二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【Tales of Destiny2】 〜涙ノ雨〜
- 日時: 2011/08/08 20:03
- 名前: 亜里桜@テイルズ厨 (ID: FsLlRaQk)
- 参照: http://ameblo.jp/telesofgraces-814/
HDK!(はいどーもこんにちは!)
亜里桜(Emirio)とか言うBL好き…いわゆる、腐った生物です(`・ω・`)ゞ
ここは、テイルズオブデスティニー(主は2)の小説短編集です。
ジャンルは、シリアス、死にネタ、ギャグ、甘甘…など、
できるだけ幅広いジャンルを取り扱おうと思います(ぇ。
まぁ、主はシリアス、ギャグですが。
管理人はエミリオ…もとい、リオン、ジューダス贔屓です。
この小説は、できるだけカップリング要素を控えてますが、
たまに(いや、結構多いかもしれないけど)BL、NL要素を含む小説もあります。
※管理人は、夢、裏、GLは苦手です。ていうか嫌です。ていうか無r(ry
多くなると思われるカップリングは以下の通りです。
〜NL(ノーマルカップリング 男×女or女×男)〜
*+*TOD+*+
リオン×ルーティ
ルーティ×リオン
*+*TOD2+*+
ジューダス×ハロルド
ハロルド×ジューダス
〜BL(ボーイズカップリング 男×男)〜
*+*TOD+*+
スタン×リオン
フィンレイ×リオン
シャルティエ×リオン
*+*TOD2+*+
シャルティエ×ジューダス
ロニ×ジューダス
カイル×ジューダス
…とまぁ、こんな感じです。純粋にテイルズを愛している方もいるので、
できるだけBL要素は控えています。
個人的には、ジュハロジュ(ジューダス×ハロルドなど)を増やそうと思っています。
カップリングではなく、○←○などもあったりします。
とまぁ…こんな感じで。
更新はのんびりすぎて見る気が失せそうな感じですが、読んでくれると嬉しいです。
当小説は、本編沿いやオリジナルです。
本編沿いの小説が多いと思うので、注意してください
8/8現在、管理人は小説大会に参加していません。
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※コメントはとても嬉しいですが、管理人を中傷するようなコメントをすると、
管理人はネガティブになり、更新がストップします。多分
※二次配布、パクりなどはやめてください。管理人が泣きます。多分。
※この小説を読んでテイルズが嫌いになったりしても管理人は何もしません。多分。
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*+*題名について+*+
題名欄のところ(名前入力の上らへん?)は、
管理人はそこに小説のタイトルを載せます。
誤解を防ぐために、コメントを下さる方は
必ず
題名欄に≪コメント≫と入力してください。
お手数ですが、よろしくお願いします
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- 心の隙間を埋めるのは ( No.1 )
- 日時: 2011/08/08 20:46
- 名前: 亜里桜@テイルズ厨 (ID: FsLlRaQk)
- 参照: DC漫画、儚き刻のリオン全巻揃った
【心の隙間を埋めるのは】
*+*設定+*+
†ハロルド→ジューダスみたいな。
†ジューダスがシャルティエと分かれた頃
†時代は現代
OK?
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「…ぅ……ぁっ………っ……ぃゃ…だ……」
深夜、そんな声に気づいたのは何時からだろう。
会った頃から不思議に思っていた漆黒の存在。
四六時中、仮面をつけていて素顔は自分自身、一度も見たことは無い。
仲間達から聞くと、男とは思えないほど美形で、その仲間達がいる時代の
18年前の神の目の騒乱の首謀者、ヒューゴ・ジルクリストの実の息子である、と。
18年前。自分がいた時代は1000年前。
神の目の騒乱など、ずっと…ずっとずっと、先の未来。
そんな人物の名前など知らない。が、話している仲間達の表情から
とても酷い罪を犯したのだろう。と、大体の予想はついていた。
その騒乱のもっと前。彼がまだ小さな頃からいた相棒、
自分が作った兵器…いや、世界を救うための仲間が、その騒乱で
使命を果たして、消えた。が、首謀者の息子…
否、リオン・マグナスは仲間に全てを託し、愛する人を守って死んだ。
それと共に、どこまでもお供する。と、その時代に世紀最大の裏切者として、
リオン・マグナスと共に消えていった。
が、その2人が18年前の時代に行き、改めて使命を果たした。
確かその頃からだろう。彼が辛い涙と一緒に、
手を天井のもとへ伸ばして、崩れ去るように魘されているのは。
「…っ…シャ…る……!……ぁ…」
私は、安心させる様にその場に行くこともせず、
ただただ声が止むのを布団を被って待っていた。
否、逃げていたのだろう。
「…ッシャル!!……ッ!」
今までで一番大きな声を出す。それと共に、ベッドから音を立てて
起き上がる。自分の声で目覚めたのだろう。
「…はぁ…はぁ……」
荒い息継ぎが聞こえる。
耳で聞くだけでも、その時の酷さが分かるのに、自分は眠ったフリをして、
目を強く瞑って、現実逃避とも言えることを繰り返す。
自分も…自分が居た世界で大切な、【兄】と言う、掛け替えのない存在を失った。
「…はぁ…はぁ……シャ、ル……!
…っう!」
あの時の事を思い出して、涙が零れ落ちたのか、
堪えきれない嗚咽が、小さな宿屋の1室に響く。
もういやだ。これ以上自分と彼を重ねたくない。
そう思っていると、彼が突然立ち上がり、
ゆっくりと部屋を後にした。
足音が聞こえなくなると、ため息を一つついて自分もゆっくりと
ベットから立ち上がる。
そして、重い足取りで彼の寝ていたベッドへ向かう。
1度、小さな欠伸をすると、今度はゆっくりと窓際へ行く。
すると、いつの間についたのか、少し先の森の入り口辺りに、
≪彼≫ の姿はあった。
ここからでも見える。岩に腰掛けて、どこか遠くを見つめている。
その背中は、泣いているかのように寂しそうで。
暫く見つめていた後、再び彼のベッドへ戻った。
「…ただでさえ人に相談もしないくせに、
1人で何もかも抱え込んでるんじゃないわよッ……」
そして、初めて兄以外の人を思って、ポロポロと涙を零した。
*****END*****
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ブログの方でも小説を書いていますが、この小説は
初めてですねー。特にシリアスなんか。
と、まぁ。今回はハロルド単独でしんみりしてますが、
ずっとベッドで泣いていると、ジューダスがやってきて
誤解をされてケンカをするのサッ★とか管理人が言うので
折角のしんみりさが台無しである((((
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