖いね、蛇だってさ。
『それにしても、レギュラスくんは何着ても似合うよね。』
レ「有り難う御座います、でもお世辞なんて言わなくてもいいですよ?」
『お世辞…、君は自分の容姿については無自覚かい。』
似合うっていうの、本当ですから。しかもレギュラスくん、真顔でお世辞というとは、顔立ちが整ってる意識はない、か。まあ幼い頃から自分の容姿に自信もってたら嫌だけどね。
そろそろ朝食を作らねばと思った私はリビングのテーブルに置いてあるマニュアルみたいな本(第二話のおまけ参照)をペラペラとめくると、レギュラスくんの好きな食べ物の項目を読んでみる。…ふむ、特に好き嫌いはなし、か。好きな食べ物は甘いものらしいが、流石に朝からは…。
という事で、朝食は目玉焼きにベーコン、ソーセージ、一応パンにしました。うちでは朝食は和食派なんだけどね、此処は大人(此処重要、皆忘れてないかい?)としてレギュラスくんに合わせなきゃ。
『レギュラスくーん、朝食出来たよー。』
レ「はい、今行きます!」
彼はどうやらテレビを見ていたようだ、そっちの世界にテレビがあったのかはしらないけど、少々馴染み過ぎじゃないかい?テレビの電源を消して、とてとてと効果音でもつきそうな具合に歩いてくるレギュラスくんは何とも可愛らしい。イギリスではお箸、なんて文化は勿論無い、だから一応ナイフとフォークを出した。スプーンを使うような料理(というか、焼いて味付けただけのものだけどね!)はないし、まあ大丈夫かな。
あ、因みにうちは何か無い限りテレビは消してご飯食べる派です。レギュラスは椅子に座ると美しいというか、上品な動作で食べ始める。ねえ、美形ってさ、食事しただけでもこんなにさまになるものなの?違うな、この子は教育の所為が4割だな(残り6割?美形だからに決まってるじゃない!)。気付けば私はレギュラスくんを凝視していたみたいで、何だか居心地悪そうに此方をちらちらと見ている。
レ「あの……、僕何か変な事でもしましたか?」
『…あ、ごめんね。うん、レギュラスくんの食事の動作があまりにも上品だったから。』
レ「それは有り難うございます。」
そう簡潔に礼を述べるとレギュラスくんはまた黙々と食事を再開。なんですか、話ながら食べるのははしたないですかそうですか。ううん、そうじゃない。私がまだ食事中でも話せるほどの価値はないから。まだ私は信頼は、されていない。そう思うと、やはり分かっていても悲しいかな。
食べ終えるのは私が少し早く、食器をキッチンの台所で洗う。レギュラスくんも食べ終わって、二人分のを洗う。…あ、あ、ああああああああああああ!!
そう叫んだのは勿論私で、レギュラスくんは何事だとこちらを凝視している。いや、だって思い出しちゃったんだもの…!い、今は9時、10分過ぎてるけど…まだいける!
私は食器洗いをやめて急いで電話をかける。かける所は……スタジオ。今日の収録8時50分集合なんだったのを、私はすっかりというか完璧に忘れていた。理由なんて定番でOKだ。風邪を引いて、そういえばいい。昨日の夜エアコンを付けっぱなしで寝てしまい、とか理由付けしたら疑われる事はまずないだろう。だって声優は声がでなければできない仕事。風邪でガラガラ声の状態で収録なんて出来ないのだから。
電話が繋がったら風邪特有のガラガラ声を出して、用件を伝えた。勿論、成功して電話をきったら安心からかため息がでた。あ、一応私声優だからそういう声出すくらいキャラ作りとかと比べれば簡単なものなんだよね。
『あー、驚かせてごめんね、レギュラスくん。さて、やる事やったし、買い物にでも行く?服とか、暇潰し出来るもの買いに行かないとね。』
レ「はっ、はい。…でも、お金とか大丈夫なんですか?」
『そこんとこは気にしないでいいよ。君まだ子供なんだから、余計な心配はのーせんきゅーだよ。』
そう答えたらレギュラスくんは笑いはじめて、どうしたの?と聞くと、発音悪いですねと、笑いを堪えながら言った。うっわ、何この子、もしかして本当は性格悪かったりする?
『はいはい、発音悪くてすみませんね。本場の英語には到底及びませんよ。』
レ「くす、拗ねちゃいました?意外と子供なんですね、誘さんって。」
そう、あまりにもレギュラスくんが優雅に、そしてとても子供とは思えないほど妖艶に笑うから、私は不覚にもドキッとしてしまった。
相手は子供だって、分かっているけれど、何故かそう思ってしまうのは何でなんだろう。
((自分の気持ちに気づくのは、まだ早いと思ったから、蓋をした))
((自分の気持ちに気付きたくはないけれど、僕は蓋をする事ができなかった))
あとがーき
皆様お久しぶりでございます、弥薙です。いやあ、小説がはかどらないのと飽き性で見事に放置しておりました、すみません。
今更ですが、キャラ設定の時名前を間違えていたという。直しておきましたので。あれ?夢主の名前違うくね?という方、あっています。
そして、前回かいた重要な事。それは仕事です。…え、拍子抜けしたって?すみませんって、私の想像力の所為ですのではい。
- Re: 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/09 15:14
- 名前: 弥薙 ◆W0QYWn4g4E (ID: w/qk2kZO)
あー、すみません。第四話ではないんです。
実は昨日、ハリポタの最終章を見てきたのですよ。
家族も一緒に見に行ったので、泣くのは我慢しましたが、最終章という事で、とても寂しく感じました。
という事で、此処で言っても何にもなりませんが、この気持ちを何処かに残しておきたいと思いまして。
では、 ハリポタの原作者JKローリングさん、ハリーポッターという作品を生み出していただき有難うございました。
そして、ハリーポッターの登場人物を演じられた俳優の方々、素晴らしい演技を有難うございました。
ハリーポッターという映画の作成に関わった、全ての皆様に心から感謝を述べさせていただきます。
一応改行しましたが、
何で此処でいうのだ自分(;‾ェ‾)
それと、第四話はもう少しお待ちください(あれ、待ってくれる人居る?)。ふはは、更新速度を早くして欲しくばコメントをよこせ!…嘘ですごめんなさい。でもコメント下さったら早くなるとおもうのですよ。
んで、最後にちょいとネタバレ。マクゴナガルせんせー、そんなにそれしたかったですか?今までのシリアスを吹き飛ばす勢いの言動でしたぜ。
- Re: 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】 ( No.6 )
- 日時: 2011/08/26 14:17
- 名前: 弥薙 ◆W0QYWn4g4E (ID: w/qk2kZO)
【第四話】
今現在、9時半。私がいつも行くデパートはどんなジャンルでも結構品揃えも良く、お手軽なお値段なので、今回の買い物もそこへ行こうと思っていた。が、開店時間は10時であり、常連客だからといって、店員さんの7割に名前を覚えられているからといって、開店時間が早くなるわけではない。距離も徒歩十分程度なので、少ながらず待つことになる。開店時間20分前からあくの待ってる客って、可笑しいよねうん。
兎に角、10時になるまで何をすればいいかって事なんだよね。テレビアニメ…はやってるけど、絶対に今の時期一話ってやってないからなぁ。それに、私はカー●ゥーンは見れないんだよね。いや嫌いとかじゃなく、金払ってないし、特別見たくもないし(←アニメは最初から見るかパソコンで見るか再放送で見るかで満足する奴)。本当は確か今の時間帯辺りで放送されているであろう、私が声優をつとめるキャラがでているアニメを見て欲しくないだけなんだけど。
うちにある物といえばテレビ、パソコン、その他家電製品、書庫くらい。テレビは使いこなせてるけど、パソコンは多分無理。だって現代の若者でさえ使えない奴居るんだよ?(と言いつつ、ちゃっかり自分は使いこなせる奴)。それに、こういう複雑な物の説明とか下手なんだよね。その他家電製品で遊べる物はなし。
となると……、書庫。私自身本は好きだし、親も本は読んだ方がいいっいぇ人だから色んなジャンルを買ってくれている。でもレギュラスくんは日本語が読めるのかって話なんだよね。
『レギュラスくん、これ読める?』
レ「……?はい、読めますけど。それにしても、日本という国は親切ですね。言語は違うはずなのに、英語の新聞を刷っているのですから。」
そうか、私の読み通りだったよ。レギュラスくんは聞こえた言葉、見た文字を全て自動的に英語に訳されているらしい。なんて便利な。
『えーっとね、買い物いこうと思ったんだけど、店がまだあいてなくて。その間書庫で本とか…読む?』
レ「えっ、良いんですか…?是非、読ませていただきたいです!」
書庫はそこの階段を登って真っ直ぐ行けば書庫って掘られたドアがあるから。そういうとレギュラスくんは半ば走りながら書庫へと向かって行った。そんなに読みたいんだ、まあ他国の物語なんてレギュラスくんは読んだことないだろうし。ましてや前まで知らなかった日本の本なんてね。さーて、私は買い物の準備しなくちゃね。えーっと、大きなエコバックってどこやったっけなー。
〜そんなこんなで三十分〜((
リビングでテレビを見ていたら(勿論ニュース)あらまもう10時。で、レギュラスくんがおりてこないって事はハマったって事かな。読書を邪魔してくはないけど、一応買い物は二人で行きたいし。
私は階段を登って書庫のドアの前までくると三回ノックをしてから部屋に入る。底にはイスに座って本を読む、優雅としか言いようのないレギュラスくんの姿が。
『レギュラスくーん、もう開店時間になったからそろそろ買い物に行こうか。…で、日本の本はどう?面白い?』
レ「誘さん!はい、とても面白いですよ!」
『あはは、それは良かったね。それでレギュラスくんはどんな本を読んでるのかな?』
レ「えっと、ダレ●・シャ●です。とてもドキドキする展開で、尚且つ先の展開が読めないので面白いですよ!」
そうなんだ、と私は笑って答えてるつもり。いやね、だってこんな幼い子が分厚いダ●ン・●ャン読んでるんだよ、あり得ないって。確かに、その作品はハリポタの足元にも及ばないけど、良い作品だ。でもハリポタが一番なんだってこと分かる!?…ごほん、えー、取り乱してしまい誠に申し訳ないです。
ということで、只今デパートへの道のりを歩いているわけですが。え、適当?仕方ないでしょ、弥薙が楽をしたいらしいから。まあ話は戻りますが、普通に歩いているわけですよ。別段、私とレギュラスくんが変な行動をしたわけではないんだ。
だ  け  ど!何か周りの人々からいらぬ視線をもらっているわけなんだよ。ああ、多分私の容姿に……って嘘嘘、レギュラスくんが可愛いからに決まってるよ。人並みくらいはあるとは自負してるけど。まあ、軽蔑とか嫌な視線じゃないし(一部妬みの視線があるような気がするけど)、例え自分へ向けられた視線じゃないとしても(一部自分への視線がある気がするけど)、大勢の人に注目されるのはやはり不愉快なものだし。
レギュラスくんの手を握って早歩きでデパートへ向かう。レギュラスくんの手、小さいな。…やっぱりっていうか当然なんだけど、レギュラスくんってまだ6歳なんだなぁ、って。
数分くらい歩きつづけてついたデパート、てかあれだけどね、ダイ●モンド●ティなんだけどね。
レ「……、大きい建物ですね。迷子になりそうなくらいに。」
『大丈夫、此処にはね迷子を探すためのアナウンスっていうサービスやってるから。』
私達はまず、子供服売り場に向かった。…子供服売り場ってあんまり来ないから分からなかったけど、今って子供服でも色んなのあるんだね。いやあすごいなあ。
『じゃあレギュラスくん。服は自分で選んだ方がいいだろうから、何でも好きなの10着くらい選んでおいで。金額は気にしないでいいからね、そもそも分からないだろうし。』
レ「…10着も自分で選べないです。一緒に、選んでください。」
『…(何この可愛い生物は、私を萌え死にさせる気か?)。も、勿論おーけーだよ。』
それから十数分後、見事に10着選びきりました。ほとんどが黒とか緑とか灰色とか。これ全部レギュラスくん本人の希望。色はレギュラスくんでデザインは私。これでも私、結構センスいいとおもうんだよね。ついでにズボンとかも7着ほど買ってしまった。
あとがーき
かなりこっちを放置してすみませんでした;;
そして、何時の間にか参照が100突破!!こんなに見てくださっている方が……、と感動の雨嵐です。
そして、宣伝を少し。私、弥薙はもう一つめだかボックスという作品の小説を連載しておりますので、そちらも見ていただけたらなぁ、なんて。まあそっちもあまり進んでいませんが;題名は螺子少年と従順少女、です。
- Re: 【ハリポタ】小さな君が教えてくれた事【親世代逆トリップ】 ( No.7 )
- 日時: 2015/01/22 23:23
- 名前: 月影 蓮 (ID: JEeSibFs)
文才凄いですね!ボク、レギュラスが大好きなんですよ。レギュラスって知ってる人がなかなか居ないから、この話を読んで感激しました。これからも頑張って下さい!
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