二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【オリキャラ大募集】戦国BASARA×少女竜虎〜戦国の時代へ
日時: 2011/12/23 13:20
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)

俺は夢だと思った。
皆ももし同じ事が起こったら夢と思うだろう。
だっていつもどうり高校が終わっていつもどうり校門を潜った。
それだけなのにいきなり目の前が真っ暗になったら見知らぬところに来ていた。

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戦国の時代へ ( No.1 )
日時: 2011/12/18 16:40
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)


そこにはなんと眼帯をつけた
伊達 政宗(だて まさむね)
首に6個の変なものを付けた
真田 幸村(さなだ ゆきむら)
に顔を覗かれていた。

「目が覚めたでござるか!」
「眼ぇ覚めたか?」
「・・・」

俺が固まってると迷彩の服を着た
猿飛 佐助(さるとび さすけ)
オールバックをした
片倉 小十郎(かたくら こじゅうろう)
が近寄ってきた。

「旦那達何してんの?」
「どうかなされましたか?政宗様」
「空から降ってきたでござる」
「Besides(しかも)変な格好でな」

ようやく我に返ると一番大事な事を聞いた。

「こっここどこ!?」
「日本だ、Japan」
「あぁ!?思い出した!!」

今までしゃがんでいた4人は俺の上げた声に驚いてなのか、腰を浮かした。

「What(何を)?」
「貴方達の名前!」

まず眼帯の男を指差した。

「奥州筆頭独眼竜・伊達政宗でしょ!!」

政宗は目を見開いていた。

「んで、その右目の片倉小十郎。そっちの赤いのが甲斐の武田家家臣の真田幸村。んでその忍者の猿飛佐助だよね!!」
「何故に某たちの事を知っているでござるか?」
「俺、軌虎 龍(きとら りゅう)。今このメンバーがいるって事は400年ぐらいあとの未来から来た事になるかな?」
「我等の事がそんなに有名なのか?」
「うん。結構ね」
「ってことは豊臣の輩じゃないんだ」
「豊臣!?ヤダヤダ、マジ有り得ない!」
「Oh right(分かった)。だがその前に手当てしねぇとな」
「えっ?」

政宗に言われて初めて自分が怪我してる事を理解し、大量の血を出してぶっ倒れた。

奥州の城 ( No.2 )
日時: 2011/12/19 08:49
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)


伊達城

「・・んっ・・・」

目を覚ますと天井があった。
が、むさ苦しい程の男達が回りにいた為それどころでは無かった。

「わっ!?・・・ふにゅっ!!にゃ!!」

驚いて立ち上がり後ろへ下がった所、畳の境目で躓き転んで声を上げていた。

「何やってんだ?」

龍が転んだとき、丁度政宗と小十郎が立っていたらしく見下ろしていた。

「マサちゃん!カタちゃん!」
「まっマサちゃん!?」
「うん。政宗のマサでマサちゃん。片倉のカタでカタちゃん」

ニッコリして勝手に名付けた字(あざな)の由来を言った。
が、政宗は相当なショックを受けたらしく固まったまま動かず、小十郎はため息をついた。

「片倉さん!この娘豊臣の奴と一緒にいる所を見ましたぜ!」
「はぁ!?言いがかりはよしてよ!!絶対無い!そんなこと・・・・」
「安心しな、コイツはぶっ倒れてから政宗様が見ていたから有りえねぇよ」
「あのぉ〜・・・もしかして竹中 半兵衛(たけなか はんべえ)って言う人と居ちゃったり・・・・」

この質問で皆顔を見合わせた。

「何で知ってるんスか!?」

奥州の城No2 ( No.3 )
日時: 2011/12/19 12:19
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)


「マジかぁ;それ華龍 麗(はりゅう れい)って言う娘で俺の友人・・麗って半兵衛大好きッ娘だもんなぁ」
「他にも来ているのか!?」
「らしいねぇ〜って言うか言っとくけど!!麗は運動できないんだから攻撃しないでよ」
「お前さんは出来るの?」
「・・・ウァァァァ!!!」

佐助がいつの間にか隣に居たらしく我に返ったが、叫び声を上げながら足を滑らし

「ふにょっ!?」
「!?」

小十郎の服を引っ張りこけた。

「・・・俺様のせい?」
「Oh!珍しいな小十郎がこかされるなんて」
「マサちゃん!!笑ってないで助けてよぅ〜」

2人のこけ方は悲惨だった。
龍はうつ伏せになり、そのうえに小十郎が何が起こったのか分からないという顔で寝転がっていた。

「出来る人には見えないんだけど」
「こういう状況にした人に言われたくないんですけど♯」
「All right(大丈夫か)?」
「大丈夫です・・・」
「よっと」
「にゃっ!」

政宗が手を差し出して小十郎を引き上げ、龍は佐助に抱えられて立ち上がった。

「んで、何が出来るんだ?」
「マサちゃん、やるから名前で呼んでよ」
「軌虎龍って?」
「佐助・・・聞いてたんだ・・ってか誰がフルネームでよべっつったよ♯」
「龍!早くやれ!!」
「むっ、命令口調が気になるけどマサちゃんだから許す」
「気の強い女だ・・・」
「じゃあ言いまぁす!合気道・柔道・空手・少林寺・薙刀・剣道あと居合いが出来るよ」

指を折りながら一生懸命言った龍に対し聞いたことが無い言葉にその場にいた全員が頭の上に?を浮かばせていた。

「終わりか?」
「コレだけ武道が出来たら上等だもん!」

っとその時音楽が鳴った。
携帯の電話の音だった。

「ホイ?あっ麗!!あーハイハイ・・うん落ち着こっか・・・分かったって、え!?麗がこっち来てよ・・・OK、んじゃ迎えに行く、ハイハイんじゃ」

龍は電話を切った。

「魔女だ!」
「へっ?・・・あぁこれ?未来のものってかマサちゃん、馬一頭貸してよ」
「How come(なぜ)?」
「麗迎えに行くから」
「ちょっと!?」

龍はいいながら、窓から飛び降りようと足をかけて佐助に止められた。

「何?」
「いやいや、あのね」
「龍、お前馬乗れんのか?」
「跨ぐだけでしょ?」
「んな訳あるか」
「・・・歩いていく」
「何年かかる」
「そんな遠いっけ!?ここ日本でしょ!?」
「よし、連れてってやるよ」
「マジで!マサちゃん優男」

こうして3人で麗を迎えに行った。

麗登場 ( No.4 )
日時: 2011/12/20 12:20
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)


〜少し遡る〜
ドサッ

「ってて〜、あれ?生きてる!!死んで・・・無い!!」

座った状態で驚きながら自分の身体をペタペタ触って安否を確認した時、突然背後から笑い声が聞こえ振り返ると

「プッ・・・くっ・・・」

顔に×マークを着けた男が腹を抱えて笑っていた。

「キャー!!半兵衛だ!!竹中半兵衛!!本物ぉ〜!!」

その場で立ち上がり半兵衛の手を握りジャンプした。

「ヤバイって!!キュン死にしそう!!」
「そっそれよりプッ・・・」

笑いを堪えながら足元を指差した。
そこには血だまりがあり緑の装束を着た人が倒れていて、その上に乗っていることに気がついた。

「・・・」

何を思ったのかしゃがみこみ、大きなオクラみたいなのを持ち上げ、それを自分の頭に乗せた。

麗登場 ( No.5 )
日時: 2011/12/20 15:45
名前: 青空(そら) (ID: ozMnG.Yl)


「毛利だぁぁ!!」

髪の毛をわしゃわしゃした。

「ふにょ〜!!柔らかい!!」
「ぷっ・・・バシバシ」

笑いを堪えるのに必死なのか壁をたたいていた。

「・・・」
「毛利様!?」

兵士達が一斉に毛利の上にいる麗に矢を向けた。
っと同時に撃ったが矢は打ち落とされた。

「悪いことはしていないよ。毛利君は気絶してるだけだから」
「わぁ・・・すっごーい」

矢先は半兵衛によって切り落とされていた。

「君もそろそろおりてあげたら?」
「よっと」

半兵衛に言われてようやく毛利の上から降りた。
っと同時に帽子を取られた。

「あっ!!!?毛利ぃ〜vvにゅ!!」
「今日はお帰り願う」

毛利に抱き付こうとした瞬間、襟首を半兵衛に掴まれた。

「毛利君、この娘は僕が預かるよ」
「またねぇ〜!!」

麗は半兵衛に引きずられながら毛利城を出た。



城を出て歩いていくと半兵衛が止まった。

「君、自分の足で歩いたら?」
「歩く!半兵衛」
「何?」
「僕、ちゃんと華龍麗って名前があるからちゃんと呼ぶのぉ!!」
「じゃあ華龍とでも呼ぼうかな」

そう言いながら一人歩き出した。

「うん!!」

半兵衛に追いつき隣に並んで歩き出した。

「ところで華龍、君は何故毛利君の上に落ちてきたんだい?」
「僕は約400年前の日本から来たんだよ。たぶん・・・気づいたら落ちてたから」
「ふぅん、もう1つ効いても良いかな?」
「うん。僕が答えられる質問なら」
「僕らの名前を知っていたのは何故?」
「有名だからだよ」
「ふ〜ん」
「ところで僕達はどこに向かってるの?」
「僕の城さ」
「へぇ〜半兵衛の・・・!?半兵衛の!?城!?!?」

歩きながら普通に話しをしていた麗は驚いた。
半兵衛は麗を不思議そうに見ていて笑い出した。

「プッハハハ」
「!?何々?」

麗は自分の後ろにいる何かに笑いだしたのかと思い、くるくると笑い出した。

「君は面白いね」

笑いが収まったのか回っている麗に言った。


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