二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- —薄桜鬼—胡桃砂糖
- 日時: 2012/06/13 20:23
- 名前: 赤林瀬菜 (ID: xEKpdEI2)
- 参照: http://kantei.am/my/167940/
夢の中で君は、悲しそうに笑って俺に言う。
「——、—」
聞きたくもない不吉な声音に俺は心が揺さ振られる。
お願いだ。離れないでくれ。行かないでくれよ。
俺を、俺を……置いて行かないでくれ——ッ—
♂♀
肉の塊。血の池。叫び声。
嗚呼、今日もだ。今日も、人が死んでいく。
それでも少女は何もしない。
ただただ、少女は今日も刀を振るう。
新選組のために。……永倉新八という一人の男のために。
「僕が誰かに殺されても、新八はそのまま我道を突っ走ってね。
だから—————・・・」
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- Re: 胡桃砂糖-—薄桜鬼—— ( No.1 )
- 日時: 2012/06/13 17:08
- 名前: カノン (ID: KjYpxfgY)
こんにちは!
はじめまして、カノンといいます。
薄桜鬼大好きなので、クリックさせてもらいました。
がんばってくださいね。応援してます。
あ、タメおkですか?
私はおkなので・・・・
では、また来ますね。
- Re: 胡桃砂糖——薄桜鬼—— ( No.2 )
- 日時: 2012/06/13 17:36
- 名前: 赤林瀬菜 (ID: xEKpdEI2)
カノン様、コメ有難うございます。
応援よろしくお願いします(^・^)
それと、タメでお願いします(#^.^#)
- ——薄桜鬼—— 胡桃砂糖 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/13 19:14
- 名前: 赤林瀬菜 (ID: xEKpdEI2)
「——土方さん、ここの書類、説明が足りていません。それと、判子、押し忘れています。永倉さん、遊んでないで仕事を片付けて下さい。
井上さん、この仕事の件でお話しがあります」
長々と皆に注意を言う少女。
弼 彌夜威(タスク マヨイ)は、新選組11番隊組長であって、真選組で唯一の女剣士である。
「彌夜威ちゃん、今日も性が出るな!」
大股で少女に近づいて来るのは、新選組局長の近藤勇である。
「——近藤さんじゃありませんか。丁度いい、少しお話ししたい事がありまして……。井上さん、後でで良いですか? すみません」
深々と丁寧に頭を下げる少女にたいして、何時も優しい顔をしている
源さんが、少し困った顔をして「頭を上げて下さい」と、オドオドしながら言う。
「——本当にすみません。……それでは、近藤さん、行きましょうか」
と、少女が近藤さんと別の部屋に入って行ったところで、場の空気は優しいものへと変わった。
「本当に、堅苦しいなぁ〜、彌夜威ちゃんは」
大袈裟に肩を竦ませているのは、真選組1番隊組長の毒舌&ドSで有名な沖田総司。
「だな。……ま、いいじゃねえか。新選組で唯一の女だぜ?
彌夜威はなんかよぉ、他の女と違うって言うか……」
これは新選組2番隊組長の永倉新八だ。
(……何かさ、この説明メンドイからやめて良ですか?ま、やめます。
- Re: —薄桜鬼—胡桃砂糖 ( No.4 )
- 日時: 2012/06/13 21:47
- 名前: 赤林瀬菜 (ID: xEKpdEI2)
- 参照: http://kantei.am/my/167940/
「——他の女と違う、というのは、如何いう意味ですか?」
突然、新八の背後から声がした。
嫌な予感と同時に、新八は後ろを向いた。
案の定、小柄で藤紫色の髪をした少女が殺気を撒き散らせて立っていた。
「え、い、いや。別に、変な事とかじゃねえからさ、そんなに殺気出すなよ」
冷や汗がツーっと、新八の背中を不気味になぞる。
「——冗談です。そんなに、怖がらないで下さい」
ほんの一瞬だけ、ニコリと笑う少女に、寒気を覚える新八等の人間。
「——敬語が嫌なら、今から僕なりのタメを使いますが」
その少女の一言に、書類を纏めていた土方さんの手が止まる。
それに続いて新八、沖田、平助、齋藤、の順に目を見開く。
「——大袈裟ですね、皆さん。そこまで驚く事ですか?」
少女もまた、大袈裟に肩を竦ませる。
「……いや、だって、手前、6年間此処で働いて一度もタメ使った事ねえじゃねぇか」
机に向かったまま、土方さんが彌夜威に言う。
「——大丈夫ですよ。多分。……でも、さっき言ったように、僕なりのタメですからね」
期待はしないで下さい。と、念を押して言う少女を無視して、皆は好き勝手
少女がタメを使うことについて話あっている。
「——……新八さん、仕事して下さい。てか、皆さん、仕事して下さい」
沈黙。
「……あのさ、その……それ、彌夜威なりのタメのつもり?」
沈黙を破ったのは、平助だった。
その一言に、少女の眉間はピクリと動く。
「——違うよ。さっきまでは敬語だった」
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