二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!電撃少女の日常2
- 日時: 2011/09/19 19:42
- 名前: 甘楽 (ID: 3JtB6P.q)
甘楽でっす!!「電撃少女2」を作っちゃいました!
自分のネタと小説が何か付いて行ってないんで成り行きで作成しま
した・・・まぁ裏話みたいな物です!!初めての方は「電撃少女2」
前の方を最初に見てください!!すみません!見た方はどうぞ。
適当にオリキャラ説明・・・
ツンデレなヒロイン・羅電愛奈(らでん・あいな)
・電撃の能力と身体に触れて過去の記憶が読める。
・両親は他界。
・臨也達と同級生だった。臨也に惚れられた。静雄も愛奈が好き。
過去ログ検索したら出てきたんで、もう一回!
こんな感じです・・・それではどうぞ!!
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- Re: デュラララ!!電撃少女の日常2 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/19 20:14
- 名前: 甘楽 (ID: 3JtB6P.q)
【来神組達の出会い〜愛奈目線〜】
—彼らの出会う前の話—
私がまだ来神高校に入学する前日の事だった。
私はいつもの様に池袋の街に出ていつもの様に
たちの悪いナンパ男に絡まれていた。
「君可愛いねーちょっと俺達と遊ぼうよー」
そう言って来る奴らを無視して歩いて行った。
私の歩数に合わせてナンパ男達も歩いて来る。
周りの人達は私を見ては視線を外した。
まぁ、それが皆の『当たり前』なんだろう。
巻き込まれるのは嫌だろう。はぁそれにしても、
しつこいなぁ!!!私はイライラしてきて男達に
言った。
「ちょっと、アンタ達いい加減しつこいよ。何で
私ばっか構うわけ?」
男達は笑って言った。
「そりゃ、君は可愛いし、『弱そう』だからだよ〜」
その言葉に私はニヤッと笑って言った。
「ふぅん・・・『弱そう』だからか・・・」
男達は顔を不思議そうに顔を顰めた。
その瞬間に一人の男に聞こえる声で言った。
「—舐めんじゃないわよ—」
「は・・・?何言って・・ガッ!!?」
私は男の腹を思いっきり膝で蹴った。
「この女、何しやがんだァァァ!!!」
それを見ていた他の男達も殴り掛かってきた。
私は殴って、蹴って、それを男達に繰り返した。
それでも、男がまだ私を殴ろうとする。
「コイツ、ただじゃおかねぇぞ、コルァ!!」
「はぁ・・・まだ分かんないかなぁ〜・・・」
私は溜め息を付いた。はっきり言って疲れていた。
強くもなくて自分にまだ向かってくる奴が居るから。
喧嘩をしても面白くなかった。私は使いたくない事を
した。ある力を。
「『力の差』ってモンをさぁ〜これは使いたく
なかったのになぁ〜」
「何言って・・・!!!」
男は驚いた顔をした。私は少し電撃を身体から
ちらつかせていた。そして、一気に電撃を男達に
浴びせた。
「「ギャアアアアアア!!!」」
男達は哀れに悲鳴を上げた。私は静かに言った。
「はぁぁ〜だから言ったのに。使いたくないって」
私が帰ろうとした瞬間に男の声がした。
「この女ぁぁ、調子に乗んじゃねぇぇぇぇ!!」
まだ動ける男が私が眼を背けた瞬間に殴りかかった。
私が電撃を放とうとした瞬間には遅かった。
私はとっさに目を瞑った。
(しまった!!殴られッ・・・!!・・・?)
不思議に私に痛みが無かった。何故かと思い、
目を開けると驚くべき光景が広がっていた。
私を殴ろうとしていた男が消えていた。
そして、私の目の前には金髪の男が立っていた。
金髪の男は言った。
「ヤベ、思わず『投げちまった』・・・」
(は?思わず『投げちまった』って・・・!!)
消えたと思っていた男が私の斜め後ろに倒れていた。
しかも、自動販売機の下敷きになって。
周りを見るとあったはずの自動販売機が無かった。
「え!?何で自動販売機が・・・」
すると他の男達も目を覚ました。そして私を見ると
睨み付けて来て殴ろうとした。
「テメェ!さっきはよくもッッ!!!」
急に男達の表情が変わった。それは恐怖の表情。
その中の一人の男が震える声で言った。
「あ、『アイツ』が、な、何でこ、此処に・・・」
すると、金髪の男が言った。
「おい。これって犯罪だよなぁ?だったら
殺しちまっても良いよなぁ?」
「「すみませんでした!!殺さないでください!」」
男達はそう言って逃げていった。私はいきなりの事に
驚いた。それより、金髪の男の事が気になる。
私は金髪の男に言った。
「ねぇ何で私を助けたの?」
「何だ?助けられんのが嫌だったか?」
「そんな事は無いけど。誰も私の事を助けようなんて
していなかったから、何か不思議なだけで・・・」
金髪の男は少し考えて言った。
「そうだな・・・近頃は誰も助けようとしねぇ奴が
多いな。でも、俺は違う。」
「え?それってどういう、あっ!」
聞こうとした時に男はもう歩いて行ってしまった。
私の頭にはあの不思議な男の事しか無かった。
また別の男に見られている事を知らずに。
男はビルの上から見ていた。男は自分の携帯を
見て笑っていた。好きなオモチャを手に入れた
かのように。
「くくく、面白い子み〜つッけた♪池袋には
シズちゃん以外にも面白い奴が居るんだね〜」
携帯の写真には愛奈が写っていた。
「ねぇ。羅電愛奈ちゃん♪」
運命の歯車が回り始めた。
- Re: デュラララ!!電撃少女の日常2 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/19 20:43
- 名前: 甘楽 (ID: 3JtB6P.q)
【(番外編)初めて惚れた女〜静雄目線〜】
それは俺が小学生の時で、まだ髪を金髪にも染めていなかった時
だった。あれは夏の日。俺は川原で遊んでいた時。石を投げて川の端
にポチャンと音を立てて落ちる。その時に、タバコを吸っていた男が
後ろを通り過ぎる。その瞬間、タバコをそこら辺に口から飛ばす。
タバコは無音のまま落ちる。ポイ捨てしやがった。その時の俺はそれ
を見て、眉間にしわを寄せて、つい言っちまった。
「おいオッさん。タバコポイ捨てすんなよ!」
すると、その男は般若のような形相をして振り返って言った。
「あ゛!?俺に言ったのか!?」
「そーに決まってんだろ!悪い事するやつは頭も腐ってんのか?!」
すると、その男は俺を蹴り飛ばした。その頃の俺に怪力の力なんてな
かった。大人に勝てる筈が無い。でも、そんな事をされて引き下がる
俺じゃなかった。俺はソイツの腹を思いっ切り蹴った。でも、
俺の力じゃ、男の蹴りに勝てる訳も無い。
「何すんだコラァ!!!」
男は俺の顔を殴った。俺は今にも泣きそうな顔に
なった。すると、男は言った。
「俺に謝れ小僧。生意気言ってすいませんでしたって」
俺は「絶対謝らない!」そう言おうとした。
その時だった。『あの子』が現れたのは。
「俺、絶対「謝らない」
「へ?」
女の子の声がして俺は驚いて横を見た。俺は息を呑んだ。その女の子
は驚くほど可愛かった。肩までのツインテールの黒髪の女の子がいつ
の間にか俺の横に居た。女の子は俺を見てにっこり微笑んで言った。
「君は偉いね。私に任せて休んでると良いよ」
女の子は男の前に進み出て、目を吊り上げて怒号を放つ。
「お前みたいなクズに誰が謝るか!この馬鹿が!」
男は青筋を立てて、獣じみた笑みを浮かべて言う。
「おい小娘。大人に対する口の聞き方を習わなかったかぁ?!」
男は女の子に殴り掛かろうとしたその時だった。女の子は男の足元に
しゃがみ込んで男の足首に足払いをした。男は倒れた。それでも男は
諦めず、また女の子の顔を殴ろうとした。でも、女の子には通用しな
かった。身軽にその拳を手で弾き返して交わした。逆に女の子は男の
わき腹に足の指で鋭い蹴りを入れた。女の子は男に殴らせる暇を与え
ないかの様に続けた。その時に男は殴りかかった。
「このッ!ガキが調子に乗んじゃねぇ!!」
男は女の子の顔に拳を飛ばす。女の子は飛ばされて地面に叩きつけら
れる。俺は泣くんじゃねぇか、そう思っていた。でもその子は予想と
違った。泣かなかった。いや、泣く様な顔すらしなかった。強い目を
して男を睨む。その時、女の子が消えた。いや、『飛んだ』。一瞬の
間に男の顔の位置まで飛んで女の子は男の顔を回し蹴りした。男は
吹っ飛ばされた。すると、男は捨て台詞を吐いて逃げた。
「ちくしょう!覚えてろ!!」
俺は思った。地面に軽く着地して腰に手を当てて息をつく女の子を
見て初めて思った。
———この子、強い!!!!———
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