二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー]
- 日時: 2011/11/13 17:58
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
はじめまして夢日記です
黒子のバスケとめだかボックスというとんでもない取り合わせでクロスオーバーという無謀をしでかしちゃってます
作者は小説を書くのは初心者なので書きやすい台本形式で書いていきます。
あと時系列は思いっきり無視したパラレルワールドです。
矛盾は大嘘憑きでなかったことになってます
誠凛のキャラは黒子以外たぶん出せないと思います
ついでにキャラの出番に偏りがあると思います。
ついでにタイトルがめだかのバスケなのにめだかちゃんはバスケしてません。
異常の、いや以上のことが許せる方のみ読んでください。
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- Re: [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー] ( No.1 )
- 日時: 2011/11/13 18:00
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
善吉「キセキの世代?」
善吉「って、なんだよそれ」
いきなり呼び出されて突拍子もない事を言われた
めだか「うむ、それは帝光中男子バスケ部に存在した十年に一度の逸材が集結していた世代の事だ。もっとも今は進学しそれぞれがバラバラの高校にいったがな。私達と同じ歳なので今は高校一年生だ」
善吉「十年に一度の逸材、ねぇ……」
善吉には今まさに目の前に数千年に一度の逸材がいるのでどうしても『キセキの世代』という存在が霞んで見えてしまう。
もちろん『普通』の善吉とは違い『特別』な天才達だから通常なら光り輝いて見える存在のはずだが。
善吉「で、その天才集団がどうしたっていうんだよ」
めだか「それこそが今回の投書に関係してくるのだ」
善吉「うちのバスケ部からの依頼か?」
めだか「いや、誠凛高校黒子テツヤ1年生という者からの依頼だ」
善吉「は?いやいや、ちょっと待て!なんで他校からの生徒の投書がうちの目高箱に入っているんだよ」
善吉の驚きももっともである。いくら生徒会長がすごいからといって他校から投書が来るなどという事は『普通』ありえない。
しかも目高箱に投書する前にどうしたって他校の生徒が来ていたら目立つ、しかし何も騒ぎは起きなかった。
この時善吉は考えもしなかった。まさか箱庭学園の外にあの『知られざる英雄』のミニチュア版のような存在がいるとは。世界は広い。
めだか「どこの誰から来たのかという事は大した問題ではない。我が生徒会を信頼し、はるばる他校から来て投書をしたという事が問題なのだ!というわけで生徒会を執行するぞ!善吉!」
善吉「まったく、めだかちゃんらしいぜ!」
- Re: [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー] ( No.2 )
- 日時: 2011/11/13 20:02
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
善吉「で、その内容はなんだよ?」
めだか「では今から読むので一字一句聞き漏らさず頭に叩き込むように」
その内容は短く要約すると、
善吉「つまり自分の才能と強さを信じきっちゃって絆とかそういう大事なものを欠落しているから、一度負かして自分のプレイスタイルを考え直す機会を『キセキの世代』にあげてほしい、大体こんな感じか?」
めだか「ざっくりと話すとそんな感じだな」
善吉「……で、どうするんだよ。1on1でもするのか?」
めだかちゃんが相手なら恐らく天才と持て囃された『キセキの世代』にもあっさりと敗北の味を教えてあげることが出来る。これが一番の近道、が、そうはいかない。
めだか「確かに私と一対一の一騎打ちで負かすのが一番手っ取り早いように見える、が、今回はチームメイトとの繋がりを思い出させてほしいという所に重きを置いているのでそれでは根本的解決にはならない。だからチームで挑みチームで負かすことになる」
善吉「なるほど、確かにそれはもっともだ」
めだか「練習試合などは今すぐにでも組むことが出来る、問題はチームだ。相手は『キセキの世代』と呼ばれる程の才能と強さを誇っている。生半可なチームではまず負かされる。しかも我が校のバスケ部に今回の事を連絡してみたが『とてもじゃないがそいつらが相手では勝つ事ができない』といわれた」
善吉「そんなに強いのか、そいつらは」
めだか「しかも、これが一番の問題なのだが私が参加できないという点についてだ」
善吉「……え!?なんで?」
この時善吉は根本的なことを忘れていた。
めだか「性別の壁だ……」
善吉「……あ」
相手は男子バスケ部なのでめだかちゃんでは性別的な問題でチームに参加する事が出来ない
- Re: [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー] ( No.3 )
- 日時: 2011/11/14 19:53
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
めだか「我が校のバスケ部はダメ、なので今からメンバーを集めチームを作る、そしてそのチームは必ずチームプレイに徹する事が条件だ」
善吉「そんな即席チームで勝算はあるのか?」
そんなチームで勝てたとしたらそれこそ『キセキ』だ。
善吉「阿久根先輩のバスケバージョンみたいな『特別』がウチにはいないのか?」
めだか「おらんな」
ざっくりばっさりと切り捨てられた
めだか「まあ、時間の問題もありバスケ経験の無い『普通』の奴らが集まった所では悪いがなんともならんな」
善吉「めだかちゃん、まさか……!」
『普通』ではダメ、『特別』はいないということは!
めだか「善吉よ、勘が良くなったな。そう、そのまさかだ
『異常』と『過負荷』を呼ぶ!」
たしかにどちらも『特別』や『普通』とは一線を越えた存在だろう。しかしそれゆえに今回のことに快く協力するとは思えない。どうしたって断られるビジョンしか見えない。
というかチームプレイができるのかが心配だ。
善吉「めだかちゃん、悪いけど五人も『異常』と『過負荷』が協力してくれるとは思えないよ」
めだか「善吉よ、誰が五人全員といった?今回集めた人数は3人だ」
善吉「え?」
めだか「それこそが善吉をここに呼んだ理由だ」
善吉「おいおい、じょ、冗談だろ……?」
めだか「チームに参入し、『キセキの世代』を負かして来い!」
- Re: [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー] ( No.4 )
- 日時: 2011/11/15 19:44
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
善吉「そう来たかー!い、いやでも俺バスケ経験ないし、そんな……」
『異常』でも『過負荷』でもない、という事を言おうとしたがさえぎられた
めだか「善吉にはその目があるだろうが、気が進まないかもしれないが、私と同じように悩める若者を救うためにその『欲視力』を使ってほしい」
善吉「この目を使うのか……」
『欲視力』は誰かの視界を除き見ることが出来る。たしかにこのスキルがあれば『普通』よりかはチームに貢献できる。
だが善吉はあまりこの力を悪趣味と言って使わない。
善吉「正直あんまり気が進まないけど、これも生徒会活動の一部、男を見せるぜ!」
過去に自分がめだかに言ったように。めだかから自分にそれを言われた。
ここで断ったら男じゃない!
めだか「うむ、よくぞ言ってくれた」
善吉「じゃあもう一人の『異常』でも『過負荷』でもない奴は阿久根先輩か……」
自分のように阿久根もまたチームの一員だろうと善吉は思っていた。生徒会だし。
阿久根も柔道に特化しているとはいえその身体能力には目を見張るものがある。メンバーとしては申し分ない。
めだか「残念ながら阿久根書記には別の仕事がわんさか舞い込んでいてな。とてもじゃないが練習やらなんやらに参加が出来なさそうなんで、メンバーから除外した」
善吉「じゃあ、いったい誰が?」
善吉の頭の中には今までに会った人物の顔と名前が渦巻くが今ひとつピンと来る人物がいない。
それもそのはずだった。
何故なら善吉はまだその人物にまだ会っていない。
めだか「今回の依頼者、黒子テツヤ1年生だ」
- Re: [黒子×めだか]めだかのバスケ[クロスオーバー] ( No.5 )
- 日時: 2011/11/16 20:56
- 名前: 夢日記 (ID: 6saKl71G)
善吉「えぇっ!?」
投書の内容で黒子がバスケ部で『キセキの世代』と一緒にバスケをやっていたということは分かっていたがまさか参加してくるとは思っていなかった。
めだか「実は今回の生徒会の取り組みを話すのはチームメンバーではお前が最後だ。そして依頼者に今回のやり方を伝えた時、申し出があったのでこういう事になったのだ」
善吉「そ、そうなのか。じゃあ、残りの3人は誰なんだよ」
驚きもさめぬままに質問した。
善吉の中にはもし他の3人も知らない人だったらどうしよう。チームプレイが出来るのか?
といった心配が渦巻く。
めだか「安心しろ善吉。残りの3人は宗像3年生、球磨川、高千穂3年生だ」
善吉「そうか宗像先輩もか……」
高千穂先輩はよく知らないが宗像先輩経由で仲良くなれるかもしれない。
球磨川も、まあ、なんだ、それなりに仲良く、少なくともチームを乱さない程度には仲良くやろうと思う。
しかし球磨川にはまだ問題がある。
善吉「なあ、めだかちゃん。球磨川って必ず負けるんじゃなかったか?」
素朴であるが故に純粋な疑問。善吉が見ている限りでは負けっぱなしなきがする。勝負か試合かの差はあれど。それさえなければ身体能力は不明瞭な点もあるが過負荷が全盛期の時とは違い精神的支柱の役割には割りとはまっているかもしれない
めだか「うむ、それなのだが今まで私達は球磨川の敗北を何度も見てきたがそれは全て一対一、つまり球磨川が一人で戦っている場合のみに限るという事に気がついた。チームとして戦ったときどうなるかはいまだ未解明、可能性があるというだ。
善吉「そういえば球磨川がチームで戦っているところは見たことがないな……」
生徒会戦挙の時もチームを組んではいたがチームで戦うと言うわけじゃなかった。
めだか「メンバーはこれで全てだ。監督は私がやる。怪我の為に赤青黄保険委員長は試合の時は連れて行く何か質問は?」
善吉「監督って真黒さんがやった方がいいんじゃ……」
めだか「なるべく自分達の力でやりたいので今回は呼んでいない」
善吉「めだかちゃんらしいな」
ここで善吉はふと思い出した。
そうだあの役割が足らないんじゃ?
善吉「めだかちゃん、マネージャーは?」
めだか「マネージャー業は私が監督と兼任しようと思っている。喜界島会計に頼もうかと思ったが阿久根書記と同じような仕事状況だからな」
怒江「話は聞かせてもらいました!」
ドアをバーンと開けて『荒廃した腐花』こと江迎怒江が登場した。
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