二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!?
- 日時: 2011/09/09 23:40
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
どーも!始めましての方もこんにちはの方も、おーちゃんです!!
今回は初のデュラララ挑戦です!!
かなぁぁぁぁりのド下手・ド素人ですが、よければ見ていってください
グダグダ駄作ですが・・・・
〜オリキャラ〜
☆竜ヶ峰 帝都 (りゅうがみね ていと)
(至宝院) (しほういん)
竜ヶ峰帝人の妹。実際血は繋がっているものの、幼少期に至宝院に養 子として引き取られた。
至宝院は代々呪術を操る一族で、近来その能力を持ったものが生まれ て来なくなった為、帝都を養子として引き取った。
普段はフードを被って出来るだけ顔を晒さないようにしている。
養子は帝人とは違って違って青色の髪。フードを被っているのもこの 髪を隠すために昔帝人に隠せと言われた。
(わかる人は、ぬらりひょんの孫のユラちゃんを想像してください)
- Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.8 )
- 日時: 2011/09/29 19:13
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
キャァァ!!甘楽様ありがとうございます!!
初のレス・・!
やる気めっちゃ出てきました!!
お互い頑張りましょーー♪
- Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.9 )
- 日時: 2011/09/29 20:22
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
「ちょ、帝都危ないからいい加減降りておいで!!」
『高い方が景色ええんやで』
「そうかもしれないだろうけど、危ないってば!!」
「確かに・・危ないです」
「そうそう、怪我する前に下りた方がいいんじゃねぇ?」
『園原さんと紀田さんが言うんなら・・』
「僕は!!僕の意見はどこにいっちゃったの!?」
『あぁ、そこ左に曲がってもろうてえぇですか?』
「おぉー。左な。俺こっち側はめったに来ないぜ」
「私も。来たことないです」
「ちょ、二人まで僕のこと無視!?」
「置いてくぞ帝人ー」
「ま、待ってよー!」
先ほどとは違って、先頭を歩く。ちゃんと普通の道を。
「あ、あの・・」
『何です、園原さん』
「さっきは、ありがとうございました」
『気にせんといてください。何もしてへんのと同等なんやから』
「だけど、助かったので・・」
『無事何やったらえぇんですよ。で?本題はそれとちゃいますやろ』
「っ・・!」
『まぁ、大体検討はついとるんですが。刀んことやろ?」
「・・どうして、私の中に罪歌があると・・?」
『刀の名前は”罪歌”言うんですか。どっかで聞いたことある名前やな・・?』
「さ、罪歌を知ってたわけじゃ、ないんですか?」
『あぁ、思い出したわ。愛を紡ぐ妖刀・罪歌。昔読んだ文献に乗っ取った奴ですわ』
「文献?」
『あぁ、僕実は・・・っと、着きましたね。続きは皆さんとご一緒に話しますね』
「・・はい」
『セルティさんお待たせしました。』
《それほど待っていないから大丈夫だ》
『ありがとうございます。ほんなら、行きましょうか?』
そう言って、視線を真横にある大きな階段へと向けた。
「帝都、この上?」
『そうやで。ほんなら、大変やろうけど上ってください。』
そう言いながら、自分も階段を登りだす。
* * *
「ハァ ハァ ハァ」
荒い息を肩でする帝人。
「大丈夫ですか?」
「そ、園原、さん、何で平気なの・・!」
そりゃぁ、体内に妖刀を持っているのだから余裕だろう。
「ったく、帝人はだらしねぇな」
そう言う紀田さんも殆どといっていいほど息を切らしていない。
そして、セルティさんは最早妖精なので全くもって論外だ。
「あの、何だか涼しくありませんか・・?」
「あ、そう言えば確かにそうだよな。それに何か妙に静かだし」
『神域に入った所為ですわ』
「神域・・?」
『神様が宿るとされる一帯です。』
「帝都さんや、帰ってきたんか?」
『神主様!はい、只今戻りました』
「そうかい。そちらはお友達かね?」
『えぇ、まぁ』
「なら、お茶を持っていくとするかね。どこ使う?」
『拝殿をお借りしてもよろしいですか?』
「拝殿かいな。ほんなら・・4人分のお茶用意したるわな。ゆっくりしていきんしゃい」
『ありがとうございます。皆さん、こちらです』
「帝都、今の人は?」
『ここ、”白蛇神社”の神主様やで』
「こんなところに、神社があったんですね」
「俺も知らなかったぜ」
《私もだ。何年も池袋には居るが全く知らなかったよ》
『この辺はあんまり人の来うへんところなんで、仕様の無いことなんです。それより、拝殿はこちらです』
そういって、再び歩き出し拝殿へと入っていく。
- Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.10 )
- 日時: 2011/11/22 18:50
- 名前: おーちゃん (ID: LOQQC9rM)
【応答開始】
シンッっと静まり返る拝殿の中に僕たち5人は居た。
『ほんなら、話を始めましょうか』
そう切り出すと、もともと静かだった空気が少し張り詰めたように感じた。
『まず、何から御話すればええんやろか・・。あぁ、そうや。皆はんで質問してもろうてもええですか?僕はそれにきっちりとお答えしますわ』
「俺はソレで良いよ」
「はい。私もです」
《どんな質問でもいいのか?》
『えぇ、答えられる範囲であればどんなことでも・・。ほんなら、誰から行きます?』
「んじゃ、トップバッターは俺かな?」
ビシッッと手を上げた紀田さんが真っ直ぐにこちらを射抜いた。
「あんた、何者だ?」
『こらまた、アバウトな・・。もうちょっとまとめてもらえまへんか?答えがありすぎますわ』
「なら、帝人と一体どんな関係だ?」
『・・・?お伝えしておりまへんでしたか?』
「聞いてない。」
『帝人・・が言うわけも無いからしゃぁないんか。ほんなら改めまして・・』
座っていた座布団の上から降りてパサリとフードを下ろした。
『竜ヶ峰帝都、申します。以後よしなに』
そして、深く座礼をした。
数秒してから顔を上げれば、何故か皆さんが随分固まっておられた。
『む?どうなされた?』
「帝都、帝都。いきなりそんなんじゃ、普通驚くよ」
ずっと黙っていた帝人がこそりッと耳打ちした。
『そうなんか?せやけど、こんなん普通やろ?やって、皆はんいつも非日常過ごしてるさかい・・』
妖精に、カラーギャングのトップ、刀の宿主・・・
ほぉんま、非日常だらけやなここは・・。
帝人が来たがったんも、納得いくわ。
「か、髪の色が・・・蒼・・ッッ!!?」
「い、妹、さん・・・?」
《お、女の子・・!?》
なんや、セルティはんは僕のこと男やと思っとったんかいな。
ま、しゃぁないか。こないな格好しとるさかいな。
『ちなみに、本名は至宝院帝都です。』
「え!?んじゃ、血ぃ繋がってないのか?」
『繋がっとりますよ?僕は、幼少期に養子として引き取られたんです』
そうやって言えば、何故か僕と帝人意外が複雑そうな顔をした。
帝人ってば、こんなええ人たちに囲まれとるんか・・。
「ごめんなさい・・」
『何で園原さんが謝るんです?これは僕も帝人も了承し取ることですから、えぇんですよ。それよりも、次の質問移りまひょ?』
笑って言えば、園原さんも笑い返してくれた。
あ、笑うと可愛い人や。
- Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.11 )
- 日時: 2011/11/22 18:48
- 名前: おーちゃん (ID: LOQQC9rM)
「それなら、次は私、でもいいでしょうか・・?」
恐る恐るといった感じに、園原さんが手を挙げた。
『ほな、次の質問は園原さんで』
「あの、京都の方、ですか?」
『へっ?・・あ、あぁ。そうですよ?養子の引き取られ先が京都やったんです。聞き取りにくいですか?なら、標準語にもできますよ?』
最後のほうは、言った通り標準発音で言ってみた。
向こうに居たときは京都弁でもよかったけど、こっちじゃあんまり聞き取りやすくはないかもしれない。
「あ、いえ。いいんです・・」
にしても、刀のこと聞くと思ったんだけど・・ってあぁ!!周りに刀のこと知らない人たちが居るから聞けないのか。
それを言ったら全員そうなんだろうけど・・
《なら、次はわたしか?》
『はい。セルティさんどうぞ』
園原さんから京都弁のことが出たので、とりあえず標準語にした。
《なぜ、私の正体がわかった?》
おっと・・こちらは随分ストレートに聞いてくるなぁ・・。
てっきり、園原さんみたいに後でこっそり聞いてくると思っていたんだけど・・。
まぁ、いいか。個々で説明する手間が省けたわ。
『それはですね。至宝院に引き取られた理由でもあるんです。でも、それを説明するには長くなりますし、かなり突拍子もないことを言いますよ?』
《わたしは構わない。どうしても聞いておきたい》
・・気になって仕方ないって感じですね。
「わ、私も・・聞きたいです」
自分にも関係あるかもということに、気が付いたのか・・。聡い人だな。
「んーー俺も聞いておこうかな。帝人は知ってんのか?」
「うん。まぁ・・」
まぁ、帝人は知っていて当たり前だけど・・それでもここにいるみたいだな。ま、歓迎だけど。
『なら、僕が至宝院に引き取られたわけ。そして、至宝院がどんなところかお話ししましょうか』
- Re: 【DRRR!!】陰陽少女は妹ちゃん!? ( No.12 )
- 日時: 2011/12/29 01:28
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
【正体解明】
至宝院家....
それは、京都でも有名な屋敷の家
世界でも名のある名家なのである。
時たまテレビ等に出るくらい。
そして、とある方面でも有名である。
それは、信じる人と信じない人。
二つにわかれるとある方面。
『陰陽師・・って知ってますか?』
「「おん・・?」」
《みょーじ?》
随分綺麗に分かれたな。つーか、セルティさんすげぇ。
『陰陽師と言うのは、簡単に言えば祈祷や占術なんかを行う者のことです。もっと詳しく・・は面倒なのでいいですよね』
基本面倒なのは嫌いだし。省けるとこは省きたい。
『至宝院家は今言った通り陰陽師の一族なんです。ですが、昨今陰陽師の力を強く継いだ者が生まれなくなってしまったんです。』
そこで一拍おき、お茶を啜る。・・うん、ぬるい。
『そんな時、一般家庭に一般人には無い力を持った子どもが生まれた。それが、僕です』
お茶を置いて、再び話を始める。
『そこで至宝院家は私を養子として引き取り今まで以上の力を引き出すように修行をやらせたんです。』
そして、修行の一環でここに送り込まれた。そう続けた。
養子として引き取られたのは、僕が6歳帝人が7歳の時。どんな説得をさせられたのか、覚えては居ないけど案外あっさりと了承した気がする。
毎日毎日ただただ、修行する日々。正直言ってあんまり面白くなかった。ぶっちゃけ、帝人で遊んでた時の方が面白かったと思うし。
「一つ質問いいかなぁ?」
ひょいっと手を上げたのは紀田さんだ。
『どうぞ?』
「帝都ちゃんってさぁ、そんなに力強かったの?」
『さぁ・・。その辺は僕もよく分からないです。まぁ、大人の反応を見る限りそこまで強い訳ではないようですよ?』
「そう、なんですか・・」
「結局、ここへその修行の一環で来たんだよね?」
『そうだよ、そこまで難しくない修行なんだ』
さてと、随分と遠回りしてしまったが・・
『セルティさんの質問にお答えしましょう。』
スッと視線をセルティさんに向けた。
『つまり、修行の一つなわけですよ。修行の類でそう言うものが分かってしまうんです。』
・・・たまに、極々たまに。とても嫌なモノさえも見えてしまうことがある。
・・それが、少し嫌でもあった。
『わかりましたか?分かってしまうんです。嫌でも。誰が一体何者で。誰の中に何があって。まぁ、大概はソッチの部類になるものですが』
「そ、そっちの部類・・?」
何故か帝人が脅えた様な顔でおそるおそる聞いてくる。
『・・聞きたいの?』
まぁ、ぶっちゃけ言えば幽霊とか精霊とか妖怪とか・・信じたくない人は絶対に拒否するようなもの。
「・・や、やっぱりいいや」
脅えた様なじゃなくて、脅えた顔で帝人が首を振った。
全く・・・未だにコッチの類はダメなのか・・。
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