二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある少年の超重力砲(グラビティキャノン)
- 日時: 2011/07/30 20:32
- 名前: RED Volt (ID: prgymrHi)
とあるシリーズの二次創作です。
ある日、1人の少年は大きな運命の歯車に巻き込まれ、ある暗部組織の計画に巻き込まれる。
その計画の内容を知ってしまった少年はその計画を阻止すべく、友人でもある上条当麻達の力を借り、組織を解体しようとする。
だが、組織の刺客といきなり対決するはめになり、長年使わずにいた能力、「重力上昇」を使うことにした。
少年が「重力上昇」を使わずにいた理由とは?
そして学園都市の未来は?
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- エピローグ ( No.1 )
- 日時: 2011/07/30 21:42
- 名前: RED Volt (ID: prgymrHi)
---第7学区、とあるマンション
??「・・・あっつ」
季節は夏。
2週間程前、修了式があって1学期は終わり、夏休みとなった少年の高校は、夏休みの宿題もそこそこ少ないので、少年はもう少しで完了となるところだった。
あまりにも余裕ができてしまったので、どこかいこうか考えたが、猛暑の夏に外出するのは自殺行為に等しい。
そんなわけで少年はベットで横になりながら扇風機にあたり、熱さをしのいでいた、が、
??「今年はでけぇ地震があって電力供給が追いつかなくなってきてるからなぁ・・・」
??「節電ってことで扇風機、強出力で我慢しているがもう限界だ」
「はぁ」とため息をこぼし、少年は顔を埋める。
その時、枕の横に置いてあった携帯が鳴り、少年を呼ぶ。
??「・・・誰からだ?」パカッ
少年は携帯を手にし、開く。
??「・・・当・・・麻?」
少年は画面に表示された名前に驚いた。
当麻とはご存知、上条当麻のことだ。
少年は上条当麻の友人だったのだ。
??「もしもし?当麻?」
上条『おお、出てくれたか!久しぶりだな!』
??「どうした?4ヶ月くらいずっと連絡無かったけど」
上条『ああ、色々と不幸な目にあってな・・・』フコウダー
??「はは・・・、昔からお前は不運な奴だからな」
上条『まあな。・・・って、忘れてた!実は今も不幸な目にあってんだよ!』
??「?何があったんだ?」
上条『とにかく来てくれ!』
??「どこにだよ?」
上条『お前のマンションの下にいるから!』
??「なっ!」
少年はベランダに出て、下の方を見る。
そこには、---
「待ちなさぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
上条「うわぁぁぁぁぁ!!!きたぁぁぁ!」
上条を制服を着た少女が追いかけていた。
??「・・・なるほどな」
上条『早くきてくれぇぇぇ!!』
??「はいはい、分かりましたよ。1分でそっちいってやるから」
少年は携帯を閉じ、ある機械を手首につけて、玄関をでた。
---2分後
上条「まだかぁぁぁ!!」
??「わりぃ、ちょっと遅れた」
上条「2分経ってるじゃねぇか!この嘘つき!」
??「うるせぇ。助けにきてやったんだから感謝しろよ」
「まぁぁぁちぃぃぃやぁぁぁがぁぁぁれぇぇぇ!!!」
上条「来たぁぁぁ!たのむ!」
??「え?ちょ・・・」
??「はぁはぁ・・・あんた誰?」
??「え?俺?えーっと・・・」
??「あんた、邪魔するなら・・・」
??「え?」
??「おらぁぁぁ!」バリバリッ
??「!?」
ドガァァァァァン!!!
??「・・・やった?」
「げほっ、げほっ・・・。すごいの撃ってくるなぁ、姉ちゃん」
??「!!!!!?????」
??「この電気、コイン・・・姉ちゃんレベル6の超電磁砲、御坂美琴か?」
御坂「!!!!!?????」
??「さすが第3位。俺の能力今は制限ついてるけど、それでも電流はそこまできたよ」
御坂「・・・あ、あんた、誰よ!」
??「俺?俺は・・・」
十夜「レベル5、第6位、重力上昇、十夜真輝だ!」
御坂「レベル・・・5・・・?あんたがあの第6位だというの?」
十夜「ああ、そうだ」
上条「え?お前、いつの間にレベル5になってたの?」
十夜「ああ、中学の時に。そういや中学から別々だったからな。知らないのも当然か」
御坂「・・・へぇ・・・おもしろいじゃない」
十夜上条「え?」
御坂「第3位vs第6位、どっちが勝つのかやらしてもらうわ」
十夜「・・・めんどい」
御坂「・・・問答無用よ!」バリバリッ
十夜「チッ、まぁいいか」カチッ
十夜は腕に装着した機械のスイッチをいれる。
御坂「いっとくけど、電圧は結構あげるから。そのつもりで」バリッバリッ
十夜「はぁ、・・・重力上昇、レベル・・・」ゴワァァァ
御坂「おらぁぁぁぁぁ!!!」バシュン!
十夜「100!」カッ!
ドガァァァァァン!!!!!
御坂「・・・どうよ!」
「どうともないけど」
御坂上条「!!!!!?????」
十夜「じゃ、俺のターンね」
御坂「え?」
十夜「重力上昇・・・レベル・・・」グワァァァ
御坂「なら、砂鉄のシェルターで・・・」
十夜「10!」カッ!
ブワアァァァァァン!
御坂「きゃぁぁぁ!!!」
ザザー・・・
御坂「・・・くっ」
十夜「ちっとやりすぎたかな?レベル5がいいあたりかな」
御坂「・・・どういうこと?私の、シェルターが・・・何故・・・」
十夜「聞かなかったのか?俺の能力は重力上昇だとね」
御坂「・・・!」
十夜「別に重力その物を操ってるわけじゃないけど、重力の向き、重力圧を変えることができるんだよ」
十夜「正確には重力子を操ってるんだけどもね」
御坂「重力・・・なるほどね、だから私のシェルターが効かなかったのね」
上条「あの・・・」
十夜「どうした?」
上条「なんで御坂さんよりすごい能力なのにレベルは下なわけ?」
十夜「ああ、簡単だよ。レベル5ってなんていう扱いされてるか分かる?」
上条「え?軍とやりあえる力?」
十夜「それもそうだけど、研究価値のある能力かどうかっていうことだよ」
上条「研究価値・・・」
御坂「なるほど、単に重力子操るなら念力でもできるからね」
十夜「そう、だからいわゆる用無しのレベル5、隠しレベル5っていわれるんだよね」
御坂上条「用・・・無し・・・」
十夜「だけど、今の俺は制限をかけてるんだ」
上条「制限?」
制限、なぜその必要があったのか、その理由は今から3年前のことだった。
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