二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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カントージムリーダー召集編
日時: 2011/10/15 17:03
名前: ウイッチ (ID: 6Un9Mw8r)

タケシ「何故自分が…」

カスミ「あたしだって忙しいんだから!」

マチス「オーノー イッタイドウイウコトデスカ!」

エリカ「…協会からの召集となっては、お断り出来ませんもの」

アンズ「リーグで何かあった?」

ナツメ「(事件じゃないと良いけど…)」

カツラ「こんな事態になりおうて、ワシだって混乱しとるんじゃよ!!」

一同「!?」

カツラ「おお…若者リーダー達…!」

カスミ「カツラさん!今の…」

タケシ「こんな事態とは一体」

カツラ「そ、それがじゃな…」

アンズ「まっさかポケモンリーグで何か事件!?父上が!」

ナツメ「落ち着いて。」

カツラ「ではなくて…落ち着いて聞いてくれ!」

エリカ「はい。」

マチス「??」

?「待て。俺が説明する」

一同「!」

カスミ「アンタはグリーン!」

エリカ「到着するのが遅いのでは…?」

グリーン「すまねえ 体があくのに少々時間がかかっちまって。」

タケシ「カツラさん…グリーンは存じているんですか?」

カツラ「グリーン君にはワシの次にこの中では知られておってな…!」

マチス「ハヤクイッテクダサーイ」

アンズ・カスミ「そうよ ちゃっちゃと言って!」

ナツメ「…。」

グリーン「実はジムリーダーで最年長のカツラさんが…」

カツラ「ちなみに57歳じゃぞよ☆」

ナツメ「(あれ 流れが…)」

タケシ「カツラさんの…個人情報!」

カスミ「違うでしょ!!」

グリーン「俺もビックリ大ニュースだったよ。祝え!結婚するみてえだ!!」

一同「えっ」

カツラ「いやあ☆この歳でようやく…いやいや永年待ち続けたぞい。
まさか向こうから言い出してくるとは!」

グリーン「しかも相手はだなー…ピッチピチの20代女性らしいぜ!」

エリカ「まあ」

カスミ「じゃないでしょ!流れがおかしいってのー!」

タケシ「自分、話が飲み込めないわけではないのですが…」

マチス「ジツニ、オメデターイ」

アンズ「じ、事件じゃなくて?なあんだ」

ナツメ「一ついい?」

グリーン「ん?」

カスミ「ちょっ わざわざ協会から大事な召集だと預かって忙しい中来たのよ!おめでたいけど最初の空気は一体…」

エリカ「まあまあ 良いじゃないですか 一緒に喜びましょ?」

タケシ「ああ エリカさん…ハート」

ナツメ「余談なのだけれど、一昨日この様子と全く同じ予知夢にあたる夢を見たわ…」

アンズ「アタイの苦手なエスパー…さすが読めない思考回路ね!」

グリーン「マジか…さすがヤマブキのエスパーガールじゃん?」

カツラ「おおおおお 興奮してきたぞい」

カスミ「何が?」

エリカ「決まっています。明日にでも式を開かれるのでしょう」

タケシ「そうなんですか!」

カツラ「そのとーり!」

一同「おめでとうございまーす…(苦笑←歳的に・何だおめでたいけど急にビックリだし大事な話かと思ったら協会まで使ってこんな話という)」

マチス「ニホンゴガオオクテツイテイケマセーン…」

グリーン「けどよ、カツラさんの結婚については理解出来てるっしょ?
ま とりあえずそういうワケだ!各自明日の準備でもして今日のところはもう解散…」

ナツメ「まだ、隠していることがあるわ…そう ね例えば」

グリーン「げげ!ナツメお前…」

エリカ「そうですね では私はお先に。」

タケシ「エリカさん、自分がお送りましょう!」

カスミ「あータケシ!だったらアタシも送ってよ」

アンズ「んじゃアタイも…じゃーねー失礼するよー!」

マチス「カクシゴト…」

カツラ「な、何でもないぞい!」

ナツメ「怪しいわね。」

グリーン「マチスはもう帰れ なっ」

マチス「リョウカイ。ダケドキニナリマース!」

ナツメ「わざわざ協会を通してリーダー全員に伝えるのはただのサプライズネタとも思えるけど…何でか腑に落ちないのよね。」

カツラ「どうせ明日には知られる新情報ともいえる内緒じゃがな…グリーン君、君の口から…」

グリーン「OK カツラさんはもう帰って良いスよ!」

カツラ「そうか、ありがとうグリーン君!では失礼するぞい☆」

ナツメ「せせこましい態度ね…で?」

グリーン「その相手についてなんだけどさー俺もうビックリだよ…」

ナツメ「カツラさんの求婚の…私達が知っている相手?」

グリーン「おー(チラ)」

ナツメ「そうなんだ……何?(どこを見てるの…)」

グリーン「相変わらずクールなレディだぜたく…」

ナツメ「そう言って、ヤらしげな雰囲気を漂わせるのは何か気になるのだけど…」

グリーン「俺がジムで3年前アンタに会った時から、そういう目で見てるかもしれえな…」

ナツメ「! どういう…」

グリーン「ま いいや!年下に口説かれても、嬉しくないよなあ…。」

ナツメ「な…!?」

グリーン「そうだ くだらない条件賭けだ!俺が今その相手を言う代わりによ」

ナツメ「…今知らなくても、明日には分かる。それで良いわ じゃあ私…!」

グリーン「待てよ!(ちょっと怒ってやがる…もうちょっとくらいからかってみっか!)」

ナツメ「何かしらこの手は…?」

グリーン「自分を好いてる男に、手首をつかまれる心境はどうだ…!
てかよ、お前いつからそんな今時女子に目覚めたよ!」

ナツメ「何が、言いたいの よ…そもそもコレはただのイメチェンで」

グリーン「いいや 違うね…毛先も長さも服装も…ジムで全身スーツだった女がヘソ出しスタイルになるなんてとんでもねえ!」

ナツメ「…!(何か される!)」

グリーン「お得意のエスパーで、俺の思考は読めないはずねえよなあ?
俺だって、思春期まっさかさりの男子…」

ナツメ「いい加減にして!!…何を」

ナツメは、グリーンを手を振り払う。そして、軽くだが冷たく睨みをきかせる

グリーン「おっと。」

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Re: カントージムリーダー召集編 ( No.1 )
日時: 2011/10/15 17:31
名前: ウイッチ (ID: 6Un9Mw8r)

グリーン「もっと怒ってもちょうど良いぜ!…今日の夜のネタにしてやるし な」

ナツメ「あ、貴方!(カアッ)」

この頬の赤みは、一つは恥ずかしい、二つは怒りでキていた。

ナツメ「すぐにでもテレポートでもしたいところだけど…一つ、聞いておくわ。」

グリーン「答えてやるから、もっと近づいて良い?」

ナツメ「(ちょっと グリーン…この子)」

とっさにナツメは、今より一歩後ろに足が出向いてしまう。

グリーン「」

一瞬で、彼は自分に近づいてきた。その距離は、たったの15cmほど。

ナツメ「ー…(背が、同じ。)」

ナツメは、落ち着いていた。というのも、困っていたというより、突然
遠まわしに好意がある言動をとられていたけど拒絶はなかったから…

グリーン「言えば?」

グリーンは、眉間にしわを寄せ…少し悪びた表情で自分に聞いてくる。

ナツメ「こんなに近くじゃ 言えないよ…(今でも、何をされるか分からないのよ…。)」

グリーン「…? こうしてほしいって!?」

ナツメ「あ(ドキ ン)」

ただでさえ顔すら目の前にあったグリーンに予想はしていたが急に
抱き締められ、不覚にもときめいてしまう…!

グリーン「…本当は さ 他の奴らが出てった後、お前なら口に出して
不信感を持つと思うような態度を取って、今みたいに俺と二人きりにする予定だったんだぜ!」

ナツメ「…!」

グリーンの手に力が入り、自分が更に抱き寄せられているのが分かる。

グリーン「ー好きなんだ、ずっと…憧れてた!」

ナツメ「離して」

グリーン「嫌だね…!」

ヘソ出しキャミソールという薄着もあり、自分の腰に触れるグリーンの
片手だけでも、更に感情の高まりを強めている。

ナツメ「もう…っ」

グリーン「へへ、抵抗したって離さねえからな」

振りほどこうとするのは、出来ないことはない。

何しろ、自分の超能力で相手の動きを鈍くすることだって可能なのに…なのに。

腰に当てられた片手の力は強かったが、もう一方の手は自分の頭を…
優しく撫で続けてくれているグリーンに、愛おしさを感じ取っているのが自分でも 分かる。

ナツメ「…。」

グリーン「(嫌がられてない!…というか今俺、最高の気分だぜ もういっそのことこのままよ…!)」

ナツメ「ヤらしいこと 考えてたら、離れるわよ…」

グリーン「っ分かったっての」

そう言ってナツメの手は、グリーンの背中に繋がれた…

ナツメ「」

そして、身長こそほぼ同じというもののナツメは頭をグリーンに強くうずめた。

グリーン「!!(やべえ…我慢できねえよ こんなの!)」

これにはグリーンも大満足。大興奮である

ナツメ「もう少しだけ このまま…?」

グリーン「最低でもあと10分以上はこのままでいようぜ…色々我慢するのに大変どころじゃねえけど な!」

ナツメ「ーん」

Re: カントージムリーダー召集編 ( No.2 )
日時: 2011/10/16 16:25
名前: ウイッチ (ID: 6Un9Mw8r)

カスミ「明日が楽しみね!」

エリカ「ええ。カツラさん…カントーのリーダー最年長にして、これまで独身の方でしたもの」

タケシ「とにかく明日は、さぞ盛大な式になるんだろうなあ」

エリカ「おめかしして出向かないと…ですわね」

カスミ「そーねー でも、今回はちょーっと腹が立ったかもしんない!」

タケシ「事件じゃなかったんだし、良かったと思えよーカスミ
それより、相手は誰なんだろうな」

カスミ「若い美人な人だと良いよねー ていうか、20代とか言ってなかった?」

エリカ「まあ見ないと分かりませんもの。結局は明日をお楽しみに待っていれば良いってことだと思いますわ」

タケシ「そうだな!」

カスミ「うんうん! あ ハナダが見えてきたわ じゃあね2人とも!」



一方…

ナツメ「これで、いい?」

グリーン「興奮する」

ナツメ「…。」

グリーン「やっぱ、そっちのが絶対良いよ!」

ナツメは、カールした後ろ髪を資料室の鏡台に置いてあった櫛によって
昔を感じさせるようなロングに戻っていた。

これは、グリーンの要望を聞き入れたからである

グリーン「ま 何しろ?俺が人目見て見惚れた容姿はアンタだけど…
一昔前の姿の方がやっぱりたまらなくなるみてえだ…!」

ナツメ「後ろの方も長さは前とやっぱり違うけど…前髪もパッツンの方が良かった?」

グリーン「…まあな それと服装…。ヘソ出しキャミソールにパンツスタイルも今時で全く構わないけどよ、せめてそんだけ肌を露出するのは
おすすめはしない」

ナツメ「せめて じゃないじゃない…。」

グリーン「ナナシマ3のしまでさ、実際にアンタのこと「クールな美人・本物の超能力者で憧れてる」そんなこといってる奴がいたよ。」

ナツメ「…初めて聞いたわ。もしかして私、近寄りがたい雰囲気をかもし出してる…?」

グリーン「その格好だと、そういうのは薄れたけどな。ま!とにかく俺は服装はともかく髪型は前のが絶対良いって言ってるんだ」

ナツメ「そ、そう じゃあ…戻す。」

グリーン「もう帰んのか?」

ナツメ「そうね そろそろ」

グリーン「送るよ …本当はここでにいてよ、イチャつきてえけんだけど。」

ナツメ「恥ずかしいのよ ね…。」

グリーン「そういや 忘れてたよ!ここ、協会で…資料室なんだっけか」

ナツメ「こんな密室した部屋に二人きりで、危ない展開になろうとしていたのね」

グリーン「すっげえ我慢してたんだぜ!!…今は大分落ち着いたけどよ」

ナツメ「平気な顔して言わないでよ。…」

グリーン「でもよ 嫌われたくないから、やっと想いが通じ合ってるつうかもしれねえのに…台無しにされちゃヤだろ?」

ナツメ「…!!(きゅううん)」

この言葉、部屋の電気スイッチに片手えを伸ばす後姿のグリーンだったが、ナツメはこの背中が…自分を長い間想ってくれていてもしかしたら
この先自分はこの人の背中に守られるかもしれない…そうだったらと思うとときめかずにはいられない。

もちろんそれは、予知ではない。

ナツメ「グリーン」

グリーン「ん」

一言こちらに合図して、グリーンは片手を自分に差し伸べた…

ナツメ「…歩いて帰る?」

グリーン「その方が長くいられるしよ!」

ナツメ「そうよね 嬉しい…グリーン」

ちょっとだけ頬を赤く染め、小さく口元と目元が微笑んだのが伝わった。

グリーン「…くそっ」

ナツメ「ー…」

ナツメの唇を、グリーンの唇が覆った。

片手を繋いだまま、お互い目を閉じると、今度は
舌で繋がろうとしてくる。

ナツメ「はっ…ん」

ナツメはびくんと感じそうになり不意に、唇を遠ざけた。

グリーン「……悪ィ」

ナツメ「いいえ、私の笑顔に…我慢出来なくなったのよね?」

グリーン「不意に な 舌はまだ無理?」

ナツメ「そうかも…か、感じちゃってたのかもしれない。」

グリーン「…俺のは立派に起ってるぜ!」

ナツメ「馬鹿…」

グリーン「この先はまだもうちょい先になりそうだな…ハグとキス止まりか ちぇっ ま!いーやとりあえず今日は帰ろ な?」

ナツメ「待たせちゃうかもしれないけど…(きゅんきゅん)」

ナツメの乙女心は、きゅんきゅんという音を響かせるような
強いときめきを表していた。


Re: カントージムリーダー召集編 ( No.3 )
日時: 2011/10/24 21:16
名前: ウイッチ (ID: 6Un9Mw8r)

カスミ「お化けねーアタシ、どっちかっていうとさ信じない方なのよねー」

エリカ「それ以前に…見える方しか分からないかと」

ナツメ「よく見えそうなんて言われるわ…当然見えないけどね。」

ミカン「あのう 見たことはないんですけど、あたしはいる…そう思います。あ おばあちゃんの影響で…!」

アカネ「お化けやて!?んなモン怖いに決まってるやろ〜!かよわい乙女が…ん?うち、信じてるけど?」

アスナ「ふーん。あんまり好きじゃないなぁ このての話!」

ナタネ「おっお化け!?そのぉ…心霊スポットでも見つけたの…?」

ナギ「信じる訳ない。そもそも火の玉というものは…」

スモモ「私は信じるな〜理由は?」

スズナ「どうだろ…いるのかなっ!スズナなりに考えてみたけど分かんないや!」

レッド「……ん どうだろうね」

グリーン「さあな。いるんじゃねえの?確か姉さんがそう言」

イエロー「お化けか!僕は例えどんな悪霊がいても全力で立ち向かうよ!」

ダイヤ「オイラはいつでも見えるから」

パール「いっ、いるわけな…くもないか。でも!非科学的なんだぜ!!」

ゴールド「こちとらよお…夜道を歩いててもそんな体験はねぇっつのざけんな!」

Re: カントージムリーダー召集編 ( No.4 )
日時: 2011/11/11 17:30
名前: ウイッチ (ID: 6Un9Mw8r)

エリカ「…それで?どうなさったの、カスミ」
カスミ「レッドのこと…?」
エリカ「今日は…一緒に帰ることはなくて?」
カスミ「最近ねー。何かね会えないからさ」
エリカ「まあ」
カスミ「じゃー部活あるし行くね!またね エリカ!」
エリカ「ええ また明日…」

アカネ「何やあの2人…!なーそう思わん?」
エリカ「アカネちゃん…?」
アカネ「せやで!せっかくミカンが身を引いて…アレそやったかなっ ま 置いといて!ミカンもレッド君のこと、好きやって諦めてんのに!!」
エリカ「予定が合わないんでしょうし…」
アカネ「ま ええ!うちがミカンにええ男紹介したる!」
エリカ「1人り言なのか私に言っているのか…」
アカネ「とにかく目の前でもっとこう、イチャついてたらええねん!」
エリカ「それは そうよね…遠慮しがちでしょうからお2人とも」


一方…

ナツメ「」

ゴヨウ「おや」

ナツメ「…」

ゴヨウ「山吹はまだ残っていたのか…誰か待っているのか?」

ナツメ「だったら…下駄箱で待ってるんで」

ゴヨウ「常盤君待ちかい?」

ナツメ「!」

ゴヨウ「彼なら資料室で自身の委員会役員としての務めでまだ手が空きそうになさそうだったよ。少なくともあと10分ほど…」

ナツメ「約束、してるのよ …あと、あの先生。色々」

ゴヨウ「色々…何ですか?もう誤らなくてもいいと前に2度ー」

ナツメ「はい…でも改めて、けじめをつけたくて私ー…」

ゴヨウ「じゃあ言いなさい」

ナツメ「……私、先生に本当に精神面で、迷惑をかけたと思う。
そのことで最後にもう1度、本当…」

ゴヨウ「まさか。年下といえど美人な生徒…異性に好意を向けられるのが不快な男性なんてそういませんよ 山吹さん」

ナツメ「先生…!?」

ゴヨウ「おっと失礼。つい情が出てしまったのか…今のは聞かなかったことにしていただきたい。」

ナツメ「ー…。 もう、気になりません そういうの…先生のことは、永年の片想いだったって言えるんで」

ゴヨウ「ちゃんと聞きました分かりましたよ…では失礼。」

ナツメ「また明日…」

ゴヨウ「ー…(貴女の、今の表情…言葉を感じ取って、自分の恋にも遂に終わりが来た、と。それが現実…。山吹棗…愛してましたよ僕の方からも)」

ナツメ「(先生はよく分からない。いつも…小さな頃からやっぱり 変わらない先生…ゴヨウ先生 ありがとう、今まで)」

タッタッタ

ナツメ「」

グリーン「わり やっぱ遅くなっちまった…!」

ナツメ「いいよ そんなにいうほど待っていないし…!」

グリーン「山吹あの さ…五葉と話してた、よな?」

ナツメ「ん ちょっとだけ、ね…色々あったからだとか関係なくてよ?」

グリーン「わーってるけどよ…もう何もないってさ、それより」

ナツメ「?」

グリーン「わりい…マジで寒かったろ?鼻真っ赤…てほどでもねーかハハ。」

ナツメ「え そ、そう?…ていうより、本当に誤らなくていいわ…」

グリーン「ほら よ」

ナツメ「いいのに…マフラーの代わりに、手袋があるし」

グリーン「何かしてやりたいんだよ…こんな事でもよ!」

そう言って自身のマフラーを、ナツメの首に巻くグリーン。

ナツメ「常盤君…。」

2人の距離は、約10cm。

グリーン「…緑は似合わないな、山吹さ赤に黒が似合うよなー!」

急にはぐらかしたような言葉…ナツメにも見抜けていた。

ナツメ「…」

グリーン「そ、そんな目で見んな」

ナツメ「ありがとう」

ナツメは小さく微笑んだ

グリーン「山吹っ」

ナツメ「!」

それにたまらず、グリーンはナツメの首の裏を両手で回し、急に、だけど優しく抱き寄せた!

グリーン「やべ 俺…山吹もう 離したくない」

ナツメ「」

その手を、ナツメは以前と違い振りはらうことなく目を瞑り、彼の右肩に顔をもたれさせた…


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