二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜お知らせ
日時: 2012/08/14 08:37
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)

プロローグ

私とロゴにいを乗せたバスが止まる
私達が降り立ったその町の名は−−稲妻町、この日本では数少ない、コトモノという言葉が未だに定着していない町。

コトモノ−−遺言詞と呼ばれる言葉によって脳が変質し、普通の人間とは別の形で世界観を捉えるもの達。私とロゴにいも、コトモノだった 。

これから始まろうとしているのは、とある夏の物語。


〜お知らせ〜

突然ですが、作者からのお知らせです

この小説に登場するキャラ達をイラストにしてみたいと思います

オリキャラでもそうでなくても構いません

作者は絵が下手なので、皆様に満足してもらうことはできないかも知れないですが、気軽にリクエストしてくれてOKです

特に期限はありません どんな絵にしてほしいのか、どんなキャラを描いて欲しいのかを書いてくれれば描けます

描いた絵はこのスレで見ることが出来るようにします

長々とすいません 時橋でした!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13



第二十四話 ( No.57 )
日時: 2012/09/23 15:48
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


「秋姉ッ!秋姉ッ!」
<インデックス>を押し退けて出てきた天馬は秋の身体をゆする

秋は全く動かない

「くっ…」
希緒莉は膝をついた
「天馬!」
神童達も駆け寄った
「希緒莉…」
希緒莉を見てロゴは言った

「秋姉…しっかり…」
天馬は秋をゆする
目を閉じて、秋は意識が無い

「<インデックス>、秋姉を…<インデックス>?」
<インデックス>に話し掛けるが、<インデックス>は返事をしない

その時

「なにしてんだよ、城霧」
声がした
天馬が向こうを見ると、一人の少年が立っていた
年は希緒莉と同じくらい、茶髪に金色の瞳をした少年だった

「…来也」
「撤退するぜ、[あの人]がお呼びだ」
「………」
よろよろと希緒莉は立ち上がる
「希緒莉!」
「…あばよ、ロゴ」
そう言い、希緒莉は天馬を襲った時のように消えてしまった

「…よう<インデックス>さん」
来也と呼ばれた少年が天馬に近づいて来た
「…お前らは一体何者なんだ?」
剣城は言った

『何者でもない』

倉庫中にその声が響き渡った
天馬は辺りを見回すが、来也以外に誰もいない

『知りたいか?我々がお前たちを殺そうとしている理由を』

「誰だ?!」
神童は言った
「…知りたい」
ロゴが言った

『2ヶ月ほど前、我々の元にある組織がやって来た、そして頼まれた <インデックス>を消してほしいと』

「その組織って、フィフスセクターか?」
剣城は訪ねる

『そうだ』

「狙いはサッカーの記録か」

『ああ、組織は我々が<インデックス>を消してやる代わりに、我々の計画を手伝ってくれると言ってくれた』

「計画?」
狩屋は言った

『組織の者を使って、街中で我々の開発した電波を流してもらう 電波をだす小さな機械を持って街中を歩いてもらった』

「電波って…」
天馬は呟く

『その電波は遺言詞治療者に作用する、遺言詞治療者は電波など脳にダメージを与える物に弱いからな』

「作用したら?」
ロゴが訪ねる

『作用したら、身体に影響が出る、それからは我々の電波に弱くなる お前ならわかるだろう?剣城京介』

「俺は…電波に…?」
剣城の目が見開く

『だからお前のような感染者は我々の操り人形なんだよ』

「じゃあ今いるシオルは…」

『電波によって生み出された偽物さ』

その時だった

近くのコンテナが爆発した

「な…」

『この倉庫は跡形もなく爆破する、逃げるなら早くした方がいい』

次々とコンテナが爆発していく
「待って!」
天馬は叫ぶ
「あなたたちの目的は?剣城を苦しめる理由は!?」

『…いずれ知るさ』

「天馬逃げるぞ!」
神童は天馬の腕を掴んだ
ロゴは秋を背負う

『…ヒントは、藍原翔馬だ』

「…!」
天馬は一瞬固まる
「松風早く!」
剣城にそう言われ、天馬は皆と一緒に走り出す

「…やれやれ」
そう言って、来也は姿を消した

Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜お知 ( No.58 )
日時: 2012/09/23 15:51
名前: 時橋 翔也 (ID: NihAc8QE)


ごめんなさい しばらくロックします

今は〜雷門の蒼きストライカー〜を書いてますが、ロックを解除してほしいという要望があれば考えます

本当にすみません
自信が無くなりました…

第二十五話 ( No.59 )
日時: 2012/12/13 23:51
名前: 時橋 翔也 (ID: 0T24nVPU)


「皆走れ!」
「くそ…燃えてきた!」
ロゴと剣城は言った
辺りは炎の海と化していた 熱い…
「<インデックス>何とか出来ないの?」
相変わらず、<インデックス>は返事をしない

「くそ!開かない!」
入り口にやって来た神童は開かないドアをどんどんと叩く
煙が発生してきた 視界が悪くなる

その時 突然ドアが開いた「よし!」
皆が次々と出ていく 最後に天馬が出ようとした時だった

天馬を倉庫に残してドアが再び閉まった
「天馬!!」
神童はドアを開けようとする だが開かない
「天馬くん!」
「天馬さん!」
ロゴと由紗美も叫ぶ
「松風っ!!」
「天馬くん!」
剣城と狩屋はドアをどんどんと叩く

次の瞬間、倉庫は大爆発した

——————

『…今日の午前11時半頃、旧稲妻コンテナ倉庫が爆発する事件が起きました』

『近くに倒れていた二十代女性は、稲妻総合病院に搬送されましたが、意識不明の重体です』

『警察は、焼け残った倉庫を調べ、爆発の原因は何なのか調べる方針です』

——————

天馬が倉庫から出ようとした時だった
ドアが急に閉まった
「え?」
開けようとするが、開かない

その時
「こっち」
声がした
振り返ると、そこには黒いマントを着た人がいた
「君は?」
「後で、今は逃げるよ」
黒マントは天馬の手を掴んで走り出す

何故か、炎が二人を避けている気がした
「ここから出て」
黒マントが指差したのは、穴が空いている壁だった 丁度大人でも外に出られそうだ

天馬はそこから外に出た 黒マントも出てくる
「逃げるよ、そろそろ倉庫が大爆発する」
そう言われ、天馬は黒マントと一緒に走り出した

その直後、倉庫は大爆発した

——————

「キャプテン達…大丈夫かな」
携帯でニュースを見ていた天馬は呟く

天馬がいるのは倉庫から少し離れた工場の近くだった
「大丈夫?」
しばらくすると黒マントも戻ってくる
「はい、これ…」
渡されたのは、スポーツドリンクだった
「ありがとう」
天馬は受け取った

「君…名前は?」
天馬は訪ねる
「………」
すると黒マントはフードを取った
天馬は目を見開く
「剣城…?」

そこにいたのは、紛れもなく剣城だった
「君が知っている剣城じゃないけどね」
黒マントは言った
あれ…
何か雰囲気が違う

「僕は…名前はシオルって言うんだ」

シオル…どこかで…
そして天馬は思い出す
「君は…剣城のコトモノ?」
「そうだよ」
シオルはうなずいた

Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜お知らせ ( No.60 )
日時: 2013/06/01 15:08
名前: 溶亜 (ID: oEQnR9WT)

はじめまして!溶亜といいます。
小説すごくおもしろいです!神ですね!その文才を分けてほs((殴
更新楽しみにしてます!(`・ω・´)

Re: 【イナGO】ランジーンコード〜不思議な夏の物語〜お知らせ ( No.61 )
日時: 2013/07/05 23:48
名前: 風龍神奈 (ID: tVOKPYTM)


 新たな作品見つけた!ww

 とっても面白い&神文だね〜!

 羨ましいよ。

 更新楽しみにしてる!


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13



この掲示板は過去ログ化されています。