二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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巡り、廻って、キミのもとへ…【銀魂/逆ハー】
日時: 2012/04/03 15:24
名前: stardust (ID: tfXZnlgw)

皆様初めまして。
stardustと申します。まぁ気軽に星屑とお呼び下さい。

今回は初 銀魂です。
オリキャラは9人。多いですよね…w
まぁ主人公は一人なので。

いずれ敵のオリキャラを募集する時がくると思います。

それではいくつかの諸注意を。。。

・キャラ崩壊は日常茶飯事
・批判や荒らしは今すぐお帰り下さい
・漫画通りに話しは進みます
・ほのぼの(ギャグ)3割、恋愛2割、シリアス5割です

それではオリジナル設定の紹介です

幕府や忍者、春雨や天人までもが頼る特別な組織
それが裏巫女組織 [泡沫]
[泡沫]を造ったのは
大巫女師 春夏秋冬 鈴 (ヒトトセ リン)

巫女…それは生れながらにして超能力を保持する選ばれし者
[泡沫]の上級巫女師 八人衆 
主人公もその内の一人だ

さまざまな能力と武器を駆使して、闇を暗躍する
殺しの依頼、情報提供の依頼、捜査の依頼
金さえ払ってもらえれば何だってする
それが 裏巫女組織

では次に
主人公と八人衆の紹介です…

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巡り、廻って、キミのもとへ…【銀魂】 ( No.1 )
日時: 2012/04/03 15:24
名前: stardust (ID: tfXZnlgw)

=主人公=
{八人衆 零}
灰離 魅音 (ハイリ ミオン) ♀ 17歳
人間時…長い黒髪ストレートロングに空色の瞳
能力発揮時…灰色のストレートロングに黒と白のオッドアイ
武器…二刀流 能力…治癒
過去のトラウマ(いずれ小説で書きます)のせいで常に無表情になってしまった。
笑う事もなく泣く事もなく怒る事もない。
ただ大巫女師の命を全うするだけ。
今は真選組副長補佐
別名 「灰色の死神」

=大巫女師=
春夏秋冬 鈴 (ヒトトセ リン) ?歳
金色の髪に白の瞳
年齢や容姿を自由に変える事が可能
能力=ほとんどが不明 
   唯一分かっているのは生と死を操る能力
[泡沫]の創業者 巫女達は自分の玩具 としか思ってない。
人を殺める事にためらいはない 慈悲も憂いも彼女には存在しない。
別名 「万物の傀儡者」

=他の八人衆=
{八人衆 壱}
御劔 沙良 (ミツルギ サラ) ♀ 17歳
武器=鉄製の扇 能力=瞬間移動

{八人衆 弐}
皇 煌 (スメラギ キラ) ♀ 17歳
武器=伸縮自由自在の鞭 能力=髪を操る

{八人衆 参}
香山都 灯里 (コウヤマト トウリ) ♀ 17歳
武器=日本刀 能力=相手の全てを真似る

{八人衆 肆}
夕凪 月歌 (ユウナギ ゲッカ) ♀ 17歳
武器=大鎌 能力=念力

{八人衆 伍}
結城 和泉 (ユウキ イズミ) ♀ 17歳
武器=弓 能力=ドッペルゲンガー

{八人衆 陸}
浄妃 弥 (ジョウヒ ヤヨイ) ♀ 17歳
武器=鎖 能力=結界

{八人衆 漆}
空蝉 涙 (ウツセミ ルイ) ♀ 17歳
武器=銃 能力=心読み

巡り、廻って、キミのもとへ…【銀魂】 ( No.2 )
日時: 2012/03/29 18:30
名前: stardust (ID: 2pdfM3h0)


夜風で舞い散る花びら。そっと摘まんで、また放す。
ソレはひらひらと淡く、夜空に消えた。

「お前…化け物っぐああああああああっ!!!!!」

劈く悲鳴も、ボクにとってはただの無意味な雑音。
少し腕を動かして。刃を光らせばほら。
うるさい口も、静かになっただろう?
目の前に転がる二度と動かない人形に向けていた視線を頭上へ。

悲しいほど。
苦しいほど。

月が無慈悲に輝く夜のことだった—————————————


巡り、廻って、キミのもとへ…
              第一話:価値:


「ふむ。御苦労だった。」

燐と響く声に深く礼を返すと、返ってきた苦笑い。

「お前は仕事も出来るし、反論もしない。優秀なわしの駒じゃ。」

立ち上がりボクの頭を撫でる大巫女様に首をかしげる。



「つまらんのじゃ。
 お主は命令を全てこなしてしまう。わしが見たいのは…。」

撫でていた手で髪を掴み、口角を上げて紡いだ。

「憎しみ、悲痛、絶望に歪む表情(カオ)じゃ。」



何を言ってるのだろう。
ボクを救って下さったのは、大巫女様。
ボクに外の世界を教えてくれたのも、大巫女様。
生きて行く術を説いてくれたのも、大巫女様。

どうして
憎む事なんか 一つもないのに。

しばらく静寂が続いたが、深い嘆息が終わりを告げた。

「まぁそれがお主か。零(魅音)。仕事は当分ない。修行に励め。」

「御意。」

此処がボクの箱庭。
此処がボクの居場所。

そう、

「あ、零だ。」

「あいつってさ。ほんっとあたし達と違うよねー。」

「皆、確かに狂ってはいるけど…。」

「唯一まともっていうかー。冷静っていうかー。」

「何言ってんだ。
 一番狂ってるのは あいつだ。」




此処が、無価値な人形のドールハウス。

≪価値≫
(かぶき町の情報収集をしてから)
(修行だな)


〜ATOGAKI〜
安心して下さい
銀魂のはずですよ?wwwww
すっごいシリアスですが、大丈夫
第二話から急展開になりますんでっ
それでは
お楽しみにー^^ Stardust

巡り、廻って、キミのもとへ…【銀魂/逆ハー】 ( No.3 )
日時: 2012/04/03 16:13
名前: stardust (ID: tfXZnlgw)


かぶき町について淡々と書かれた文章を目で追い終わり
その辺の棚の上にメガネを置いて、ため息を一つ。

「何度調べても、何度探しても…。」

もう無意味になったその本を床に投げ捨てる。
ガンッと脳内に響く鈍い音に舌うちをした。

「つまらない。ただの町だ…。」

巡り、廻って、キミのもとへ…
              第二話:誘拐:

巫女服の袖の中に隠した二刀の剣を振るう。
まるで舞っているかの如く、殺める。
いつの日か。誰かにそう言われた。

—治せたからって、無駄だぞ!!—
—お前には…誰も救えないっ!!!!!—

—ただ…—

「殺すだけの、死神。」

ボクのもう一つの名、そっと自嘲気味に呟く。
命令しかボクの中には存在しない。
そんな事分かりきっているし、別に苦とも思わない。
雑念を斬り捨てるように剣を振るう。
そんな中。

ボクの運命の環が
一瞬で砕け散るくらいの出来事が起こるなんて
この時のボクは、思ってもみなかった…。


「零。こちらに。」

ふと振り向くと大巫女様がゆっくりと手招きをしている。

「如何致しましたか…?」

一つ礼を返して、傍に寄って膝をつく。

「今夜。
 わしは誘拐される。」

強い、風が吹いた。

「“予知能力”。まだ教えてなかったのう…。」

「…私は、どうすればよろしいですか?」

クツクツと心底面白そうに笑う大巫女様に問いかける。

「貴女様を命に代えても守ればいいですか?
 貴女様がそ奴を殺めているのを、見ればいいですか?
 それとも。」

目を伏せて、ゆっくりと開き頭で羅列する言葉を紡ぐ。

「貴女様の代わりに、死ねばいいですか?」

木々が揺れて、桜の花吹雪が目の端に映る。

「そんな単調なものはつまらん。」

やはり。分かってはいたが、聞いておかなければ機嫌も悪くなる。

「では?」




「わしの代わりに、誘拐されろ。」

少し息をのんだ。
こんな命令は初めてだ。

「…御意…。」

深く礼を返すと、面白くなさそうに頬を膨らます彼女の姿。

「こんな命令でもお主は壊れぬか。
 …つまらんのぅ。」


颯爽と何処かに行ってしまった大巫女様。
あの言葉が脳内を回っている。
ギリッと自分の腕を掴んで、ボクは立ち上がった。










場所は変わって大巫女様の部屋。
草木も眠る丑三つ時とはよく言ったものだ。
確かに音一つしない。
静寂、というのはこの事を言うんだと頭のどこかで考える。

「…何だ。まだ小娘じゃないっすか。」

「小娘でも大巫女師。それに、晋助の命令でござる。」

ふと耳に入った男女の声に口角を上げた。

その直後
頭に衝撃を感じて、意識を手放した…。

≪誘拐≫
(次に視界に飛び込んできたのは)
(見知らぬ天井だった)

〜ATOGAKI〜
誰の命令かって?
分かりますよねぇwww(ウフフフフー
まぁ誘拐されますけど、ちゃんと江戸にもどりますからね、はい。
それでは また次回
お楽しみにー^^ Stardust


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