二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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東方×僕SS(凛々蝶達が幻想入り)
日時: 2012/04/25 19:10
名前: 佐久埜 (ID: AUhWJrzr)

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GREEによくいる佐久埜ですっ。
東方projectといぬぼくが好きです。

◇オリキャラ無
◇二次創作
◇BBA出まs(ピチューン)

こんな小説ですが、興味ある方はコメください。
GREEで見かけたら声かけてくださいね、

‐‐‐‐‐

第一話>>1   第二話>>2   第三話>>3





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Re: 東方×僕SS(凛々蝶達が幻想入り) ( No.1 )
日時: 2012/04/22 14:16
名前: 佐久埜 (ID: AUhWJrzr)






凛々蝶「誰だ」



突然、それは僕の部屋に現れた。
何の知らせもなく、突然。



紫「私は八雲紫…、そんな事はどうでもいいの」

凛々蝶「…八雲…?」



八雲…思い当たる人物はいない。
不審者か、でもそんなわけない。
ここは最強のセキュリティーを誇るメゾン・ド・章樫、妖館だぞ。
簡単には入っては来れないはずだ。



紫「白鬼院凜々蝶、貴方に用があるわ」



紫と名乗ったか、紫は笑みを浮かべると
空間を裂いたようなものを僕の前に出した。
両端はリボンで縛られており、中には無数の目がこちらを覗いていた。



凛々蝶「…なんだそれは」

紫「ふふ、貴方は知らなくていいわ。
さて…幻想郷に来てもらおうか」



幻想郷。
知らない名を口にすると、思考と視界が消えた。





Re: 東方×僕SS(凛々蝶達が幻想入り) ( No.2 )
日時: 2012/04/23 17:32
名前: 佐久埜 (ID: AUhWJrzr)






13時57分頃だったでしょうか。
僕は綺麗に整理された部屋を見て、呆然としていました。

凛々蝶様がいないのです。

さっきまで食事をしていた凛々蝶様がいない。
さっきまで笑っていたあの凛々蝶様がいない。
状況が飲み込めなかった。



双熾「凛々蝶…様…?」



…返事はない。
信じられない、夢なのか?
ああ、夢ならどんなによかった事か。



双熾「ど、どこです…凛々蝶様…」



ソファーにかけていた上着を退かす。
そんな所にはいない、わかっているのに。
わかっているのに。

クローゼットの中、テレビの裏、ベッドの下。
何分経ったなど、考えられなかった。
何度捜したって見つからない。
ぐるぐると部屋の中をを回り続けただけだった。



双熾「…っ」



涙を流す。
泣いてる場合じゃない。
そうだ…部屋の中にいるとは限らない。
マンション全てを捜しまわらねば。

絶対に見つけますからね、凛々蝶様。





Re: 東方×僕SS(凛々蝶達が幻想入り) ( No.3 )
日時: 2012/04/25 19:09
名前: 佐久埜 (ID: AUhWJrzr)






気付いたら、見知らぬ場所にいた。
どうやって来たのかわからない。覚えていない。
立ち上がろうとするが、体が言う事を聞かない。
フラフラしながらも歩くが、結局木にもたれかかってしまった。

ここは何処だろう。
近くの山か?
でも、こんな場所見た事ないし、来た事もない。
無意識に来てしまったのだろうか。



凛々蝶「…取り敢えず、家を探すか———」

?「そうはいきませんよ」



突然、前に現れた少女は、私を見下ろすように立っていた。
不思議な格好をしている少女だ。
頭には赤い山伏風の帽子をかぶっている。
コスプレだろうか…。



凛々蝶「…誰だ?」

文「私は清く正しい射命丸文です。以後、お見知りおきを」



文と名乗り、綺麗にお辞儀をする。
礼儀正しい人だ。
もしかしたら、帰る方法を知っているかもしれない。



凛々蝶「あの、聞きたいんだが———」

文「貴方は外来人ですね! 取材してもよろしいでしょうか!!」

凛々蝶「…」



話を遮られた…。
それにしても、外来人とはどういう意味だろうか。
…ここは現実世界ではないのか?
だとしたら…帰る方法は…。



文「名前をお伺いしてもよろしいでしょうか!!」

凛々蝶「…白鬼院、凛々蝶です」

文「写真を撮ってもよろしいでしょうか!!」

凛々蝶「…はい」



ああ、このままこの会話が続けば帰れないぞ!
早く聞かないと…。

…フラッシュが眩しい。
彼女は写真家だろうか。



文「…はい、有難うございました。お礼に」



文はカメラを元に戻すと、小さく微笑んだ。



文「ここで死んでもらいましょうか!!」






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