二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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▽旅立ちのファイナルコール*( inzm/小説集 )
日時: 2012/02/05 14:23
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: MoBT/TTN)

[ attention! ]
ゆうが再び戻ってきました。パソ禁?知るかァアァアア!(
暫く駄文書いてないんで鈍ってます元からだけど。あと、テンションがまた高くなってます。仕方ないよ。
今回は小説集です。風丸くんと亜美メインになんやかんややりたいです。
生ぬるい目で見守ってやって下さい。てへぺろ。

ロック期間 + 未定,/


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 >>004 . >>

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 >>009 . >>017 . >>



 + [ 中編/長編 更新 ]

2011/11/21 - 疾風+1
2011/12/26 - days+1
2011/12/27 -

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Re:  → 走れ! ( inzm/小説. ) ( No.15 )
日時: 2011/12/24 17:26
名前: 梦月 ◆GuMTZMOnYU (ID: k6TMo7OD)
参照: うんピーみてぇなスキィィィィーム←



>>ゆう

うん、変えたよ‐。

だから、梦月って呼んでくれるとうれしryry←

Re:  → 走れ! ( inzm/小説. ) ( No.16 )
日時: 2011/12/26 10:50
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
参照: 剣城と南沢さん格好良いね!ry 映画見てきたよ!白竜もシュウもry


>>梦月

了解、これからは梦月と呼ばせて貰うz!
また遊びに行くねっ、

  days . ( No.17 )
日時: 2011/12/26 11:05
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
参照: 剣城と南沢さん格好良いね!ry 映画見てきたよ!白竜もシュウもry



+ 2days


( 亜美視点 )

「アミ、泣かないで」

 ——酷く、酷く懐かしい夢を見ていた気がする。おにいちゃん、と、あの人をまだ慕うことが出来た、酷く懐かしい夢。大丈夫だよ、と笑って私の頭を撫でてくれるあの人が私は大好きだった。アミ、と優しく名前を呼んでくれるあの人が大好きだった。とてもあたたかくて、懐かしい夢に軽く嘲笑った。どうせ、もう二度と会えない。
 ふと目を覚ますと、見知らぬ部屋にいた。ぼんやりとした光が照らしていたのは、冷めた赤い瞳。此方をじっと見つめる瞳には感情が無く、何を考えているかさっぱり分からなくて、また、私の考えていることを見透かすような鋭さがあった。

 ここはどこ。

 そうやって言ったつもりだった。きっと、彼には届いていないのだろう。僅かに眉を寄せているのが見える。そんな彼の声もまた、私には届かない。誰だ、とでも言っているのだろうが、私には読唇術も無ければ超能力も無いわけで。喋れない、というように唇の前で人差し指を交差させ×印を作ると、彼は何となく理解した、というように寄せていた眉を元に戻し、無表情を浮かべた。
 それから無言の数分が過ぎ、ばたんと乱暴に扉が開かれる。入ってきたのは女の子、と見覚えのあるシルエットが視界に入った。あれ、エスカじゃん。ぱちくりとエスカを見つめていると、エスカも此方を見つめ返し、思い出したように声をあげた、気がする。声は聞こえない。

「アミじゃねえか!」
「何、エスバカの癖に知ってるの?」

 びし、と私を指差しながら驚いたように瞬きをするエスカに、状況が読めてない女の子のような子が何かを言っている。それも眉を寄せて。エスカは指をさすのをやめ、何かを説明しているようだった。

「昔、一回だけこいつに会った。俺の兄貴を慕ってたんだよ、」

 エスカは私に近づいてそっと頭を撫で乍何かを呟いた。其れは"もしかして、"といっているようにも見えて。すると、今まで腕を組み黙っていた最初の冷たい目をした子が、エスカ越しに私を見据える。威圧感に、私はぐ、と唇をかんだ。悪い子じゃないと分かっていても、矢張り敵意をむき出しにされると此方も警戒してしまう。
 エスカがそんな状況を取り繕うように両手をぶんぶんと振った。落ち着け、と言っているように見える。そして、次の瞬間、何故かエスカの声が聞こえた気がした。

「こいつ、声聞こえねえと思う」

 何で分かったんだろう、と首を傾げていると、エスカの声がまた聞こえた、気がした。





「前にこっちに来た時も、喋れないし、聞こえなかったから」






( 忘れかけたものを思い出した )







本当はバダップと知り合いでも良かったけど兄が居るのエスカだけだったから、

 、 ( No.18 )
日時: 2011/12/28 11:32
名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: zx5jjBXL)
参照: ギィギ怖いアアアアアッ ジャギイ可愛いよね、太刀持ってたら殺されたけど^p^



 シュウ。
 優しくボクの名前を呼んでくれていた人が、誰なのか、ボクには分からなかった。ただ、すごく温かくて、すごく、すごく穏やかな声をしていて、ボクはその声が大好きだった。ボクを愛してくれた、ボクの大事な、大事な人の声——……その記憶も、遠いものなのだけれど。

「シュウとあの子を殺さないで!」

 村人の中でただ一人、ボクと妹を救おうとしてくれた人。大切な、大切な人。必死の顔で此方に手を伸ばし、涙をこぼしてボクを救おうとしてくれたその人は、何時でもボクと妹に優しく、お姉さんみたいな感じだった。
 ボクとその人との、小さな秘密があった。その人はボクが生きていた時代の人じゃないという。香奈、という名前の人で、その人はずっとずっと未来から来ていたという。黒い髪に、黒い瞳。深くて、吸い込まれそうな"闇"。その人がボクを救おうとしてくれたのには、理由があるという。

「……香奈はどうして救おうとしてくれるの?」
「私にも、妹がいるから。……家族を救いたい気持ちは、分かるの」

 そう言って香奈は切なそうに、悲しそうに笑った。何故か香奈がもう遠い未来で生きていないのかもしれない、ということが分かった。香奈はそのまま話を続ける。あくまで穏やかな顔をして、悲しそうに笑って、ボクの頭をゆっくりと撫でながら。

「私、誰一人として救えなかったから、……シュウ達を救いたかった」

 ぽん、と頭を軽く撫でて香奈は笑った。瞳には薄ら涙が溜まっていて。ごめんね、と呟くと香奈はその場に泣き崩れた。ボクは誰かを不幸にしかできないのかもしれない。その時に、香奈の妹の名前を聞いた。そして、香奈の幼馴染のことも聞いた。あみ、という子と、あやね、という子らしい。聞いたこともない名前だったけど、今になって、分かった。
 あやね、という人は雷門と行動を共にしている女性だ。くるんとした茶色のパーマが掛かった髪が特徴的な人だった。のんびりとしているように見えて、何処か放って置けない。でも、実はしっかり者らしい。天馬が言っていた。
 そしてあみ、という人は——……聖帝と共に居た。冷たい瞳でボク達をの試合を見つめていた人だ。確かに香奈に似ていた。黒い緩くウェーブの掛かった髪に、赤い瞳。何故フィフスセクターに居るのか、分からなかった。

「……シュウ?」

 ぼんやりと亜美という人を見つめていると、天馬が不思議そうな顔をしたので笑って置くと、天馬はボクの視線を辿って、それから驚いたような顔をしたからボクは何でも無いよと笑った。剣城と白竜と、其れから女の子が何かを話しているのを見遣り、ボクはゆっくりと歩き出した。

「またね、天馬」

 最後に声を掛けて、ボク、は。






 ねえ、香奈。香奈の大事な人達は、ばらばらになっちゃってたよ。









香奈がシュウと面会済みだと萌えまs・・げふん、(
シュウくんの過去をもうちょっと詳しくしてほしかったなレベルファイブ!!!

あ、ネタバレです(←今更

Re:   旅立ちのファイナルコール 、 ( inzm/小説集 ) ( No.19 )
日時: 2011/12/28 13:13
名前: 梦月 ◆GuMTZMOnYU (ID: k6TMo7OD)
参照: ころころ、名前が変わる私を許してp^←



>>ゆう

はい、りょ‐かい。

待ってますp^


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