二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎
- 日時: 2012/04/20 18:57
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: rzJe41w6)
初めまして、レッドです。この度、初コラボ小説を書くことになりました。
イナズマイレブンGOからは立向居勇気が登場、日本からロンドンに留学してくるという設定です。勇気の活躍に期待してください。
レイトン教授シリーズでお馴染みのルーク・トライトンが登場するぞ!
ルークの他に幼馴染のケイティ、孤児のジャック、弟のラサーク、エリックが登場します。
あらすじ:ルークが大学3年生になった秋、グレッセンヘラーカレッジでは日本から留学してきた生徒を迎えるというイベントがあった。その中に立向居勇気がいた。しかし、同級生がある場所で幽霊を目撃したと言ったのを聞いたジャックは幼馴染のリンダを連れて行くことにしたが・・・そこで見たものとは?
ホラー×ミステリーを交えた謎解きアドベンチャー!
応援よろしくお願いします!
- Re: ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎 ( No.8 )
- 日時: 2012/04/23 10:16
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 4XxGQWAt)
まぁ、電話が終わるまで待つか・・・っていうか、終わるの早いな。
「お待たせ! ルークに聞いたら、まだ食堂にいるって言うんだ。そろそろ行こうか」
「うん!」
俺は頷きながら、スクッと立ち上がった。
「失礼しました」
俺らはレイトン先生に挨拶してから、部屋を出た。
「ねぇ、勇気・・・あんた、身長何cm?」
「185cmだよ」
「でかっ・・・でも、逞しくなったね」
確かにサッカーで鍛えてたからな。まぁ、ルークというヤツに会って聞くのも良いよな。
30分後、ケイティにできる限り、大学を案内してもらってから食堂にやってきた。ケイティは見覚えのある人物を見て、その場所に立ち寄った。
「お待たせ、ルーク」
「よぉ、遅かったな・・・」
眠そうに俺らを見たイギリス人の青年は溜息をついた。その時、ケイティが言った。
「もー・・・ルークってば、しっかりしてよね」
「はいはい・・・それで、そこにいるヤツは?」
彼は俺を見た。このときがルークとの出会いだった。
- Re: ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎 ( No.9 )
- 日時: 2012/04/23 10:30
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 4XxGQWAt)
第3章 立向居勇気登場!(後編)・・・ルークとの出会い
食堂にやってきた勇気は幼馴染のケイティに連れられ、ルークたちのところに来ていたのだった。
「ルーク、この子は私が日本に居た時に知り合った同級生で立向居勇気って言うんだ」
「初めまして、俺は立向居勇気って言うんだ。ケイティの幼馴染だけど、よろしくな」
そう言って挨拶すると、ルークは納得した。
「なるほどねぇ・・・僕、ルーク・トライトンだよ。僕のことはルークって呼んでくれ、よろしくな」
「うん、よろしく」
その時、女性がいたことに気付いた俺は名前を聞こうとした。
「私、ミーナ・ラブーフって言うんだ。ルークとケイティの同級生だけど、よろしくね!」
「ああ。こちらこそ」
俺は苦笑しながら答えた。その時、ケイティがルークにあるものを渡した。
「レイトン先生に頼まれたの・・・これをあんたに渡しといてくれってさー」
「へぇ・・・レイトン先生が僕に頼みなんて珍しいな」
「でしょう? とりあえず、読んでみて」
ケイティに促され、資料を開けたルークはビックリした。
「これは?」
「恐怖の館って知ってる?」
俺はルークに聞いた。
「あぁ、聞いたことあるけど・・・それがどうかしたのかい?」
「レイトン先生がね、いくつか気になる謎がたくさんあるから解いてもらえないかって言ってたんだよ」
うーん・・・と唸りながら考え込んだ彼は納得したのか、とりあえず、資料に目を通してみることにした。
- Re: ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎 ( No.10 )
- 日時: 2012/04/26 13:41
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ixsLSGyl)
ルークに渡した資料を一緒に読んだ俺たちはビックリする。
「なんだよ、これ?」
こんな感じで文章が記されていた。
【12、13年前頃にジョン・グライダーという少年がこの屋敷に侵入した。しかし、彼が見たものとは・・・数々の罠(トラップ)、幽霊が出る、階段が長く続いていたりするなどの仕掛けが施されていたのだ。彼は精神的に不安定な状態になっていた】
何か気になるなぁ・・・俺らで探検しに行くのは危険だし、子供たちに危害を加えたら、危ういことになってしまうのは確かだ。
「でも、何か引っかかるんだよな」
「引っかかるって・・・何が?」
俺の言葉を聞いたルークは思わず、首を傾げた。
「数々の罠、幽霊が出るとか言ってたけど・・・もしかしたら、トリックだったんじゃないか?」
「確かに勇気の言うとおりだよね。私も思ってたんだけど、あそこは不気味なところだったらしいって聞いたわ」
ケイティも俺の言葉を聞いて頷き、納得しながら言った。
「あ、ねぇ・・・ルーク」
「んー?」
「ジャックのことだけど、あいつ・・・何か聞いてない?」
「うん? ジャックがどうかしたのか?」
ルークには、2人の弟と1人の孤児がいるらしい。そんな話を聞いたのは初めてだった。
- Re: ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎 ( No.11 )
- 日時: 2012/05/14 11:23
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
ルークに孤児の少年ねぇ・・・ルークの過去に何があったのか知らないけど、俺はその話に興味があった。
「それがね、ジョゼフが言うには・・・ジャックのヤツ、どうも様子がおかしいらしいの」
「様子がおかしい・・・?」
「そう、ルークのことだから・・・何か知っているんじゃないかと思って聞いたの」
「うーん・・・僕も分かんないなぁ・・・」
「えっ、ルークも?」
2人の話を聞いて、ちょっと気になることがある・・・彼の様子がおかしいってどういうことなんだ?
「おい、ルーク・・・ジャックという少年の様子がおかしいってどういうことだ?」
「僕も詳しくは聞いてない・・・けど、ジャックは僕に懐いているし、僕のことを誰よりも気にかけてくれた」
「そうなの?」
ケイティに聞いたら、すぐに頷いた。
「うん・・・ルークはアレックスに頼まれたのがきっかけで彼を引き取ったのよ。里親として育てているけれど、子供好きなのは変わらないね」
なるほど、それでジャックと一緒に暮らしてたのか・・・でも、ジャックに会ってみたいけど、どうだろう?
- Re: ルーク青年×イナズマイレブンGO 恐怖の館の謎 ( No.12 )
- 日時: 2012/05/14 15:28
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: hSo8a19A)
そう思いながら考え込んでいた時、ケイティが思い出したように言った。
「あっ、そういえば・・・リンダが何か呟いてたかも」
「呟いてた?」
俺が聞き返すと、ケイティは首を傾げた。
「幽霊が何とか言ってたなぁ・・・」
「まさか、幽霊が出るとか?」
ルークが突っ込みながら笑った。
「いやー! ルークったら・・・怖い」
「あははは・・・ごめん、それで?」
「うん、それでね・・・ジョゼフに聞いたのよ」
ジョゼフって誰だよ?
「待て、ジョゼフってのは誰のこと?」
「勇気は会った事ないから知らないか・・・ジャックの同級生で仲良いよ」
ジャックの同級生・・・ということは友達だったのか。
「ルーク、ジョゼフって言うヤツに会うのはどうかな?」
「おっ、良いね! ケイティは?」
「良いわよ・・・勇気、ルーク、私の3人で聞き込み調査しようか」
俺らの話を聞いていたミーナが突っ込んだ。
「ちょっと待ったー! 私も混ぜてよ」
「はぁ?」
俺らはビックリした。ミーナ・・・急にどうしたんだ?
「推理クイーン、ミーナ様が解決してやるんだから」
す、推理クイーン・・・?
ケイティが呆れて、すぐに溜息をついた。
「ちょっと、ミーナ! あんた、危険なのは分かってるんでしょ?」
「うん、ルークの助手としてやりたいからさ・・・良いよね?」
ルークも溜息をついていたが、すぐに良いと答えた。
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